気づいてほしい。「私には財産がないから相続は関係ないね」という方が問題・争いの種を植え付け、大事に育ててしまっていることに。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えを書いています。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。
「私には財産がないから大丈夫」が一番危ない
僕が行政書士として、独立してから専門としている「相続・遺言書」であると話をすると、多くの人が「私は大した財産はないから大丈夫だな~」とおっしゃいます。
実は、これが認識の誤りなんですよね。
財産がないとは言ってますが、聞いてみると、小さいなりとも土地や建物、株や預貯金はある程度、あるんですね。
それは、財産がないとは言えないのです。
多くの相続争いはそんな家庭で生まれているんです。
令和2年度の数字ですが、家庭裁判所に持ち込まれる、遺産分割事件の約76%は遺産総額5,000万円以下となっています。
中には遺産価額が100万円ほどで裁判までしている人たちがいると聞きます。
これはお金の問題ではなく、感情の問題に発展しているからです。
相続は世の中の2大トラブルであるお金と人間関係の問題が一緒にやってきますからね。
小さくても不動産があり、少しでも預貯金がある家庭が大抵争っているんです。
まずは、相続争いは「どこの家庭でも起こり得る」ということを認識することです。
そして、家族が争わないような予防策を講じることです。
相続争いの最大の予防策は、遺言書を書くことです。
完璧とはいえませんが、多くの相続問題や争いを予防してくれるでしょう。
「僕は財産がないから大丈夫!」と思った方ほど考えてほしいですね。
そんな考え方が相続争いの種を植え付けていることに気付いて欲しいのです。
相続を甘く見ることなく、事前準備をしてもらいたいと思います。
今日のJAZZ
サックス奏者スタン・ゲッツの《A Handful Of Stars》をB.G.M.にブログを書いています。
たまたまネットで見つけた演奏ですが、落ち着いた演奏でいいですね。
ゲッツの低音に癒されます。
相続セミナー・説明会情報
自主開催相続セミナー
「わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~」
開催日時:令和4年5月28日(土) AM10:00~11:20(80分)
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)
定員:8名
参加費:2,000円(税込)
お申込み・お問合せ:
行政書士ジャジー総合法務事務所
098-861-3953
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ラジオ番組
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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