【沖縄特有の相続事情】家族・兄弟が多い編。相続においては家族は仲がいいからは幻想です。

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先月6月の初めにジャズファンの間で大ニュースが流れました。
サックス奏者ジョン・コルトレーンが55年前の1963年3月6日にニュージャージーのヴァン・ゲルダー・スタジオで録音した未発表2曲を含む幻の音源が見つかったのです。
発見された音源をもとにアルバムが製作され『The Lost Album』として6月29日に全世界同時に発売されました。
僕も発表後にAmazonで予約をしていたらやっと届きました。
なんだかワクワクしながら封をあけて聴いています。
未発表曲2曲は夫々《Untitled Original 11383》と《Untitled Original 11386》との曲名になっています。
どちらもソプラノサックスを奏でるトレーンと黄金のカルテットと呼ばれたマッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)とエルヴィン・ジョーンズ(ドラムス)の織り成すセッションは引き込まれます。
55年前に録音された演奏が聴けるという物語もあるからこそ感慨深いのかもしれませんが、トレーンの演奏が僕らに語り掛けているようです。
「21世紀の皆さん、20世紀のジャズはどうだい?」
しばらくは、繰り返し聴いてみたいと思います。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1015428002417500160

沖縄は子供や兄弟が多く相続の解決に時間と労力を要する

相続争いの原因 沖縄の相続事情

沖縄特有の相続事情について、昨日のブログで少し書かせてもらいましたが、今日も別の相続事情について触れたいと思います。

沖縄は子供や兄弟が多い事でも知られています。
今も全国で人口現象が進む中でも沖縄は人口の自然増が続いています。

僕らの世代でも兄弟が3名以上いるのは珍しくありませんし8名兄弟という友達もいます。
また、僕らの親の世代では更に多くの兄弟がいることも珍しくありません。

僕も相続の手続きをしていて、被相続人であるお父さんが3度結婚して10名以上の子供がいて相続人になっているケースもありました。

一般的には子供や兄弟が多く家族が沢山いるというのは、とてもいい事だと思います。
賑やかだし、助け合えるだろうから。

しかし、相続においては、この人数の多さがリスクとなりうることがあります。

相続人には場合によっては様々なお金にまつわる事情があります。
〇住宅ローン
〇子供の教育費
〇不透明な将来への不安
〇経済的な困窮
〇強欲
などなど。

そんな事情を抱えている相続人が多ければ多いほど、もしも遺産分割の話合いをする必要があれば、難航するのは想像に難くないでしょう。

相続はお金に関する話し合いをしなくてはいけません。
家族とはいえ、お金にまつわる話をするのはなかなか難しいのです。

また、当事者同士が良くても、相続人ではない第三者、直接は関係のない者である相続人の配偶者や子供などが口を出してくることもあります。

血を分けた兄弟だったとしても成長して、独立し、社会に出て、家族を持てば価値観も変わってきますし、考え方も変わります。
自分の家族を第一に考えるようになるのではないでしょうか。

これまでもご相談を承った中で、良好だった関係が親の相続を原因として「あの人があんなことを言うなんて思わなかった」と涙を流しショックを受ける方もいます。

僕は相続においては「家族は仲がいいから大丈夫」というのは幻想だと思ってください!と伝えています。

相続人が多ければ、それぞれの事情が増えて、相続の話合いも難航するのです。

ですから、家族が多く推定相続人が多い方はしっかり遺言書を書いて、家族が争わないようにしてもらいたいのです。

ただ、相続人は多いけど、財産はそんなにない、というのも沖縄の特徴です。
場合によっては重たる財産が居住用不動産だけ、ということもあるでしょう。
そうなると完全に公平に財産を分与することは難しいかもしれません。
相続人が多い場合には、ある程度割り切った考え方で遺言書を書き家族にしっかりとその理由を説明をしておくことも大事だと思います。

遺言書は故人の最終意思ですから、ご家族も尊重してくれるはずです。

今日のJAZZ

ジョン・コルトレーンはマイルス・デイヴィスのバンドでも演奏していましたが、当時は粗削りで技術が不足していると批判を浴びることもしばしばだったようです。
しかし、ジャズに対して真摯に向き合うトレーンは次第に自分の音楽スタイルを確立し、そして発展させていきます。
今回発見された幻の音源が録音された1963年頃には独自の音楽観と演奏スタイル、そしてバンドメンバーと作り出すジャズは唯一無二の存在として不動の地位を築いています。
そんなトレーンの黄金のカルテットが作り出した数々の名盤の中から今日は『A Love Supreme』(至上の愛)を紹介します。
カルテットが織りなす縦横無尽の迫力ある演奏が楽しめる一枚です。

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◇電 話098-861-3953
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【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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