遺産分割事件の約76%が遺産価額5,000万円以下。大金持ちの家庭で事件は起きているわけではないのです。
曇り空でなんともはっきりしない天気の沖縄県那覇市です。
スカッと晴れないかな?(笑)
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
財産が少しでもあれば遺言書は書くべきです
相続争いは金持ちの問題だと思っていませんか?
実はそれは間違いなのです。
家庭裁判所に持ち込まれる遺産分割事件の約76%が遺産額5,000万円いかとなっており、なかには100万円ほどの遺産を巡って争っている事例もあるようです。
5,000万円の遺産といえば自宅の不動産があり、預貯金が幾ばくかあればそれくらいの評価になると思います。
僕にとって見たら高額ですが、恐らく大金持ちの家庭であるということにはならないでしょう。
一般的な家庭だと思います。
では、一般の家庭がなぜ遺産を巡る争いを起こしてしまうのでしょうか?
僕なりに考えてみますと、相続人はお金に関して様々な事情を抱えている上に、相続人同士での感情的な問題があるからだと思います。
お金の問題は人の目を曇らせることもあります。
人は様々な事情でお金が必要です。
住宅ローンの返済、子供の教育費、遊行費、将来の貯蓄、お金に目がない人もいるでしょう。
また、人間関係においては家族だからこそ積年の恨みが相続の時に吹き出してしまうこともあるのです。
相続は、世の中の争いごとの2大要素である人間関係とお金が絡んできます。
ですから、一般の家庭でも争いは起きやすいのだと思います。
僕は相続争いを予防する方法として、遺言書を書くことをお勧めしています。
遺言書は故人の最終意思ですから、ご家族も尊重してくれるでしょう。
もちろん、遺言書が万能で完全だとはいいませんが、あるのとないのとでは違ってくると思います。
遺言書があれば、基本的にはその方向で相続することが話し合われるでしょう。
ただ、遺言書がないと全くゼロから話し合いをしないといけないために、家族と言えどもお金の話をするのは案外大変です。
皆が何を考えているのかわからず、探り合いになったり。
逆に自分の主張を強硬にする人がいたり。
全く話し合いの土俵に乗ってこない方もいたりします。
財産を築いた人、または財産をご先祖様から承継してきた方々には、相続のことも考える責任もあるのではないかと思います。
自分の築いた財産で家族が争うようなことがあってはならないですよね。
円満かつ円滑な相続のためにも、なにより大事なご家族のためにも遺言書を書いてくださいね。
今日のJAZZ
ジャズはバラードに限ると思って聴いていた時もありました。
実際、ジャズのバラードはとても心地よい。
今日はピアニストのレッド・ガーランドが演奏するジャズスタンダードとして定着している《Since I Fell for You》を紹介します。
ベースのポール・チェンバースとドラムスのアート・テイラーとのトリオによる演奏。
心にしみますね。
【相続セミナー・説明会情報】
「誰でも取り組める終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」
【開催概要】
◇開催年月日:平成31年1月30日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください
【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「1/30セミナー参加申込」と入力お願いします
【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
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【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
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