【ジャズ初心者に聴いてもらいたい6選】ジャズ初心者の僕が思うにジャズは昔の演奏を聴くと初心者は楽しめるんじゃないかな。
今日は敬老の日でしたね。
我が家の母親も71歳のおばあちゃんなので、日ごろの感謝の気持ちを伝えつつ、浦添市港川に6月下旬にオープンした日本そばの店「和ノ実」でランチに行ってきました。
北海道産のそばの実を石臼で曳き手打ちするそばは歯ごたえがあり、コシがあって香り高い。
野菜の沢山使われたかきあげもサクサクで美味しいですし、めんつゆもこだわって作られています。
友人のお店ですが、お世辞抜きで美味しいですよ。
また、店内の内装はオシャレで、落ち着きますし、ランチタイム中はジャズが流れていて、素敵な空間です。
浦添市で美味しい日本そばを食べるなら「和ノ実」をお勧めします。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
ジャズ初心者に聴いてもらいたい作品
僕のブログでは毎日「今日のJAZZ」と題して、ジャズを紹介させてもらってます。
その日の気分で聴いているジャズをつらつらと紹介しているのですが、どうしても昔のジャズ、1940年代から1960年代位のジャズを聴いてます。
そうなると演奏に参加しているのは昔のミュージシャンが多くなり、ジャズ初心者の僕としては有名どころを聴くことが多いですね。
まだまだジャズの知識も少なく、曲、演奏、ミュージシャンのこともあまり知らないので、往年のミュージシャンの曲やアルバムを聴くことが自然と多くなりますね。
ま、そのほうが間違いもないですし、まずはその時代のジャズを学ぶこと、聴くことで、ジャズの歴史やジャズの本質を知ることができるように思います。
ジャズ初心者の僕が、ジャズを楽しむきっかけになったのは、メンバーも良く知らない、イギリス民謡のジャズアレンジのアルバムを聴き、ジャズのベストアルバムを聴くようになり、ジャズの巨人たちのことを知り、年代ごとのジャズの違いがおぼろげながらわかってきて、今の僕のジャズの好みができてきています。
ジャズを楽しみたいなと思っている初心者の方には、同じような順番で、ジャズを聴くとジャズの楽しさに気付いてもらえるかもしれないですね。
いきなりマイルス・デイヴィスの晩年のフュージョンなんかを聴くと、これはジャズなのか?と混乱してしまうと思いますから(笑)
ということで、まだまだジャズ初心者の僕は過去6日間に聴いていたのは、往年のジャズメンたちの名盤、名演でした。
今日紹介する作品を聴くとジャズの楽しさに触れることができるんじゃないかな。
では、月曜日恒例の過去6日間に紹介したジャズのまとめです。
ちなみに《》内は曲名、『』内はアルバム・レコード名です。
マイルス・デイヴィス『Kind Of Blue』
最近読んだネット記事で、ジャズミュージシャン、作曲家、文筆家として活躍されている菊地成孔さんのジャズの古典の代表作についてインターヴュー形式で答えているのを読みました。
そこで紹介されていたのがマイルス・デイヴィスのアルバム『Kind Of Blue』です。
モダンジャズの傑作と言われ1959年にリリースされてから様々な形式で今も売れ続けており、累計販売枚数は1,000枚を超えるベストセラー作品です。
ジャズファンでなくても聴いたことがある演奏があると思います。
菊地成孔さんが古典ジャズの代表作として『Kind Of Blue』を紹介した理由は、整理された清潔な音がこの作品にはあるといったことです。
ジャズは、なんとも理解しがたい雑然とし、混とんとしたもありますが『Kind Of Blue』は夫々のミュージシャンの演奏が調和がとれ整理され、清潔な音に聴こえる。
ジャズがクールでアート作品になったターニング・ポイントであるとの菊地さんの見解です。
僕もジャズを聴き始めてから、やはりマイルスは外せない存在で様々な作品を聴いていますが、初心者の僕にとっても『Kind Of Blue』はとても聴きやすく、心地よく、ジャズらしさを感じました。
僕もしばらくはこの作品を繰り返し聴いて、整理された清潔な音に身をゆだねてみたいと思います。
リー・モーガン《The Sidewinder》
僕の名刺はジャズ好きを表現するために、トランペッター、リー・モーガンのアルバム『The Sidewinder』のジャケットをオマージュして作成してます。
僕の尊敬する師匠藤村正宏先生のお勧めだったから。
写真は友人で美容室オーナーの松島亘さんに撮影してもらって自分でデザインして作成しました。
我ながらいいできです(笑)
名刺交換すると10人中8人くらいはかなり関心を持ってくれて、最初の話のネタになります。
ジャズ好きの遺言相続の行政書士として、印象が強く残るようです。
好きなことを発信して、専門を絞って行政書士をしている僕は自分の個性をあらゆる媒体を使って、できるだけお伝えしたいと思っています。
そして、リー・モーガンのジャズ・ロックと言われる《The Sidewinder》もとても個性的。
モーガンのトランペットもいいのだけど、バリー・ハリスの小気味良い軽快なピアノ演奏も好きです。
誕生日の今日(9/12)はリー・モーガンの演奏を聴きながら過ごしたいと思います。
アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ《Moanin’》
昨日(9/12)のこのコーナーでは、トランペッターのリー・モーガンのノリのいい代表作を紹介しましたが、今日(9/13)はリー・モーガンが参加していたドラマーのアート・ブレイキーが率いるジャズ・メッセンジャーズの《Moanin’》を紹介します。
分類するとすれば、ブルース色の強いゴスペルの要素も加わったファンキー・ジャズの代表作と言えます。
ピアニストのボビー・ティモンズの作曲ですが、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ピアニストのボビー・ティモンズ、サックス奏者ベニー・ゴルソンとベーシストのジミー・メリットのカルテットの演奏です。
なんとも印象的なフレーズで、僕もジャズを真剣に聴く前から知っていた少ない曲のうちの一つです。
作曲はピアニストのボビー・ティモンズ。
お恥ずかしい話で恐縮ですが、最初はタイトルは「Morning」(朝)だと思っていたのですが、ジャズを聴き始めて調べていくと「Moaning(Moanin’)」は「うめき」の意味で、人種差別などによる黒人の嘆き、苦しみを表現しているようです。
演奏自体は、そんな暗い感じはせず、僕は逆に爽やかさを感じるくらいです。
デクスター・ゴードン《Broadway》
ジャズが好きになり、本場ニューヨークでジャズが聴きたくて初めて渡米したのが2010年。
父親が亡くなった年でした。
初めてのアメリカ、そして海外一人旅、ワクワクしながら計画を緻密に立てていて、宿泊するホテルもかなり悩んだ。
ニューヨークのホテルは部屋貸しで一人で行くと高くつくかんじがした。
だからと言って、ユースホテルや共同トイレ、共同風呂のホテルは避けたいと思って決めたのが4泊5日で11万円位だったと思う。
沖縄から成田を経由してニューヨークを往復する航空賃とほぼ一緒だったはず。
ニューヨークと言われて思い浮かんだのが「ブロードウェイ」。
ミュージカルも観たかったからその名前が浮かんだのかもしれない。
ブロードウェイはミュージカルの劇場が集まる場所だと思っていたけど調べてみるとマンハッタンを斜めに縦断する道の名前でもあったようです。
決めたホテルは、最終的には立地もそうだったが、名前で決めた。
「ブロードウェイ・プラザ・ホテル」。
ブロードウェイと27丁目の交わる角にあるこじんまりとたホテルだったけど、設備も普通に使えたし、スタッフも愛層が良く、マンハッタンを観光するには便利だった。
初めてのニューヨーク旅行のホテルの名前を思い出していたのは、事務所で聴いていたサックス奏者デクスター・ゴードンの《Broadway》が流れてきたから。
陽気で野太いゴードンのテナーにピアニストのバド・パウエル、ベーシストのピエール・ミッシェロにドラマーのケニー・クラークが参加するカルテット。
ニューヨークのブロードウェイを歩いていた時のことを思い出しました。
ビル・エヴァンス《Stella by Starlight》
今日(9/15)は朝見た星にちなんだジャズを考えてみたのですが、2曲ほど思いつきました。
そのうちの1曲を紹介します。
ピアニストのビル・エヴァンスの《Stella by Starlight》(星影のステラ)です。
《Stella by Starlight》は映画「呪いの家」のために作曲されましたが、ジャズのスタンダード曲で多くのジャズメンが演奏してます。
今日紹介している《Stella by Starlight》では、ビル・エヴァンス、エディ・ゴメス(ベース)とアレックス・リール(ドラムス)のトリオでの演奏はスピード感があり、エヴァンスもホットな演奏を繰り広げています。
キャノンボール・アダレイ『Know What I Mean?』
僕の好きなピアニストにビル・エヴァンスがいます。
繊細で美しい演奏は、多くのファンがいると思います。
エヴァンスの演奏でも《Waltz for Debby》が好きで何度も聴いてます。
いつも聴いているのは、エヴァンス、スコット・ラファロとポール・モチアンのトリオの演奏ですが、今日(9/16)はSNSで見つけたサックス奏者キャノンボール・アダレイのアルバム『Know What I Mean?』の一曲に《Waltz for Debby》が収録されているのを知って聴いてみました。
キャノンボールの滑らかで伸びやかな音色が楽しげで、エヴァンスのピアノも少しアップテンポで力強さを感じます。
ワンホーン入るだけでとても印象が変わります。
同じ曲でも変化が楽しめるのがジャズの楽しさなんだなと、改めて感じました。
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城間 恒浩
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