遺言相続専門の行政書士が考える、遺言書の法的要件に悩む前にしてもらいたいこと。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩（@jazzyshiroma）です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は１００件以上、相続相談は３００件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。
遺言書の法的要件を気にする前にすべきこと
遺言書を書く方、いわゆる遺言者と話していて感じるのは、遺言書を書く上で、法的な要件は二の次だということです。
遺言書を作成したいという方からのご相談を受けると、まず確認するの、なぜ遺言書が必要だと感じているのか？ということです。
そうすると様々なお話が出てきます。
「相続を円滑かつ円満に進めたい」
「自分の遺した財産で家族に争ってほしくないので、公平な財産分与をしたい」
「自分のお世話をしてくれたあの人に財産を遺したい」
「あの人には絶対に財産を遺したくない」
「自分の亡き後も家族に経済的な心配をさせたくない」
などなどです。
そんなお気持ちを書面に遺して、遺言者の死後にその財産分与の方法を実現するのが、遺言書なのです。
遺言書を書く上で、一番大事なのは、遺言者の自分の気持ちに気づいてもらうことなのです。
ですから、僕は遺言書を作成するお手伝いをするうえで、遺言書に色々とお話をお伺いするのです。
その結果を法的要件を備えた遺言書に仕上げていくのです。
ですから、法的要件の心配は二の次でいいと思っています。
それに、法的要件は決まっていますからね。
自筆証書遺言法的４要件
僕には相続・遺言カウンセラーとしての役割も求められている
そんな遺言書の作成過程ですから、僕がお話をお聞きする方は、喜怒哀楽をあらわにされることがあります。
泣き出す方、悲しむ方、怒り出す方そして楽しそうにする方もいらっしゃういます。
遺言書を書く作業は、過去の出来事や家族との関係を見直す時間なので、いろいろな思いがこみ上げてくるのでしょうね。
そんな中で、僕は遺言者のお話をよくお伺いし、お気持ちを大事にするとともに、法的要件を備えた遺言書の作成をお手伝いするのです。
遺言書を作成することは、少し時間はかかる作業ですが、貴方の人生や家族との思い出を振り返るとてもいい機会だと思うのです。
行政書士ジャジー城間恒浩。とあるイベントの相談会での一枚。
今日のJAZZ
ピアニスト、セロニアス・モンクの《‘Round Midnight》を紹介します。
モンクのソロ演奏ですが、モンク自信の作曲で、代表曲でもあるかもしれないですね。
独特の演奏で、好き嫌いは分かれると思いますが、僕はモンクが自分の曲を演奏してるので、聴いてます。
相続セミナー・説明会情報
自主開催セミナー
「わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ～幸せな相続の準備～ 説明会」
開催日時：令和３年２月２４日（水） 午前１０時から１１時２０分
開催場所：沖縄県教職員共済会館「八汐荘」（那覇市松尾1-6-1）
新型コロナウイルス感染拡大予防のため完全予約制となっております。
また、感染拡大防止のため中止することもありますので、ご承知おきください。
詳細がきまりましたら、改めて告知いたします。
ラジオ番組パーソナリティ
「ジャジーのＪＡＺＺタイム×幸せな相続相談」（ＦＭレキオＦＭ80.6ＭＨｚ）
毎月第１および第３水曜日２１：００～２１：５０放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組？」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。
城間 恒浩
