【エクスマ学院第5講】まさか美術がビジネスの考え方につながるとは・・・


JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。 僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

【新型コロナウイルス関係】

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エクスマ学院第5講「美術」

去った21日(水)は、僕の学ぶエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の主宰者藤村正宏先生の開校した「エクスマ学院」第5講にリモートで参加しました。

エクスマ学院は文化・芸術からビジネスにつながるヒントを得よう!という考え方から一見、ビジネスとは関係のないような文化・芸術を学ぶことで、気付きを得てほしいということが趣旨になるようです。

藤村先生はエクスマ学院を「学ぶ場であるけれども遊びのような場」と表現していましたが、藤村先生もスタッフも講師も参加者も皆楽しそうです。
藤村先生のおっしゃる「遊びのような仕事。仕事のような遊び。」「遊ばざる者、働くべからず。」を体験しています。

エクスマとは「モノを売るな、体験を売れ。」という基本的な考え方のもと展開されるマーケティングの手法の一つですが、ここ数年は藤村先生はSNS、ブログのビジネスへの活用やビジネスをする上での心の在り方などを伝えてくださいますが、その内容が多くの方に共感、指示されています。

最近、藤村先生はTikTokも始められていますが、若い方からも絶大な支持を受けています。
やっぱり師匠は凄いと思いつつ、誰が語るかがとても大事な時代なんだなと感じています。

決して世間に迎合するのではなく、自分の考えを分かりやすく、明確に五感に訴えて伝えることって、とても大事なんだなと、改めて感じています。

エクスマについて、知りたい方は藤村先生のブログをご覧ください。

エクスマ学院 第5講 スコット アーティストとは

エクスマ学院 第5講 学院長スコットこと藤村正宏先生「アーティストとは」

第5講は「芸術ってなんだ?」と題され、ルネッサンス以降の美術・芸術について座学があり、ゲスト講師によるワークタイムもありました。
美術を学問として初めて学んだように思います。
実際は学生時代に学んだかもしれないけど、まったく記憶にございません。

藤村先生は日ごろから「経営者とはアーティストたれ!」と話されています。
「なぜ、経営者がアーティストでなければいけないのか?」

ここ数年ですが、そのことを考えながら、藤村先生の言葉に耳を傾けていましたが、今回の講義でやっと腑に落ちました。
遅いですけど(笑)
「アーティストとは?ものごとの新たな価値を創出している人」のことだを藤村先生はいいます。

確かに芸術作品、例えば絵画やモニュメントなどは、よくわからないものもあるけど、多くの人がその価値を見出します。
アーティストは価値を生み出しているのです。

そして、経営者もビジネスで新たな価値を生み出し、お客様にその価値を見出してもらわなくてはならないのです。
その価値を伝えることも重要で、表現方法や伝え方など色々考えなくてはならない。

僕の仕事に落とし込んでみれば、行政書士は何ができる人なのか?相続の専門家というけど何ができるのか?行政書士に任せたら何が解決できるのか?をお客様に伝え、行政書士に仕事を依頼する価値を伝えなければならないと思います。

劇的に全く新しい価値を生み出すのは、とても難しい時代ですが、その価値に伝えてもらえるように伝えなくてはならないのだと思います。
お客様に価値を感じてもらえる伝え方、表現をしないといけないのだと思う。

今回の講義で、経営者がアーティストたれ!の意味が腑に落ちました。

エクスマ学院 第5講 スコット

エクスマ学院 第5講 スコットこと藤村正宏先生「スキルとセンスの違い」

では、価値を伝えるのにスキルばかりにこだわっていてもいいのでしょうか?

そうではないようです。
藤村先生のお話の中で、なるほど~と思ったのが「スキルとセンス」の違いです。

「スキルは競合するけど、センスは競争がない。」

スキル、言い換えれば技術は競合、競争に陥ってしまうことがあるけど、その人のセンスは競合するものではない。
センスは、その人の個性であり、表現であり、生き方なのだから唯一無二のものである、といったものだと僕は理解しました。

では、そのセンスを磨くにはどうしたらいいのか?
多くの人に共感してもらい、支持してもらうならば「いいセンス」を身に着けること、センスを磨くことはとても大事だと思います。

エクスマ学院 第5講 スコット センスを磨くために

エクスマ学院 第5講 スコットこと藤村正宏先生「センスを磨くために」

センスを磨くために
1.自分じゃなく相手に関心を持つこと
2.自分の好きなことに素直になる
3.本を読む 歴史を勉強する

藤村先生のセンスを磨く方法については、誰でもいつでも始めることができる。
でも、うまくいかないことはあるかもしれない。
そんな時は師匠藤村先生の姿を思い浮かべたいと思います。

美術を観る力から創造する力を身に着ける

第5講はテーマが「美術」でした。
ゲスト講師には北海道の釧路の大学で「美術教育」の教鞭をとるクレーこと篠木麻希先生のお話を初めて聴かせていただきました。

エクスマ学院 第5講 クレー プロフィール

エクスマ学院 第5講 クレーこと篠木麻希先生 プロフィール

とある男性の自画像を観て、男性の名前、国籍、仕事などを想像するワークもあったのですが、固定観念なく、その絵から得られる情報をもとに想像を働かせることをしましたが、観る人によって受け取り方が違い、面白かったです。

そして、感じ取る力は多くの情報を得る力につながることであり、美術も含め芸術作品は「考えるのではなく、感じること」に主眼を置いた方がいいとのお話があり、自分の感性を磨くのに感じ取る力は重要だな、と感じました。

僕は感性が鈍感なので、美術・芸術作品にも興味を持ってみてみたいと思っています。

エクスマ学院 第5講 クレー なぜ観ることが必要なのか?

エクスマ学院 第5講 クレーこと篠木麻希先生「なぜ観ることが必要なのか?」

また、篠木先生の講義やワークからビジネスにつなげることとして「もっとお客様のお話を聞く力を養いたい」と思いました。

僕の仕事は最終的には遺言書、遺産分割協議書や契約書を作成することです。
しかし、書類を作成することが目的ではなく、お客様の想いを実現することが、そのゴールです。

だとすれば、お客様の率直な考え、お気持ちを知ることが何よりも重要ですから、そのことを語ってもらえるように信頼される行政書士にならなくてはと思いました。

そんな感性も美術や芸術を観ることで養われるのであれば、大事なことだと改めて感じました。

エクスマ学院 第5講 クレー 3大巨匠から考える

エクスマ学院 第5講 クレー篠木麻希先生「3大巨匠から考える」

また、篠木先生が面白いことをおっしゃっていました。
「ジャジーはレオナルドダヴィンチだよ!」

「え~僕があの歴史上の偉人?」と思ったのですが、ダビンチは仕事を探している時に知識しかないのに机上の空論だけで「僕はこんな仕事ができる」と大ぶろしきを広げ多くの仕事を得てやり遂げたそうです。

なぜ、そこ僕に似ている方いうと僕はジャズ好きの行政書士を公言し、SNSやブログなどあらゆるところでジャズのことを発信していますが、ジャズには詳しくないのです。
でも、Googleで「ジャズ 編成」「ジャズ 那覇市」などで検索すると僕のブログが上位に表示されます。
僕を知っている人からすると「ジャズ好きの行政書士ジャジー」として認識されているんですね。

それに、行政書士として独立した時には遺言相続の専門家を掲げて開業しましたが、相続の経験は父と祖母の2件しかありませんでした。
しかし、学んだことや少ない経験でも僕にはこれしかできないと思い、遺言相続専門の行政書士として活動しています。

そのせいか、多くの相続、遺言のお仕事をいただき、様々な経験を積ませていただきました。
確かにレオナルドダヴィンチに似ているかもしれません(笑)

篠木先生、面白いお話をありがとうございました。

相手に興味を持ちアンテナの感度を磨く

藤村先生もこんなことをおっしゃっていました。
「自分のことにしか興味のない人は、相手のことに気づけない。相手に興味を持つからこそ相手も感じられるアンテナが磨かれる。」

プライベートもビジネスも相手に興味を持つことから関係性が生まれますよね。
まさか美術を学ぶことで、こんな境地に至るとは思いませんでした。

やっぱり、藤村先生は凄い。

エクスマ学院は来年1月の合宿で最終講となりますが、これまでずっとリモート参加ですから行きたいな。

今日のJAZZ

ピアニスト、ビル・エヴァンスの《In Love In Vain》を聴いています。
エヴァンスは最初のトリオメンバーであった、ベーシストのスコット・ラファロを交通事故で失い、新たにベーシストとして迎えたのが、チャック・イスラエルでした。
イスラエルの加入したトリオでの最初のアルバムが『Moon Beams』で、《In Love In Vain》も収録されています。
ラファロと確立したインタープレイがイスラエルにも引き継がれているようですが、僕にはその違いを感じられるほどの力が磨かれていません。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和2年10月28日(水) 午前10時から11時15分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

※新型コロナウイルス感染の状況により、中止とすることもありますので、ご了承ください。

詳しくはこちらをクリックしてください。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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