【マイルスの6選】僕がマイルス・デイヴィスから学んだこと。そして、好きな演奏。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。 僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。
【新型コロナウイルス関係】
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マイルスから学ぶこと
昨日は2度目のトランぺッター、マイルス・デイヴィスの生涯を描くドキュメンタリー映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」の鑑賞で、那覇市の桜坂劇場へ出かけてきました。
ジャスを知るならマイルスのことを知ればいい。
マイルスのことを知ればジャズのことが分かる。
僕はマイルスについて、こんな風にインプットされてましたから、沖縄での上映開始を楽しみにしてました。
1回目はこの人は誰?この演奏はなんだったっけ?と考えながら見てたのですが、2回目の鑑賞ではパンフレットを購入して読み込んでいたので、映画に集中できました。
マイルスの印象と言えば、ジャズの帝王、トランぺッター、天才、凄まじい探求心、気難しい、怖い、差別に敏感、関係する女性が多い、薬中、他人に興味がない、好き嫌いが激しいなど、色々ありますが、どれもあたっているけど、どれも一面だと思います。
僕は実際にあったことがないし、話をしたこともない。
もし、会えて、話す機会があったとしても、まともに話なんてできないでしょう。
無視されるか「So What?」(だから何?)と言われるのが関の山でしょう(笑)
だから、今回の映画のように、マイルスの近くにいた家族、友人、恋人や仲間の声を聴けるのは貴重です。
僕の持っているマイルスの印象と映画の中で語られるマイルスの印象はほぼ一致します。
でも、全てではない。
マイルスの生き方を知っている人たちは、マイルスの心の奥に抱えた、触れたものにしかわからないような感覚があると思います。
マイルスは生涯をかけて、音楽に打ち込みました。
途中、トランペットを持たない時間があったり、第一線から離れたこともありましたが、その都度、カムバックし、世界を驚かせた。
過去を振り返らず、新しい、自分の納得する音楽を探求し続けたマイルスは、四六時中音楽のことを考えていたそうです。
僕はマイルスの言葉や演奏から多くのことを学んでいます。
ビジネスにも人生にも役立つことです。
マイルスは音楽が好きだったんだろうと思う。
でないとあんな人生は送れないでしょう。
それと同時に、好きすぎて狂ってしまうこともあったんでしょうね。
僕は好きなことのためにどれほどのめりこめるのだろうか?
その好きなことで、狂ってしまうことがあるのだろうか?
自問自答しますが、頭で考えても答えは出ないですね。
マイルスのように、今の自分に満足せず、絶えず前を向いて進むしかないのでしょうね。
人生は程度の差はあれ、前に進むしかないのです。
マイルスから学んだうちの一つです。
ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
今回はマイルスのドキュメンタリー映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」の沖縄上映を記念して、マイルス特集でした。
僕の好きなマイルスの演奏を紹介しています。
ちなみに《》内は曲名、『』内はアルバム名です
マイルス・デイヴィス《Flamenco Sketches》
今週はトランぺッター、マイルス・デイヴィスの演奏を紹介したいと思います。
今日(11/10)は《Flamenco Sketches》を紹介します。
ジャズのレコード・CDで驚異的なセールスを記録し、未だに売れ続けているアルバム『Kind of Blue』に収録されています。
本アルバム収録に参加したピアニスト、ビル・エヴァンスの作曲と言ってもいいようですが、穏やかで気持ちのいい演奏です。
マイルス・デイヴィス『Birth of the Cool』
先日、トランぺッター、マイルス・デイヴィスの生涯を描いたドキュメンタリー映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」を観ました。
その映画のタイトルともなっているアルバム『Birth of the Cool』を聴いています。
マイルスが23歳~24歳の頃にノネット(9人編成)で収録した演奏で構成されています。
当時のジャズはサックス奏者チャーリー・パーカーを中心にビ・バップと呼ばれるソロ演奏、即興性が中心となるセッションが多かったのですが、一般人が聴くには難解になってきていたようですし、マイルスも違う方向性を探していたようです。
そんな中、アンサンブル、調和を終始した「クール・ジャズ」の模索が始まり『Birth of the Cool』はクール・ジャズの幕開けを象徴する作品となったそうです。
マイルスは、いつも新しい音を求めていたんですね。
マイルス・デイヴィス《‘Round Midnight》
今週はトランぺッター、マイルス・デイヴィスの特集です。
マイルスが1955年にプレステッジからコロムビアに移籍しますが、移籍第一作目のアルバムタイトルともなった《‘Round Midnight》を紹介します。
当時、マイルスの移籍はすったもんだ末に実現したのですが、コロムビアがマイルスを誘うきっかけとなったのが’55年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでの《’Round Midnight》だったそうです。
ミュートの聴いたマイルスの音色は、それは見事だったようですよ。
その年のニューポート・ジャズ・フェスティバルは、亡くなったサックス奏者チャーリー・パーカーの追悼コンサートでもあったそうです。
マイルスはパーカーのに多くのことを学びましたからね。
その時の演奏も見えない力が働いたのではないでしょうか、と思うのは僕だけでしょうか。
マイルス・デイヴィス《My Funny Valentine》
ジャズの帝王と呼ばれたトランぺッター、マイルス・デイヴィスは1955年にプレステッジからコロムビアへ移籍しますが、すったもんだがありました。
マイルスは、プレステッジとの契約が残っているにもかかわらず、コロムビアと契約してしまったのです。
プレステッジからすると「マイルス、おいおい」といった感じですよね(笑)
マイルスは、大手で、レコードも売れ、お金ももうかるだろうと考え、早く移籍したかったんでしょうね。
そこで、マイルスと両レーベルが話し合い、プレステッジの残りの契約を満たすようなレコードを作成することで折り合います。
ただ、マイルスは早く終わらせたい。そこでマイルスが考えたのは、収録をライブのように録音することでした。
当時のジャズメンは一晩に何ステージも演奏して何十曲も演奏することがあったようです。
「ライブと同じようにスタジオで演奏して、録音すれば早く終わるんじゃん」とマイルスは考え、1955年5月11日に13曲と10月16日に12曲の合計25曲の収録をしたのです。
マイルスの初めてのレギューラー・バンドで第一期クインテットでの収録でした。
マイルスに加えジョン・コルトレーン(サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)のそうそうたるメンバーです。
マラソン・セッションで製作されたレコードは『クッキン』、『リラクシン』、『ワーキン』、『スティーミン』の4枚で、1956年から1961年の間に順次発売されたそうです。
今日(11/13)は1956年に4枚のレコードのうち最初に発売された『クッキン』から《My Funny Valentine》を紹介します。
イントロのガーランドのコロコロと転がるようなきれいなピアノの音が好きなんです。
マイルス・デイヴィス《Milestones》
今週はトランぺッター、マイルス・デイヴィスの演奏を紹介しています。
僕の好きな演奏を紹介しているわけですが、元気の出る演奏の一つに《Milestones》があります。
テンポが良くて高揚感を得られる演奏です。
マイルスのトランペットの音色も澄んでいて伸びやか。
気持ちのいい演奏です。
マイルス・デイヴィス《You’re My Everything》
先週火曜日(11/10)からトランぺッター、マイルス・デイヴィスの演奏を紹介してきましたが、最終日です。
《You’re My Everything》を聞いています。
冒頭ではメンバーの会話も収録されていて、演奏が始まり、一旦止めて、演奏しなおす様子も入っています。
「あなたは私の全て」といったタイトル曲だと思います。
マイルスは生涯多くの女性との付き合いがあったようですが「あなたは私の全て」というような女性は数少なかったようです。
様々な経験をしたからこそマイルスの演奏には想いがこもり、人を惹きつけるのかもしれないですね。
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