多くの人が取り組む終活。最初の疑問は何をすればいいの?

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昨晩のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)は多くの方が聴いてくださったようで、ありがとうございます。
ゲストにお迎えした「ダイビングハウスYADOKARI」の店長を務める海をガイドする写真家、宮さんこと宮里清司さんに座間味島の魅力やホエールウォッチングのことなどをお伺いしまして、宮さんのお友達やお客様にも聴いていただいてたようです。
お父様からの事業承継のことも率直ないいお話が聞けました。
宮さん、リスナーの皆さん、ありがとうございました。
次回放送は2月5日(水)午後9時からとなっております。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

収録の終了後にパチリ。手前右が宮里清司さん

終活は何するの?

ここ数年、「終活」という単語を良く見聞きします。
昨年も各種終活イベントで僕も相続のことで登壇させていただきましたし。
沖縄だけでなく、日本国内各地で終活のイベントやセミナーが開催されているようですね。

北谷町ちゃたんニライセンター カナイホール。北谷町生涯学習プラザ主催の終活イベントで登壇。

超高齢化社会がすさまじいスピードで進む日本においては、2035年頃には65歳以上の人口が3分の1を占めるとの推計があります。
そんな中、団塊の世代を中心に「終活」に取り組む方が増えてきているようです。
団塊の世代である昭和22年から24年生まれの方は約806万人いるとされていて、この年代の方々が特に終活に熱心に取り組まれているようです。
終活は造語で、2009年頃から使われている比較的新しい言葉です。
終活とは「人生の終わりのための活動」の略ですが、僕は「人生の終盤の活動」と読み替えてお話しします。

終活は中高年の皆さんが自分の人生の終盤を意識し、家族に迷惑をかけずに人生の店じまいの準備をすることにあります。
60代、お仕事を定年したあたりから考える方も多いようですが、40代、50代でも終活に取り組んでいる方もいらっしゃるようです。

では、終活はどんなことをするのでしょうか?

人生の終盤に向けての活動ですから、全てが終活になるとは思いますが、特に終活で考えられるのは・・・

〇生前整理(断捨離)
〇介護、看護、終末期医療
〇相続
〇葬儀、墓、供養の方法
〇自分史の作成

大きく分けるとこんなところでしょうか。

実際に終活を始めると、現在の自分の状況を健康状態、財産状況、家族関係、友人関係、仕事面から把握することに始まります。
そうすると自分の現在の状況を書き出したりして記録する必要が出てきます。

そんな時にはエンディングノートが便利なようですね。
書店でも沢山のエンディングノートを見かけます。
僕はなるべく薄めのエンディングノートを探して、完成させることをお勧めします。
あまり気合が入りすぎて分厚いものや難解なエンディングノートを選ぶと気持ちがなえてしまうからです。

様々なエンディングノート。

自分の出生から現在までの履歴をまとめたり、財産目録(不動産、預貯金、現金、株式、ゴルフ会員権、美術品、骨董品、宝飾品、インターネットバンキングの利用有無、ネット投資の利用有無、貸金庫の有無などなど)、健康状況に鑑み通院記録や服薬記録、友人関係のリスト、仕事関係者のリスト、家族親戚関係のリストなどを作成したりして何らかの形で自分のことを洗い出します。

そして、自分がもしもの時に備えて、介護や看護、終末期医療、余命宣告などをどうしてほしいのか、葬儀、お墓、仏壇や法要はどうしてほしいのか、相続はどのように考えるのか、遺言書を書く必要があるのかなどを考えることも終活の大事な活動です。

こう考えると終活も様々なことを考えて、やるべきこと、準備すべきこと、家族に理解してもらうことなど沢山ありますね。

だとすれば、元気なうちに早めに着手したほうがいいかもしれません。
40代や50代から始めるのもうなずけます。

先日、とある番組で終活の特集をしていましたが、本土のほうだと40代から終活を始める人もいるようです。

僕の仕事も終活の一環である相続や遺言も大事なところです。
自分の築き上げた財産もしくは先祖代々続く財産をどのように次の世代に承継するかを考えることは、ご家族のためでもありますが、自分のためでもあると思います。

相続のことを考えると不安になったり、心配したり、落ち着かなかったりするかたも多いようです。
僕のお客様もそういった方が多い。
でも、相続のことを考え、家族が争わないように、家族が煩わしい想いをしないようにとしっかりと準備をすることで、人生の終盤の活動で、落ち着いた人生を送れます。

相続においては、遺言書を書くことが終活の一環となると思います。
遺言書を書いた皆さんは口々におっしゃります。

「安心しました。」

そうして、人生の最後まで楽しく、充実した日々を送れるのではないかと思います。

終活に取り組む皆さんには、相続のことも真剣に考え遺言書を書いてもらいたいと思います。

何度か終活関係のイベントでご一緒した公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会の終活カウンセラー上級の東恩納寛寿さんがセミナーで必ずお話しされることがあります。

終活とは人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動のこと。

終活とは

本当にそう思います。
皆さんも終活を始めてみませんか?

今日のJAZZ

昨晩のラジオ番組でゲストからのリクエストがあり選曲したのがトランぺッター、マイルス・デイヴィスの《So What》でした。
マイルスのアルバムでも一番売れた『Kind of Blue』に収録された一曲で、あまりジャズを聴かない人でも知ってる曲ではないかと思います。
調和のとれたとてもきれいなセッションです。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和2年1月28日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「1/28セミナー参加申込」と入力お願いします。
本文にはご参加者人数、お名前と連絡先(電話番号)のご記載をお願いします。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はこちらをクリック

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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