行政書士と司法書士の違いが分かりません。行政書士は何をする人ですか?


沖縄県那覇市は生ぬるい空気に包まれています。
室内にいると冷えるのですが、外に出ると少しもわっとする。
気温は21度あります。
昨日、北海道の北の方ではマイナス30度を超えたところがあるとか、気温差50度・・・
日本も広いですね。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

行政書士は何ができるの?

昨年の12月4日に「行政書士法の一部を改正する法律」が公布されました。
施行は公布の日から1年6か月後です。

主な改正の内容は次の通り。
1.法律の目的に「国民の権利利益の実現に資すること」を明記
2.社員が一人の行政書士法人の設立が可能となった
3.行政書士会による行政書士への注意勧告に関する規定の新設

一般の人にとってみれば法改正の一つにしか過ぎないかもしれないですが、僕ら行政書士には大きな改正です。

とはいえ、まだまだ行政書士の認知度は低いです。

「行政書士と司法書士の違いは?」「行政書士ってなんですか?」「行政書士って何するんですか?」などとよく質問されます。

司法書士は不動産や法人などの登記が専門分野となります。

しかし、これはチャンスだと思っています。
なぜかといえば、「行政書士」が何たるかを説明できるわけですから!

各都道府県の行政書士会を束ねる親玉の「日本行政書士会連合会」のHPに行政書士について説明があります。

(行政書士とは?) 日本行政書士会連合会HPより抜粋
「行政書士は、行政書士法(昭和26年2月22日法律第4号)に基づく国家資格者で、他人の依頼を受け報酬を得て、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。」

つまり、行政書士は、

1.国家資格者であり ⇒ 年に一度の試験に合格し、日本行政書士会連合会の名簿に登録する必要があります。
2.他人から報酬を得て以下のような様々な書類作成と提出手続きの代行ができます。
(1)役所に提出する許認可等の申請書類作成・提出手続き代理(例:建設業の許認可、風営法関係の届け出など)
(2)遺言書等の権利義務(例:遺産分割協議書、財産分与協議書など)
(3)事実証明書(例:著作権関係)
(4)各種契約書(例:請負契約書、委任契約書など)

行政書士が作成できる書類の数は、10000種類以上あると言われています。
これだけあると、率直に行って、自分たち行政書士も、すべてに対応することは不可能です。

ですから、行政書士は、自分の専門の分野を絞ることとなるのです。

そして、行政書士には、もう一つの特徴があります。
それは、仕事の幅が広いことによるものだと思います。
行政書士に何かしら相談事をすると大概の場合、解決策が見つかります。

何もすべての相談されたことを行政書士が手続きできる、代行できるということではありません。
行政書士はその仕事の幅が広いため、世の中の法令の絡み具合を良く知っているのです。

例えば、
「相続した建物や土地の名義変えたいけど、誰にお願いしたらいい?」  ⇒ 司法書士
「相続税の申告はだれに任せるの?」 ⇒ 税理士
「会社設立したいけど、どうしたらいい?」 ⇒ 定款作成は行政書士、設立登記は司法書士
「会社で、社会保険に加入しないといけないけど誰にお願いするの?」 ⇒ 社会保険労務士
「従業員に残業の未払いについて、労基署に訴えられた!どうしたらいい?」  ⇒ 社会保険労務士
「凄いこと開発したけど、特許とりたい!!」 ⇒ 弁理士
などなど、身近で起こった問題を相談すれば、たいていの場合、誰に相談すればいいのか、どこに行けばいいのかを行政書士は教えてくれるはずです。

行政書士は「あなたの街の頼れる法律家」と言われる地域に密着した法律家なのです。

他の士業に比べるとカバーできる範囲が圧倒的に多いことから、他の士業との連携も必要になるため、物事の解決方法を自然と身に着けるのかもしれません。

行政書士ジャジー総合法務事務所の看板の前での一枚。

行政書士ジャジー総合法務事務所の看板の前での一枚。

また、行政書士は他の士業に比べて垣根が低いと思います。
「あなたの街の頼れる法律家」を標榜してるのですから、相談しやすくないといけません。

僕も事務職のサラリーマンを20年ほど経験した普通の40代半ばの中年です。
社会に出て、それなりの経験もしてきましたし、多くの人と関わってきましたので、世の中の酸いも甘いも多少なりとも知ってるつもりです。

ですから、何かあったらまずは、僕ら行政書士に相談してみてください。
何かしらの道筋はつけてくれることでしょう。

行政書士は、あなたの”不安”、”不便”、”不満”、”不思議”を解決してくれる人だと思います。
ちなみに、僕は、相続と遺言を専門としてます

行政書士は相談された内容を他人に口外しない、守秘義務を負ってますので、ご心配なさらないで下さい!
あなたの秘密は守られます!

ここまでブログを読んでも「行政書士は良くわからん!」という方は、行政書士のマスコット・キャラクター「ユキマサくん」に相談してみてください!!

彼なら解決してくれるはず(笑)

行政書士 公式キャラクター ユキマサくん

行政書士 公式キャラクター ユキマサくん

今日のJAZZ

事務所で仕事をしながらYoutubeでジャズを聴いてます。
ピアニスト、レッド・ガーランドの《Red In Bluesville》を聴いてますが、軽快な演奏で、気持ちがいい。
仕事がはかどりそうな感じです。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和2年2月27日(木)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「2/27セミナー参加申込」と入力お願いします。
本文にはご参加者人数、お名前と連絡先(電話番号)のご記載をお願いします。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリックしてください。

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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