人間関係に気を使いお金の話をしなければいけないのは想像以上に大変です。


こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

那覇市の今日の最高気温21℃、最低気温18℃です。
朝から事務所にこもってますが、足が冷たくなる寒さです。
気温以上に冷えてる感覚です。
昨日は半そでで出かけて寒い思いをしたので、長そでを引っ張り出したとおもったら七分丈でした・・・
着替えるのが面倒なので、そのまま着ています(笑)

事務所で執務。髪は短いほうが似合いますね。

気が重い話し合い

人生において、人は話し合いをする機会は、とても多いですよね。
学校のクラスでのお話し合い、中学校や高校の学園祭の計画、大学のゼミ、社会人になって会議、家族を持てば家族会議、事故があれば示談とかですね。
様々なことを話し合うことが多々あると思います。

そんな話し合いも様々な考え方が出てくるでしょうから、楽しい打ち合わせ、気の重い会議、喧嘩腰の話合い、新しいアイデアが飛び出す面白い会であったりと色々だと思います。

話合いは人がするものですから、その時の気分、感情や過去の関係性などがもろにぶつかることもあると思います。

そんな話し合いの中でもかなり気が重く、大変だと思われるのが、故人の財産の分け方を話し合う「遺産分割協議」です。
遺産分割協議は、故人の財産を引き継ぐ権利のある相続人全員で話合いをして、全員が財産の分け方に同意し、遺産分割協議書に署名・捺印しなくてはなりません。
お金にまつわる話を家族でしないといけないのですから、大変です。

もし、相続人の中に未成年者がいれば、代理人を立てないといけないこともありますし、認知症などで意思判断能力がない方がいれば後見人が必要です。
行方不明者(7年未満)がいれば不在者の財産管理人も話合いに加わりますし、7年以上行方が分からない場合には、失踪宣告の申し立てを家庭裁判所にして、亡くなったものとみなして、協議を進めますが、失踪者に子供がいれば代襲相続人として話合いに加わることになります。

相続人全員で話し合いをして、同意を得なければならないのですから、大変なのは想像がつくかと思います。
もちろん、中には遺産分割協議はももめることもなく、スムーズに進む案件もあります。
しかし、相続手続きは完了しないと、皆さん落ち着かないようで、早めに完了させたいと考えているようです。

遺言書があれば、基本的にはその内容の通りに執行すればいいだけなんですけどね。
遺言書があるのと、ないのとでは、相続の手続きが大きく違ってきますし、時間もかかります。

遺産分割協議は相続人ならいつでも申し出ることが可能

よく質問を行けるのが「遺産分割協議はいつまでにすればいいのですか?」ということです。
実は、遺産分割協議には、法令上は、期限が決まっていません。
相続が開始していれば、相続人ならいつでも他の相続人に対して「遺産分割をしよう」と申し出る事が可能なのです。

しかし、遺産分割協議は面倒だったり、忙しくて後回しになったりして、先延ばしになることもあるかもしれません。
時間が経てばたたつほど、話し合いのタイミングを逃してしまうかもしれません。
また、時間が経つうちに相続人が亡くなり、次の相続が発生(数次相続)し、話し合うべき相手が増えてしまう可能性があります。
そうなると話し合いの相手が10人、20人、30人・・・と際限なく増えていきます。
僕がご相談を受けた案件では数次相続は数件発生し相続人が67名にもなっていることがありました。

遺産分割協議は、人数が増えれば増えるほど、大変です。
期限はないとはいえ、早めに話し合うことが必要だと思います。

なお、不動産の所有権移転登記は義務ではないのですが、持ち主のわからない土地や建物が増加していて、社会問題化しているということもあるようですので、不動産の相続も早めに手続きしたほうがいいですね。

また、多くの金融機関は、預貯金の取引記録も請求の日から約10年間位しか発行してもらえない事となっているようですので、故人が亡くなった後のお金の動きをみるには、早めに確認などをしたほうがいいですね。

 

説明した通り、遺産分割協議はご家族に大きな負担となることがあります。
円満かつ円滑な相続手続きのためにも遺言書を書いてもらいたいですね。

今日のJAZZ

ピアニストのミッシェル・ペトロチアーニの《Take the A Train》(A列車で行こう)。
ペトロチアーニは先天性の疾患である骨形成不全症でしたが、ピアニストとしてはフランス史上最も優れたジャズ・ピアニストと言われるほどの才能の持ち主でした。
大きなハンデキャップがある中で、かなりの努力をされたんだと思います。
はじけるような演奏は、とても気持ちがいいですね。

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相続争いは誰にでも起こる可能性があります。
「自分には財産がないから大丈夫。」
「自分の家族は仲がいいから大丈夫。」
「考えるのが面倒。なんくるないさ~。」
と思っている人ほど相続争いを生む種を植え付けています。
そして、貴方が亡くなった後に見事に大輪の花を咲かせてしまうのです。

一方で相続争いは誰にでも起きえる可能性があるから、自分もしっかり準備して、家族の幸せを作り出そう、と思っている方もいらっしゃいます。

両者の考え方の違いは、ご家族が相続争いに巻き込まれる分岐点になるかもしれません。

相続争いの原因を知り、準備さえすれば、ご自身もご家族も安心し、人生の最後の瞬間まで幸せでいられると思います。
何も心配しなくていいのですよ。まずは、相続の事を知ってください。

【こんな方にお勧めです】
一つでも当てはまるようでしたら、是非、説明会へお越しください。
☑そもそも相続のことが、まったくわからなくて心配
☑どんなときに相続が争になるか知りたい
☑相続争いを避ける方法について知りたい
☑遺言書の書き方を知りたい

《日時》 平成29年11月28日(火) 午前10:00~11:45
《会場》 沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階小会議室(那覇市松尾1-6-1)駐車場有
《定員》 12名
《参加費》2,000円(税込)
《申込方法》
・電  話 098-861-3953
・FAX   098-862-8641
・メール  お問合せフォーム  ※題名に「11/28セミナー参加申込」と入力お願いします

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那覇市久茂地3-9-11アーバンビル5F

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市まであたりまで聴けるかな。
カーラジオなら北は読谷村、沖縄市まで、南は豊見城市、与那原町まで聴けるはず。
全国的にはスマホのアプリでも聴けますよ。
AndroidのアプリはGoogle Playで「FMレキオ」をダウンロード。
iPhoneのアプリはApp Storeで「Tunein Radio」をダウンロード。
僕がラジオパーソナリティをしている理由はこちら
大好きなJAZZや遺言・相続のことを中心におしゃべりしてます。
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ラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)収録風景。

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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