遺言書で、法的拘束力はない付言事項がとても大事な理由。


JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えも書いていますよ。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。行政書士ジャジー総合法務事務所 バナー広告 20210804

遺言書で欠かせない付言事項

4年ほど前に遺言書の作成をお手伝いさせてもらった時の事例です。
遺言者であるお客様の温かい気持ちが伝わってきて、僕もジーンとしました。

お客様は70代半ばの女性で、旦那様に先立たれて、お子様はいらっしゃらず、姪の家族と暮らしています。

面談には遺言者のお客様と財産を遺そうと考えている姪も同席されていましたが、最後はお二人とも涙を流されていました。
僕ももらい泣きしたことを覚えています。

遺言書の最後の「付言事項」の読み合わせをしていた時でした。

遺言書の付言事項

遺言書の付言事項

付言事項は遺言書の本文とは別に、遺言者が付け加えるお気持ちで、法的な拘束力はありません。
なぜ、自分が遺言書を書いたのか、どうしてこのような遺言書にしたのか、自分の財産が争いの種にならぬように有効活用してもらいたいなど、遺言者の想いを書き残すところです。

僕は遺言書の完成まで、お客様と3回から5回はお会いします。
面談の中では遺言書の内容もそうですが、ご家族構成はもちろんのこと、現在、ご家族との関係がどうなのかとか、なぜ遺言書を書こうと思われたのかなどを少しずつお伺いします。
それは雑談の中であったり、遺言書の大事な部分をどうしてそのように考えているのかなどをインタビューするなかで出てくる言葉です。

少しづつ出てきた情報を僕がつなぎ合わせて付言事項にします。
その付言事項を読み合わせると、例外なく皆さん涙されます。
遺言書の作成は人生を振り返る作業でもあります。
いろんなことを思い出されるんでしょうね。

この事例では、遺言者の意向で、財産を遺したいと考えている姪の方も同席されていましたから、遺言者の気持ちが十分に伝わったと思います。
姪子さんも涙を流されていました。

相続は、遺言書があるとないのとでは、全く手続きが違ってきます。
遺言書は故人の最終意思です。
相続人である家族はその想いを最大限に尊重してくれます。
遺言書は円満かつ円滑な相続手続きに欠かせません。

できれば、遺言書には付言事項を書いてもらいたいのです。
付言事項があるのとないのとでは、その伝わり方が違うと思います。

遺言書は、単に財産の分け方を綴るものではありません。
貴方の気持ちを家族に伝えるものなのです。

遺言書の本文と同じように付言事項もしっかり考えてくださいね。

でも、付言事項があまり長すぎたり、本文の内容に影響を与えるようなものだと問題ですので、短めに本音を書いてください。
できれば、ご家族への感謝の気持ちを伝えてもらいたいのです。

当時、遺言書の作成のお手伝いを通じ、二人の女性の涙を見て、自分の仕事が誰かのお役に立っているんだなと思い、嬉しいとともに気が引き締まる思いでした。

これからも、大事な思いを遺言書に託す皆さんのお役に立てるように精進します。

女性の涙には弱い僕ですが、それ以上に遺言者の想いとその気持ちを受け取った姪子さんの気持ちを考えると、感情が高ぶりましたね。

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遺言書を作成するならば付言事項も書く
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今日のJAZZ

トランぺッター、ブラウニーことクリフォード・ブラウンの《Autumn In New York》をB.G.M.にブログを書いています。
ジャズのスタンダードですが、こんなに長い演奏は他にないのではないだろうか?
あったらすいません。
僕の知る限りは、20分を超える《Autumn In New York》は聴いたことがない。
ブラウニーのソロもたっぷり楽しめるし、秋のニューヨークに想いを馳せることが出来ます。

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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