仕事も人生も見ている人によって左右されることもあるから気を付けないとね。
「お前はどうしようもない。生きる価値もない。哀れで惨めで悲惨な馬鹿だ。救いようがないジャンキーだ、かわいそうな畜生さ。ちょっとでも救いがあるなら、デトロイトじゅうで痛めつけてやるんだが・・・・・。だがな、これだけは言っておくぞ。もしあの娘をまた、食い物にしたら今度は承知しないからな。このジャンキー野郎!」
(マイルス・デイビス自叙伝Ⅰより)
ジャズの帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィスがアメリカのデトロイトのギャングに言われた言葉です。
麻薬の常習者となり、薬を買うために女性からお金を貢がせていたころがありました。
その状況を見ていたギャングがマイルスに言い放った言葉です。
マイルスは、この言葉にかなり衝撃を受けたそうです。
心身ともにボロボロのマイルスが麻薬から抜けられたのは、当時プロボクサーとして活躍していた元世界ミドル級および世界ウェルター級チャンピオンシュガー・レイ・ロビンソンの姿を見ていたからだそうです。
ボクシングに真摯に取り組み、仕事を責任をもってするリング上のシュガー・レイを見て、マイルスも自分自身をしっかりコントロールしないといけないと思ったそうです。
そこから、マイルスは麻薬から抜け出す努力をして、クリーンな体になるようですが、やめたのはヘロインで、コカインはその後も続けていたとか。
それでも俺はクリーンになったというマイルスの考え方には、僕ら常人には理解できないですね(笑)
当時の多くのジャズメンは麻薬に溺れていたそうで、破滅的な人生を歩む者が多かったのです。
こんにち!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
誰かしら導いてくれる人がいるか?
冒頭に紹介した元プロボクシング世界チャンピオンのシュガー・レイ・ロビンソンの強さはものすごいものだったそうです。
ウィキペディアには「ミドル級において成し遂げた同一階級での世界王座5度獲得は、階級や統括団体が増加した21世紀のボクシング界においても並ぶ者がない大記録である」と紹介されています。
シュガー・レイにはとても優秀なトレーナーがいたそうですが、トレーナー以外にアドバイスをもらっている人物がいたそうです。
その人物はニューヨーク・マンハッタン116丁目のボクシングジムにいた高齢の黒人男性だったそうですが、練習するシュガー・レイにいつもそっとアドバイスしていたそうです。
シュガー・レイはそのアドバイスにうなづき、練習をしていたとか。
優秀なトレーナーもいたけど、トレーナー以外にも導いてくれる人がいたんですね。
一時期、マイルス・デイヴィスにもそんな存在がいました。
ジャズピアニストであり、編曲家のギル・エヴァンスです。
マイルス・デイヴィスの知恵袋ともいわれ、1949年-1950年にかけて発表されたクール・ジャズ誕生のきっかけを作ったマイルスのアルバム『クールの誕生』の編曲家として、加わっています。
マイルスは音楽を追求することをとても大事にしていて、いつも新しい事へ挑戦していました。
そんな時に相談する相手であり、音楽について意見を交わす相手がギル・エヴァンスだったのです。
ギル・エヴァンスがいたからこそ、マイルスが新しいことに挑戦し、成功したことも多々ありました。
もちろん、マイルスは音楽が好きで、いつも進化したいと考えていたからこそ、そういった相手も見つかったのだと思います。
熱い心をもって、何かに夢中になって取り組むんでいると誰かしら刺激を与えてくれる人、導いてくれる人が出てくるんでしょうね。
マイルスの生き方を見ているとそんな気がします。
エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)
僕にも導いてくれる人がいます。
僕の学ぶエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の創始者藤村正宏先生です。
エクスマとは「モノを売るな!体験を売れ!」という基本的な考え方のもと展開されるマーケティングの手法です。
これまで紙の販促物、POP、ネット、ブログやSNSのビジネス活用について、伝えてこられていた藤村先生ですが、最近は「仕事や人生における大事なこと」と伝えています。
セミナーなどで藤村先生が良くおっしゃる言葉です。
「僕がなんでエクスマをやってるか言うよ!世の中には仕事がつらいと思っている人が多い。でも、仕事は自分が得意なことをして人の役に立つこと。だから、仕事を楽しむ。周りにも影響していくと、日本はどんどん良くなるんだ!仕事は本当は楽しい!ってことを伝えたいんだ!」
(エクスマ塾大先輩の橋本亨社長のブログより引用)
仕事は自分の得意なことで、誰かの役に立ち、楽しむことが大事なんだということです。
僕も昔は仕事は辛いもので、厳しいもので、我慢の連続で、人間関係が面倒くさくて、わがままばかり言うお客さんに対処し、しょうもない上司と付き合うために、諸々の我慢の対価として給料を受け取っているのだと思っていました。
しかし、藤村先生に出会い、エクスマを学び、エクスマを実践している先輩方と接すると仕事や人生を楽しむことの大切さに気づかされました。
藤村先生は、大人が与える子供たちへの影響にも言及されます。
「仕事は辛い。厳しい。嫌だと言いながら仕事をしている暗い顔の大人を見るよりも、仕事は楽しく、やりがいがあり、イキイキと働いている大人の姿を見れば、子供たちは早く社会に出たい、と思うようになるんじゃないかな。仕事は楽しいを子供たちにも伝えよう。」
といった趣旨の話をされます。
僕にも息子が二人います。
子供たちが社会に出て、これから仕事をする上で、いろいろ辛い事や大変なこともあると思いますが「仕事は楽しいんだ!」ということを伝えられたらと思います。
僕にとって、藤村先生は、マイルスにとってのギル・エヴァンスなんですね。
ま、僕はマイルスにはなれませんが、ジャジーとして、スコット(藤村先生)に導かれてます。
藤村先生のセミナーでの話やSNSの投稿、ブログ、メールマガジンや発信を僕自身への状況に置き換えて、耳を傾け、実践していきたいと思いますよ。
今日のJAZZ
クール・ジャズは白人による白人のためのジャズと言われていますが、実際は黒人であるマイルス・デイヴィスが作り出したものです。
アルバム『Birth of the Cool』(クールの誕生)は、クール・ジャズの誕生のきっかけとなったアルバムです。
アンサンブルに重きを置きつつ演奏するジャズでしたが、決して新しい手法ではありませんでした。
クロード・ソーンヒル楽団などの演奏にはアンサンブルの要素が入っていて、マイルスはソーンヒル楽団の演奏をヒントにしたといいます。
マイルスのアルバムですが、アレンジャーとして、クロード・ソーンヒル楽団で編曲家をしていたギル・エヴァンスとジェリー・マリガン、さらにピアニストのジョン・ルイスがアレンジャーとして加わっています。
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