【色あせないジャズ6選】ジャズは演奏だけでなくアルバムジャケットやライナーノーツも面白い。
今日は夏の甲子園沖縄県予選の興南高校と糸満高校の決勝戦でした。
興南高校が5対0で糸満高校を下し、2年連続12回目の夏の甲子園の出場をきめました。
僕の母校那覇高校は準々決勝で興南高校に3対4で惜敗しています。
できれば母校をくだした興南高校に甲子園に出て優勝してもらいたいと思っていたので、一歩前進です。
夏の甲子園は第100回となるそうですが、興南高校の活躍を楽しみにしています。
沖縄が熱く盛り上がる甲子園は8月5日開幕だそうです。
楽しみですね。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
ジャズは演奏もアルバムジャケットもかっこいいね
最近はCDを購入して聴くことも多くなっています。
とはいっても中古品やBOXセットのお得な奴です。
僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)で紹介するにもCDがあったほうが便利なので。
つい最近購入したのはサックス奏者ソニー・ロリンズのアルバム『Saxophone Colossus』ですが、アルバム・ジャケットもいいですね。
カッコいい。
ジャズは音楽性もそうですが、アルバムジャケットやライナーノーツも面白いです。
これからもCDは月に何枚かは買いそろえていきたいと思いますよ。
アルバムジャケットを見るのも楽しみです。
この一週間もかなりの数のジャズを聴いてきました。
事務所から出ない日もあったので、一日中聴いてることもありました。
でも、ジャズは飽きないですね。
少しずつですが、ジャズを聴く耳も養われているかもしれません。
僕は古いジャズ、ストレート・アヘッドなジャズが好きなので昔のジャズメンの演奏を好んで聴いてます。
相当古いジャズも聴いてますが、色あせないですね。
今、聴いてもいい演奏ばかりです。
ラジオ番組で流したジャズも好評でした。
そんなことで、この一週間もブログで紹介してきたジャズを振り返ってみました。
ちなみに、《》内は曲名、『』内はアルバム・レコード名です。
チャーリー・クリスチャン《Swing To Bop》
ジャズは時代とともに変化してきていますが、大きなバンド編成で行われていたスウィング・ジャズからモダン・ジャズへ移り変わる時にはダイナミックな変化があったのです。
小編成のバンドでのジャズの演奏が始まりますが、モダン・ジャズのはしりはビ・バップと呼ばれるジャズでした。
その当時には仕事を終えたジャズメンたちが夜な夜なニューヨークのジャズクラブへあるまりセッションを繰り広げ、ビ・バップは作り上げられたと言われます。
チャーリー・パーカー(サックス)、ディジー・ガレスピー(トランペット)やセロニアス・モンク(ピアノ)が中心的な役割を担いますが、忘れてならないのがギタリストのチャーリー・クリスチャンです。
クリスチャンはジャズ・ギターの開祖とも言われており、それまではジャズにおいてギターは伴奏楽器ととらえられていたのをソロやメロディを奏でる楽器へと昇華させます。
そんな中で、ニューヨークのジャズクラブ「ミントンズ・プレイハウス」のライブハウスでチャーリー・クリスチャンが参加して行われたセッションがジャズがビ・バップの時代へ転換した歴史的な瞬間であるとされています。
その時の音源が残っていて、ジャズの歴史を語る上でも欠かせないものとなっています。
今日は歴史的なセッションでの一曲《Swing To Bop》を紹介します。
収録は1941年、77年前の演奏です。
軽快で楽しくなる演奏です。
チャーリー・クリスチャン《Stompin’ At The Savoy》
昨日(7/17)に引き続きジャズ・ギターの開祖チャーリー・クリスチャンの貴重な音源を紹介します。
チャーリー・クリスチャンのソロが大部分を占めている《Stompin’ At The Savoy》。
この演奏は1941年5月12日にニューヨークのジャズクラブ「ミントンズ・プレイハウス」で収録されたとの情報もありますが、本演奏が収録されたアルバム『Charley Christian -jazz immortal』のライナーノーツで油井正一さんは録音日は年月以外は不明とも解説しています。
どっちにしろ、1941年のライブ音源が残っているのも驚きですし、色あせない演奏です。
このころは「ミントンズ・プレイハウス」や「クラーク・モンローのアップタウン・ハウス」などにジャズメンが夜な夜な集まりセッションを繰り広げ、ビ・バップが生まれるジャズの歴史的な転換期だったんですね。
この時代のニューヨークのジャズクラブで歴史的なセッションを聴きたかったな。
しかし、この時代は白人さえもなかなか近づけないような主に黒人が集まる場所だったようなので、その時代にウチナーンチュの僕が行っても立ち入れなかったかもしれないですね。
チャーリー・パーカー『The Happy “Bird”』
サックスの音色が好きになったのはジャズを聴き始めてしばらくしてからモダンジャズの父と言われるチャーリー・パーカーの演奏を聴くようになってからだと思います。
ジャズでは様々な楽器が奏でられますが、サックスの音色が心地よくてサックス奏者のアルバムなどを好んで聴いているように思います。
サックスの音色は人の声に一番近いといいます。
だから心地いいのでしょうか。
ジャズクラブに通うようになってからもサックス奏者が出演していると嬉しかったですね。
今日(7/19)はチャーリー・パーカーのアルバム『The Happy “Bird”』を紹介します。
「Bird」(バード)とはチャーリー・パーカーの愛称。
バードが幸せそうに、楽しくなる、心躍るような演奏をしています。
ソニー・ロリンズ『The Bridge』
ミュージシャンは自分の理想とする音楽を求めて日々練習を繰り返し、真摯に音楽に向き合っているのだと思います。
多くのジャズメンも沢山のセッションを繰り返し、音楽性について意見を交わしているようです。
音楽の世界は実力勝負と言ったところもあるでしょうから、かなりシビアでしょうね。
サックス奏者のソニー・ロリンズも自分の音楽性を追求した一人です。
1950年代末に人気絶頂にあったソニー・ロリンズは突如表舞台から姿を消します。
自分の音楽性を見直すために練習に明け暮れていたそうです。
ニューヨークのウィリアムバーグ橋のでサックスを吹き続けていたそうです。
その後1961年にソニー・ロリンズは活動を再開し、収録したアルバム名は練習場所にちなんだ『The Bridge』(橋)です。
ここまでジャズに真摯に向き合ったソニー・ロリンズの姿勢は僕も見習いたいですね。
プロならその道を追求しないとね。
マイルス・デイヴィス『Birth of The Cool』
ジャズの帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィスは、1940年代ビ・バップの時代からサックス奏者チャーリー・パーカーやトランぺッターのディジー・ガレスピーなどとの共演、日常生活を過ごすことで、その腕と音楽性を高めていきます。
とにかく勉強熱心で、練習も多くこなし、沢山のセッションに参加していきます。
そんな中で一流のジャズメンに可愛がられ、若きマイルスをバンドメンバーとして迎えてくれたチャーリー・パーカーの存在はとても大きかったそうです。
沢山のことを学んだことをマイルスの自叙伝などでも述懐していますが、その演奏技術はとてもまねできるものではなかったと言っています。
マイルスは自分のトランペット演奏については、技術的なことに関してはチャーリー・パーカーや同じトランぺッターのディジー・ガレスピーにはとても及ばないし、同じようにはれないと感じていたようですね。
しかし、マイルスは、その二人に言われます。
「同じように吹く必要はない。マイルスの演奏は素晴らしい。いいところを突き詰きつめればいい。」
自分の得意な面を伸ばせばいいのだとアドバイスされたマイルスはその後メキメキと力を付けていったと言います。
そして、同じことをすることを次第に嫌うようになり、ビ・バップの全盛期に対照的な演奏方法を模索します。
クール・ジャズといわれるものです。
マイルスはノネット(9人編成)のバンドを編成し、編曲の名手ギル・エヴァンスとピアニストのジェリー・マリガンと調和のとれたアンサンブルとソロを有機的に組み合わせたジャズを作り上げていきます。
今日(7/21)はクール・ジャズの代表作『Birth of The Cool』(クールの誕生)を紹介します。
理論派でいい音楽を作るにはどうしたらいいかを絶え間なく考えていたマイルスの最初の転換期となるアルバムではないでしょうか。
「ありきたりを嫌う」ジャズはマイルスのようなジャズメンによって綿々と引き継がれていったんでしょうね。
ソニー・ロリンズ《St. Thomas》
音楽に真摯に向き合うサックス奏者ソニー・ロリンズのことは昨日のブログのこのコーナーでも紹介しました。
今日はソニー・ロリンズの作品でモダン・ジャズの名盤と名高いアルバム『Saxophone Colossus』から《St. Thomas》を紹介します。
親しみやすいメロディーで聴いていると楽しくなります。
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