今の自分があるのはご先祖様が懸命に生きてくれたから。


JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

行政書士ジャジー総合法務事務所

脈々と受け継がれてきたDNA

自分のご先祖様を3代たどると何人いるかわかりますか?
1代 → 両親2名
2代 → 祖父母4名
3代 → 曾祖父母8名
合計 → 14名もいます。
僕は、全員ではありませんが、どうにか顔と名前を思い出せるご先祖様が多い。

さらに7代先までさかのぼると・・・
254名となります。
さすがに、顔と名前は出てこないし、一致しないかな。
もし、道端ですれ違ってもわからないと思います。

しかし、このご先祖様がその時代を懸命に生き延びたおかげで、今の自分があることは確かです。
当たり前ですが、ご先祖様が出会うべくして出会った人同士と一緒になっていなければ、一人でも欠けていたら今の自分はないわけです。

僕の体には、分かっているだけで、沖縄、鹿児島、長野の血が流れています。
母方のご先祖様は平家の流れだと聞いています。

本当に様々な生き方をした、性格の異なるご先祖様の血が流れています。
でも、もしかしたら、今の僕の仕草や話し方などに似ていた7代くらい前のご先祖様がいたかもしれないですね。

自分の長男は僕に性格がそっくり。
次男坊は手や爪の形、顔もそっくり。

脈々と僕のDNAが引き継がれているようです。

城間家家系図&唐名。ご先祖様が琉球王府で働いていたことから「唐名」もあったようです。

城間家家系図&唐名。ご先祖様が琉球王府で働いていたことから「唐名」もあったようです。

ご先祖様の遺産や遺志も引き継がれている

僕は相続や遺言を専門とした行政書士です。
仕事柄、お客様の戸籍謄本など取得しますが、その度に思います。

「この方にも多くのご先祖様がいらっしゃるんだろうな。どんな生き方をしてきたのかな?」

人様の人生やご先祖様を詮索するわけではなりませんが、そんなことを思ったりします。

相続は、法令上は故人(被相続人)の不動産や金品などの遺産をご遺族(相続人)が承継することです。
一方で、僕は、法令上の拘束力はないけれども「故人の遺志」も引き継ぐものだと思っています。

〇この家と土地をこの先も守ってほしい
〇家業をこれから先も盛り上げてほしい
〇家族皆で仲良くしてほしい
〇遺された妻または夫を大事にしてほしい
〇これまでの家風にとらわれず自由に生きてほしい

などなど様々な想いを子供や家族に伝え、引き継いでいくのではないかと思います。

僕も考えれば、亡くなった父親からは、いろいろなことを教わりました。
その教えも父親が祖父母から引き継ぎ、祖父母は曾祖父母から引き継ぎ、曾祖父母はそのまた上のご先祖様から引き継いできた、脈々と受け継がれた想いかもしれません。

家庭によっては「家訓」というものがあり、とても大事にしているところもありますよね。
また、遺言書には「付言事項」として、家族に伝えたい想いを遺すこともできます。

付言事項とは法的拘束力はありませんが、遺言書に血を巡らせ、説得力を持たせる効果があると僕は考えています。
付言事項については、次のブログを参考にしてください。

あなたの遺言書に皆が納得する「付言事項」とは?

皆さんにもたくさんのご先祖様がいらっしゃると思います。
ご先祖様から受け継いだ想いはありますか?

僕が今あるのはご先祖様が、その時代を懸命に生きてくれたからだと思っています。
だからこそ、僕も今を懸命に生きたいと思います。
後の僕に続くのですからね。

今は、家にとどまり時間のある方も多いのではないかと思います。
ご先祖様へ想いを巡らせてみるのもいいかもしれません。
何かしら勇気のもらえるヒントが見つかるかもしれません。

城間家の墓

城間家の墓。年に4回ほどはお参りに行っています。

今日のJAZZ

サックス奏者スタン・ゲッツの《Voyage》をB.G.M.にブログを書いています。
「Voyage」は英語で航海、フランス語でも「旅」という意味があるようですね。
子供のころに何かで聴いた「ボン・ヴォヤージュ(Bon Voyage)」という言葉を覚えていましたが、フランス語で「良い旅を!」と言う意味だそうです。
今更ですが、意味が判明してスッキリしています(笑)
ゲッツの《Voyage》は自由で爽快な旅がイメージされます。
そんな演奏です。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

(中止)わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和3年1月27日(水) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止を決定しました。ご参加をご希望されていた皆様、大変申し訳ありません。(R3/1/19)
次回の開催は2月24日(水)を予定しておりますが、詳細は当サイトで告知いたします。

詳細はこちらをクリックしてください。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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