【ニューヨークに行く前に聴きたいジャズ6選】ニューヨークの魔法は終わらない
先週5/10(金)から12(日)まで東京に出張でした。
僕の好きなエッセイスト岡田光世さんの新刊ニューヨークの魔法シリーズ第9弾「ニューヨークの魔法は終わらない」の発売記念講演会・懇親会へ出席するためです。
ニューヨークの魔法シリーズはこれで完結。
寂しいですが、岡田光世さんの次のステージでのご活躍をこれからも応援したいと思います。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
ニューヨークのパワーに魅せられた
僕はジャズが好きで本場ニューヨークのジャズクラブに行ってみたいと思い、2010年と2012年の二度、ニューヨークのマンハッタンを中心に旅行しました。
ジャズと言えばニューヨークです。
沢山のジャズクラブがあり、ジャズジャイアントが出演していた老舗ジャズクラブも残っています。
僕はタイムズスクエア近くのイリディアムとバードランドを訪れてギグを楽しみました。
ニューヨークを初めて訪れて、とても好きになりました。
世界一の繁華街といわれ、タイムズスクエアは世界の交差点ともいわれるのが納得です。
パワー、エンターテイメント、笑顔、人が溢れています。
人込みはあまり好きじゃないけど、本当に好きになりました。
ニューヨークの魔法シリーズとの出会い
ニューヨークの情報を仕入れたいと思いネットで「ニューヨーク」を検索していたら出会ったのが、冒頭でご紹介した作家・エッセイストの岡田光世さんの「ニューヨークの魔法シリーズ」(文春文庫)でした。
とにかくニューヨークの情報が欲しかったので、Amazonで注文してニューヨークの魔法シリーズ第1弾「ニューヨークのとけない魔法」を読んだところ、これが面白い。
すごく元気をもらえた気がします。
それから、岡田光世さんのニューヨークの魔法シリーズを中心に書籍を買いそろえ、読み漁ってきたんです。
一見すると冷たい印象のあるニューヨークの街ですが、岡田光世さんの日常から人間味あふれる街であることが伝わってきます。
岡田さんがの友人、家族同然にお付き合いされる方々はもとより街でたまたま出会った人たちとの交流は温かで、笑えて、楽しくて、切なくて、時に涙するエピソードが満載です。
ニューヨークは「世界一お節介で、図々しくて、孤独で、でも泣きたくなるほど温かい。」(「ニューヨークの魔法は終わらない」の帯に書かれた文書の抜粋)という言葉がとてもしっくりくるように思います。
お子さんのいらっしゃらない岡田さんご夫妻が自分の子供のように産み、育ててきた9人の娘(9冊のニューヨークの魔法シリーズ)は僕の宝でもあります。
ニューヨークの魔法シリーズは「ニューヨークの魔法シリーズは終わらない」で完結です。
寂しい気もしますが、何度でも読み返せる本なので、大事に読み続けたいと思います。
ニューヨークの魔法のスクエア
ニューヨークの魔法シリーズを読み始めて程なく、岡田さんがFacebookをしていることを知って、お友達として繋がったのです。
当初、岡田さんは、Facebookで友達申請したのですが、僕のプロフィールの写真や投稿に出てくる写真がサングラスをかけて、坊主頭で、無精ひげを伸ばして、変な服を着て、「いいね」を連打するものだから、危な人(ストーカー)だと思って、警戒されていたそうです。
友達申請してから承認まで、半年くらいかかりましたから(笑)
それが、今では、Facebookで岡田さんのファンクラブ「ニューヨークの魔法のスクエア」を立ち上げて300名ほどが集まるコミュニティーを運営しており、岡田さんのファンの皆さんがあつまり楽しく交流していますし、岡田さんとも親しくさせてもらっているのですから面白いものです。
もし、岡田光世さんのファンの方がいましたら是非、Facebookの「岡田光世ファンクラブ ニューヨークの魔法のスクエア」にご参加してくださいね。
参加費はありません。
ただただ岡田さんを応援し、ファンの皆さんが交流できるページです。
一緒に岡田さんを応援して行きましょう!
ニューヨークに訪れる前に聴きたいジャズ6選
ジャズの本場ニューヨークでは多くのジャズメンが活躍していました。
ジャズジャイアントや伝説的なギグも数多く繰り広げられられていたと聞きます。
ミュージシャンもジャズファンもニューヨークに集まってきていたんですね。
今日はニューヨークに訪れる前に聴きたいジャズ6選として紹介しますが、ニューヨークで活躍したミュージシャンの代表作を紹介しています。
特に録音場所がニューヨークであるとかでくくったわけではありませんので、悪しからず。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。
バド・パウエル『jazz giant』
ジャズの帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィスには尊敬する人が幾人かいたようですが、ピアニストのバド・パウエルもその一人です。
若い時に一緒にプレイしたり、アパートの部屋で音楽について意見交換をしたようですが、バドは言葉ではなく、ピアノを弾くことでマイルスに伝えていたようです。
今日(5/7)はバドの代表アルバム『jazz giant』を紹介します。
僕の知り合いの女性ジャズピアニストにお勧めのアルバムを聞いたら、このアルバムを紹介されました。
バドを堪能できる一枚です。
レッド・ガーランド《Red’s Good Groove》
軽いタッチの演奏をするピアニストを聴くとなんだか落ち着きます。
その一人がレッド・ガーランドです。
ボクシングをしていたそうですが、演奏には荒々しさは感じられません。
マイルス・デイヴィスの第一期クインテットでも活躍したピアニストです。
聴きやすいピアニストとしても多くの人に支持されています。
聴きやすいということは、初心者にもやさしいということかもしれませんね。
今日(5/8)はレッドの《Red’s Good Groove》を紹介します。
タイトル通りグルーブ感を楽しめる演奏です。
マイルス・デイヴィス『Sketches of Spain』
トランペッター、マイルス・デイヴィスの新しい音楽を作る情熱はいつまでも失われなかった。
だからこそ、長い間、ジャズ界、音楽界で活躍し、他のミュージシャンにも大きな影響を与えたのだと思う。
情熱を注ぎ音楽に向き合うマイルスには盟友といわれる人物もいる。
アレンジャーのギル・エヴァンスもその一人。
音楽について深く影響しあった二人は度々名演を生みだしている。
一人ではできないことやモヤモヤとしたイメージを相互作用で生み出してきたんでしょうね。
今日(5/9)はそんな二人のエネルギーが絡み合い生まれた情熱的であり情緒的なアルバム『Sketches of Spain』を紹介します。
ギル・エヴァンスは本作の制作のために図書館に通いスペイン音楽にとどまらず、その歴史などについても深く勉強したそうです。
プロとはそういうものなんですね。
レッド・ガーランド《St. Louis Blues》
ジャズの楽しさは同じ曲を様々なミュージシャンが演奏していて夫々個性があることかな。
僕みたいな初心者は、一緒の曲なの?と思ってしまいますが、それでも面白い。
今日(5/10)はピアニスト、レッド・ガーランドがジャズのスタンダード《St. Louis Blues》を軽やかに演奏していますので、紹介します。
チャーリー・パーカー『One Night in Birdland』
ニューヨークを2度目に訪れた2012年にはタイムズスクエアからすぐの老舗ジャズクラブ「バードランド」でギグを楽しみました。
残念ながら誰が出演していたのか覚えていないのですが、ギタリストとヴォーカルのデュオだったような気がします。
「バードランド」といえば、サックス奏者バードことチャーリー・パーカーにちなんだ店名です。
1949年の創業当時はブロードウェイの52丁目にありバードを始め多くの大物ミュージシャンが夜な夜な素晴らしいギグを繰り広げていたようです。
ちなみに、バードはオーナーとトラブルになって出入り禁止になったとか(笑)
バードの名前がついてるのに出られないなんて面白いですね。
バードの演奏は凄かったけど、薬絡みではめちゃくちゃだったみたいですからね。
ということでは、今日(5/11)はバードの『One Night in Birdland』を紹介します。
トランペッターのファッツ・ナバロ、ピアニストのバド・パウエル、ベースのカーリー・ラッセルとドラマーのアート・ブレイキーとの共演です。
こんなメンバーでの演奏をバードランドで聴けたら最高でしょうね。
ビル・エヴァンス《Gloria’s Step (Take 2)》
ピアニストのビル・エヴァンスはニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジヴァンガード」をホームとして活動していたそうですね。
ヴィレッジヴァンガードは今も世界中から人の集まるジャズクラブですが、まだ行ったことがありません。
今度、ニューヨークを訪れるときには行ってみたいと思います。
今日(5/12)はエヴァンスのアルバム『Sunday at the Village Vanguard』から《Gloria’s Step (Take 2)》を紹介します。
ベーシストはスコット・ラファロ、ドラマーはポール・モチアンの伝説のトリオ。
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【ラジオ番組パーソナリティ】
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毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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