【沖縄特有の相続事情】てーげー編。自分の代でなんとかしないと子供が困る。


昨晩はお客様と那覇市久茂地の「Parker’s Mood Jazz Club」でジャズライブを楽しんできました。
Parker’s Mood Jazz Club」はニューヨークのジャズクラブを彷彿とさせる店内と毎夜繰り広げられる生ライブが人気のお店です。
僕はニューヨークのジャズクラブも何か所か行ったことありますが、本場のジャズクラブに見劣りしないお店です。
昨晩はピアニストのトム・イナガワさんとヴォーカリストのChiakiさんのデュオ。
優しい癒しの演奏を楽しんできました。
やっぱり、ジャズっていいですね。
ジャズクラブは敷居が高くて一人ではちょっと・・・と思っている方は僕にお気軽にお声がけください。
ジャジーのJAZZツアーを企画します。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

Parker’s Mood JAZZ Club ピアノ&ヴォーカルのデュオ 20180705

相続は自分がよけると子や孫に当たる意味とは

僕の曾祖父はアメリカのロスアンゼルスでホテルを営んでいましたが、ある日銃撃戦に巻き込まれ流れ弾に当たって亡くなったそうです。
流れ弾が当たって亡くなるとは本当に無念だったと思います。
曾祖父の葬儀の写真が残っていて、お墓はロサンゼルスのどこかにあるようです。

アメリカのロサンゼルス教会での曾祖父の葬儀

流れ弾が当たると言えば、相続でも同じようなことがあります。

僕は相続のセミナーで沖縄特有の事情について、お話ししています。
他の地域はどうかわかりませんが、数多くの相談やお仕事をご依頼いただく中でお伺いした話から沖縄特有の相続事情が僕なりに見えてきました。
率直に言って簡単に解決できるものではありませんが、自分の代で解決してもらいたい。

沖縄の相続事情はいくつかありますが、その中で家族が流れ弾的に相続問題を引き継ぐことがあります。

相続争いの原因 沖縄の相続事情

(沖縄特有の事情)
〇祭祀主宰者のこと(トートーメー、お墓)
〇問題先送り(てーげー)
〇子供・兄弟・親戚が多い
○主な相続財産が居住用不動産

沖縄特有の相続事情として、大きく4つあると考えていますが、今日は「問題先送り(てーげー)」について、お話しします。
これが家族に流れ弾的に当たる可能性がある問題なのです。

沖縄の人はてーげー(いいかげん)なところがあるとよく言われます。
それは僕は大らかな県民性から来ているのと、あまりキチキチするのが得意でないからだと思っています。

僕もてーげーな部分はあります。

そして、物事をてーげーに考えることはいい時もあります。
ストレスがたまることで、あまりにも真面目に考えすぎるとメンタルダウンしたり、最悪の選択をする可能性もあります。

そんなときにてーげーに考えて問題を先送りしたり逃げるのも一つの手だと思います。

しかし、相続においては当事者がてーげーに考えて、問題を先送りにするとその後ろの人、つまりは子や孫、兄弟姉妹に当たってしまうこともあるのです。

自分の代で相続手続きを完了しなかったために、子や孫の代が大変な思いをすることがあるのです。

沖縄特有の相続事情 てーげー編 問題点 原因

例えば、少子高齢化が進む日本において空き家空き地問題が顕在化してきています。

また、相続手続きがされていないために所有者が多数となっている不動産が激増しているようです。

先日も香川県で、空き家となっている建物が倒壊の恐れがあり危険があるとして、自治体が取り壊し、所有者(亡くなっている)の相続人のうち、連絡の取れる孫に費用を請求するとのニュースがありました。

これも、その孫の親、つまりは所有者だった方の子供達が解決していれば、何の問題もなかったはずです。

相続の問題を先送りし、いい加減に対応したせいで、次の世代に迷惑が掛かった事例です。

ストレスのかかることからは逃げたい。
また、場合によっては逃げてもいいのですが、相続の場合には当事者が逃げると問題が次の世代に引き継がれるだけです。

ですから、相続は自分の代でなんとかするんだ!と気概を持って対応してほしい。
そして、何をしたらいいのかわからない、解決策が思いつかない場合には、僕ら専門家に相談してもらえばいいのです。

ストレスはたまるかもしれないけど、相談相手がいれば解決方法がみつかり、スッキリするのではないでしょうか。
そんな方のために僕ら専門家はいるのです。

沖縄特有の相続事情 てーげー編 解決策

今日のJAZZ

昨晩のジャズライブで聴いた曲をYoutubeで探してみました。
これまでも何度か聴いたことのある曲ですが、やっと曲名がはっきりわかりました。
ジュリー・ロンドンの《You And The Night And The Music》(あなたと夜と音楽と)。
ジュリー・ロンドンが色っぽく歌い上げてます。
大人の女性の歌ですね。
調べてみみたらミュージカル「リヴェンジ・ウィズ・ミュージック」で使われた曲のようです。
歌詞は完全に大人の世界のはなし。
女性が男性に向ける欲望が歌われてます。
いいですね。

【相続セミナー・説明会情報】

「中学生でもわかるやさしい相続のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年7月25日(水)
◇時間:14:00~15:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「7/25セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

【連絡先】

〒900-0014沖縄県那覇市松尾1丁目15番7号 2階
電話098-861-3953
FAX098-862-8641
メールお問合せフォーム


The following two tabs change content below.
アバター画像

城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください