行政書士の主な仕事は許認可と権利義務関係ですが、具体的には?


JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。 僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

【新型コロナウイルス関係】

新型コロナウイルスに関する情報が多く出回っていますが、情報を集める際に参考にしていただきたいサイトをまとめましたので、参考にされてください。
個人向けの定額給付金、事業者向けの持続化給付金、融資や納税の猶予などの情報をまとめています。
参考にされてください。

新型コロナウイルス関連サイト

行政書士の仕事について

昨日、那覇税務署からスマホに着信がありました。
申請している「一般酒類小売業」の許可申請にかかる不備の連絡かな・・・と思ったんです。

ちなみにお酒の製造はもとより小売りや卸売りをするには税務署の許可が必要ですので、お酒の取り扱いを考えている方はお気を付けください。

電話口の酒類指導官は「申請いただいた免許申請の審査が終わりました。免許証を交付するので、日程調整させてください。」とのことだったんです。
僕は申請から3週間しかたっていないので、思わず「え⁉もう審査が終わったのですか?標準処理期間は2か月だったと思いますが・・・」と言ったのですが、指導官からは「城間先生の書類がしっかり作られていたので、審査もスムーズでした。」とのこと。

一般酒類小売業免許は初めての申請だったので、びっくりすると思に嬉しかったですね。
そして、コロナ禍の中、新たな事業に取り組み商売を継続しようとするお客様の気持ちが伝わったのかもしれないな、と思いました。
お客様にもお伝えしたところ、喜んでくださっていました。
本日、那覇税務署で免許証を受け取りお客様の元へ届けたいと思います。

ということで、酒類小売業の免許申請についても経験を積みました。

許認可関係は友人や知り合いからの依頼しか受けてませんが、相続・遺言と同じで、お客様に喜んでいただける仕事なのでいいものですね。

チラシ 困ったときは、行政書士に聞いてみよう! 沖縄県行政書士会

チラシ 困ったときは、行政書士に聞いてみよう! 沖縄県行政書士会作成。

行政書士の仕事は、とても幅が広いのですが、大きく分けると官公庁の許認可申請書類作成・申請代行と権利義務関係書類の作成に分けられます。

官公庁の許認可関係ですと、酒類小売業免許申請もそうですが、法人の定款関係、建設業許可、薬局・薬店の営業許可、民泊関係、補助金申請、自動車登録、飲食店営業許可、農地転用、介護事業所開設、外国人ビザ取得や小運送業許可などがあります。

多くの許認可関係が、いわゆる独占業務と言われていて、許認可関係で報酬を得て申請書類の作成や代行をできるのは行政書士しか認められていません。
官公庁の許認可関係は書類の酒類や量が半端ありません。
以前に個人から法人化に伴い薬局から薬店(医師の処方箋に基づく薬の処方ができない)への形態変更があったのですが、廃止して新規で薬店の許可を取る手続きには、薬関係の様々な規制や決まりがあるため申請書類の種類だけで30種類ほど作成しました。

最近では新型コロナウイルス関係での経済支援策である持続化給付金や家賃支援給付金がありますが、これも行政書士しか申請代行はできないこととなっています。

個人的な見解ですが、官公庁は許認可に係る申請書類や添付書類については、スリム化を目指すべきです。
そして、完全にオンライン化に切り替えるべき。
間違えないでほしいのは今の制度、運用方法のままオンライン化しないことです。
えらく複雑なシステムになり、誰も使わなくなると思う。

話がそれましたが、権利義務関係ですと、僕の専門とする遺言書の作成、遺産分割協議書の作成、内容証明作成、各種契約書作成や著作権関係などがあります。

一説によると行政書士の作成できる書類の数は1万種類以上あるといいます。
ですから、行政書士は自分の専門分野を絞り込むんですね。
中には依頼がある案件はなんでも受ける方針の行政書士もいますが、それはそれで間口も広くジェネラリストとしていい面もあると思います。
ただ、情報収集や申請ごとに労力を要するので、大変だと思います。

行政書士 公式キャラクター ユキマサくん

行政書士 公式キャラクター ユキマサくん

僕は行政書士として独立するときに経験していたことが相続しかなかったので、遺言・相続専門としたのです。
今、振り返ってみると最初から遺言・相続を専門として発信していたことはよかったと思っています。
その分野の専門家としてみてもらえますからね。

これからも遺言・相続専門の行政書士として活動することに変わりありませんが、友人や知人、お困りの皆様をご支援できることで、僕が対応できることなら専門以外の業務も受任していきたいと思います。

今回、一般酒類小売業免許の申請で、お客様に喜んでいただけたし、僕も業務を無事に終えられた充実感がで一杯ですから。

行政書士 ジャジー 城間恒浩

行政書士ジャジー城間恒浩。事務所の看板の前で。

許認可、権利義務関係や日常で困ったことがあったら、まずはお近くの行政書士に相談してみてください。
大抵の解決策が見つかります。

お近くの行政書士は日本行政書士会連合会のサイトで検索可能です。

今日のJAZZ

朝からムーディーな演奏を聴いてます。
サックス奏者ハンク・モブレーの《I should care》。
モブレーの”歌声”は甘美で、まろやか。
一日、まったり過ごせそうです。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和2年10月28日(水) 午前10時から11時15分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

※新型コロナウイルス感染の状況により、中止とすることもありますので、ご了承ください。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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