知ってましたか?1月13日は「遺言の意味を考える日」です。

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JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。 僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

行政書士ジャジー総合法務事務所

【新型コロナウイルス関係】

新型コロナウイルスに関する情報が多く出回っていますが、情報を集める際に参考にしていただきたいサイトをまとめましたので、参考にされてください。
個人向けの定額給付金、事業者向けの持続化給付金、融資や納税の猶予などの情報をまとめています。
参考にされてください。

遺言の意味を考える

本日は、秘密遺言公正証書の作成で、公証人役場に出向きますが、独り身の方が財産を遺したいと考え、遺言書を作成しました。
ご高齢なので、自筆は困難であり、公正証書遺言は費用面のことから僕が代筆可能な秘密遺言公正証書となりました。

遺言書の種類と特徴については、次のブログが参考になると思います。

参考ブログ「【遺言書の基礎知識】遺言書の方式と種類を知って、自分に最適な遺言書を作成しよう。

 

ところで、本日、1月13日は「遺言の意味を考える日」となっています。
2018年(平成30年)に一般社団法人・えがお相続相談室が制定したようです。

きっかけとしては、民法相続分野の大改正があり、2019年(平成31年)1月13日から段階的に施行されましたが、同日に施行されたのが「自筆証書遺言の要件緩和」でした。

改正前は、自筆証書遺言は全文を自書になければなりませんでしたが、改正後は自筆証書遺言に添付する「財産目録」はワープロ作成が可能となりましたし、全部事項証明書(不動産登記簿)や通帳のコピーの添付をすることでも良くなったのです。
ただし、財産目録などの添付する書類については、全てのページに署名と押印(遺言書に押印する印と同じ)が必要となっています。

また、語呂合わせもあったようですね。

「1月13日」
「遺言(いごん)の意味(いみ)を考える日」
「い(1)ごんのい(1)み(3)を考える日」

ということのようです。

「遺言」は一般的には「ゆいごん」と読まれることが多いかと思いますが、法律用語では「いごん」と読みます。
読みやすい方で読んでもらって構わないと思います。

遺言書

書きかけの遺言書

僕は相続と遺言書作成のサポートを中心にさせて頂いておりますので、日ごろからこのブログでも「遺言書の意義」を発信しています。

改めて遺言書の意義を

遺言書の意義

相続セミナースライド「遺言書の意義」

【遺言書の意義】

□生前に自分の財産の分与方法を指定

自分の築いた財産もしくは代々引き継がれてきた財産の遺し方を自分で決められるということはとても大事なことです。

□遺言者の最終意思なので、家族も尊重

万が一、相続人(遺族)に少々の不平不満があっても遺言書は遺言者(故人)の最終意思ですから、最大限尊重してくれると思います。

□遺言により、円滑な相続が可能

遺言書があるのとないのとでは、相続手続きのスピードや対応が全く違います。
もちろん、遺言書がある方がスムーズです。

□家族(遺族)の相続争いを回避

何よりも大事なことですが、家族が問題や相続争いに直面しなくていいということです。
もちろん、遺言書は完璧ではありませんが、遺言書があれば多くのケースでは円満かつ円滑な相続が実現されるでしょう。

 

相続は誰にでも起きるものです。
財産を遺す側であるだけでなく、財産を受け取る側になることもあるわけです。

「遺言の意味を考える日」は、とてもマイナーな記念日ではありますが、僕は専門家として、相続のことを考える良い機会になったらいいな、と思っています。

あまりにも相続に無関心すぎて、無用な、そして家族で争うという嫌なことが多々起きていますから。

遺言書の意味を考えてほしいですね。

僕は遺言書があることで、円満かつ円滑な幸せな相続が実現されると考えています。

円満かつ円滑な幸せな相続の準備 遺言書

円満かつ円滑な幸せな相続の準備 遺言書

今日のJAZZ

ピアニスト、ビル・エヴァンスの《It Might As Well Be Spring》を紹介します。
一言でいえば綺麗な演奏です。
二言目には言葉はなく、ため息が出ます。
エヴァンスの演奏をあれやこれや説明するような野暮なことはせずに、とにかく聴いてくださいよ、といいたい曲ですね。
こんな紹介文でいいのかと思いつつ、真剣にそんな風に思う演奏です。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和3年1月27日(水) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

※新型コロナウイルス感染の状況により、中止とすることもありますので、ご了承ください。

詳細はこちらをクリックしてください。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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