楽しい正月に相続の話をするのはタブー?
こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
家族があつまる年末年始に相続の話をするのはタブー?
いよいよ今年も2日となりました。
今日は朝から家の掃除や三男坊のブルドッグの空をお風呂に入れたり、三男坊の部屋を掃除したり、デパートにお年賀やお正月に必要な食品の買い出しへ行ってきました。
朝から体を動かしているので、結構くたくたですが、年越しそばを買い込んだり、お雑煮の具材を買い込んだりしていると疲れを感じつつも楽しくなってきました。
明日は家族が同じ食卓に集まっておそばをすすり、紅白歌合戦を観て、ゆく年くる年を観ながら年を越すことになると思います。
また、元旦は朝からおせち料理を囲み、お雑煮を食べながら、お屠蘇を飲んで、子供にお年玉を上げて、皆で一年間健康でいることを願う大事な時間です。
どの日も美味しいお酒が欠かせないでしょう(笑)
年末年始の過ごし方は家庭によってそれぞれ違うでしょうが、多くの家庭で離れ離れになっている家族が集まる数少ない時かもしれないですね。
特に子供たちは独立して家庭を持ち、ご両親が恒例となっている家族にとってはとても楽しく大事な時間ではないかと思います。
そんな時に話題に上るのは、孫の事、親戚の事、健康の事などかもしれません。
そして場合によっては相続の話なども出てくるかもしれないですね。
相続の話は、とてもセンシティブなものであり、場合によっては当事者を不快にさせてしまうこともあるかもしれません。
僕のお客様も家族と相続の話をしてとても憤っている方がいました。
例えば、独身の高齢の方にそんなに会うこともない甥から「おばさんに何かあったら、この家は僕がちゃんと引き継ぐからね」と言われたそうです。
また、子供のいないご夫婦のほとんど会わない甥から「二人に何かあったらこの家はどうするつもりね。決めてる?」と言われることもあったそうです。
さらに、子供たちから「お金はいくらあるの?不動産は他にもあるの?」と頻繁に聞かれて、嫌な思いをしたご夫婦もいらっしゃいました。
相続の話をするのは、確かに気を付けないといけません。
しかし、僕は家族で話をすることがタブーだとは思いません。
逆にとても大事なことだと思います。
なぜならば、相続は家族全員が関係してくることですから、家族が気にするのも致し方ない事です。
もしも借金があれば、家族はそれを引き継がねばなりませんし、主たる相続財産が不動産だけなら誰が管理するのかを決めなくてはならない、相続税が課税されるようなことがあれば備えなければなりませんからね。
誰が言い出したら一番いいのか?
自分の死のことを考えるのは、抵抗があるかもしれませんが、相続においては、本人がしっかりと考えて準備をして、家族に伝えるのが一番だと思います。
そのほうが家族も安心するし、ご本人も安心できるのではないかと僕は思っています。
僕のところにご相談に来る方も心配されてこられる方がいます。
「ご高齢の親が相続の事を何も考えていない。明らかにトラブルになりそうなんです。どうしたらいいですか?」
そんなご相談も多数受けています。
ですから、本人がその気になるのが一番だと思いますよ。
家族からの切り出し方
そんな時に僕は、準備不足が招いた相続トラブルの事例をいくつかお伝えしてご両親になんとなく話をしてもらえるようにお話ししてます。
直接的に「お父さんの相続の話をしよう!」というのではなく人から聞いた話やTVの話として事例を伝えてみるのです。
例えば、「そういえばこの間、友達から聞いたんだけど、親が亡くなって相続でもめてて子供同士で裁判までしているみたいね。相続は怖いね。でも、相続は子供たちが争う確率が高いらしいよ。でも、TVでみた相続はうまくいってたとの話を聞いたよ。どうも遺言書があったから良かったみたいね。」と伝えてみたりするのもいいかもしれません。
御両親も少し準備する気になるかもしれないですね。
また、いきなり相続の話をするのではなく、高齢者が直面する課題から相続の流れにするのもいいかもしれないですね。
高齢者の直面する課題とは、意思判断能力が亡くなった時に身の回りの面倒は誰がみるのか、その時に必要な資金は十分にあるのか、銀行の通帳や印鑑はどのように保管しているのか、介護はどのようにするのかなどなどを話していくながれで、万が一の時の話までするといいかもしれません。
他にも、医療における延命措置はどうするか、葬儀のことやお墓の事など、話のネタは多々あるのではないかと思います。
ただし、こんな話もいきなりするとびっくりしますから、家族で集まる機会を多くして、コミュニケーションをとることが何よりも大事だと思います。
僕は楽しい年末年始の時間だとは思いますが、家族が集まる数少ない時間だとも思いますので、相続の話なんかもすることは大事ではないかと思いますね。
相続でトラブル、争いになってしまい家族関係が崩れてしまうのは本望ではないはずですから。
8年ほど前に亡くなった父親とも生前に相続の話をしてましたね。
父は「母親に全ての財産を相続してもらいたいから、僕と弟には理解してもらいたい」と言っていました。
もちろん異論もなかったです。
本人が意思表示していると助かりますよ。
今日のJAZZ
サックス奏者トレーンことジョン・コルトレーンの代表的なアルバム『My Favorite Things』。
高い音色のソプラノサックスで奏でる演奏の数々はインパクトがありますね。
最初は「なんと間の抜けた演奏なんだろうか」と思ってましたが、聴きこむとトレーンの演奏もそうですが、ピアノもいいし、バックのピアノ、ベースとドラムとのセッションも聴きごたえがあります。
タイトル曲の《My Favorite Things》はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌として使われたものです。
【相続セミナー・説明会情報】
「円満かつ円滑な相続の準備 ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)
家庭裁判所での「遺産分割事件(平成28年度)」の約76%は、遺産総額5,000万円以下となっており、必ずしも大金持ちが争っているわけではないのをご存知ですか?
自分の遺した財産がもとで、家族が幸せになるどころか、争いの種になってしまう事例が立ちません。
せっかく、汗水たらして築き上げた財産、そして家族の為にと思って遺した財産が、争いの原因となってしまっているのが現状です。
相続争いは誰にでも起こる可能性があるのです。
「自分には財産がないから大丈夫。」
「自分の家族は仲がいいから大丈夫。」
「考えるのが面倒。なんくるないさ~。」と思っている人ほど相続争いを生む種を植え付けています。
そして、貴方が亡くなった後に、相続は争いとなり、見事に大輪の花を咲かせてしまうのです。
一方で相続争いは誰にでも起きえる可能性があるから、自分もしっかり準備して、家族の幸せを作り出そう、と思っている方もいらっしゃいます。
両者の考え方の違いは、ご家族が争いに巻き込まれるか否かの分岐点になるかもしれません。
相続争いの原因を知り、準備さえすれば、ご自身もご家族も安心し、人生の最後の瞬間まで幸せでいられると思います。
何も心配しなくていいのですよ。
まずは、相続の事を知ってください。
遺言相続専門の行政書士が、円満かつ円滑な相続の方法を分かり易く解説します。
【開催概要】
開催年月日: 平成30年1月30日(火)
時間:午前10:00 ~ 11:45 定員:先着12名
参加費:2,000円(税込)/名 ※当日、会場にてお支払いください
【申込方法】
◇電 話 098-861-3953
◇FAX 098-862-8641
◇メール お問合せフォーム
※題名に「1/30セミナー参加申込」と入力お願いします
お名前と参加人数をお伝えください。
座席を確保して、当日、お待ちしております。
【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階 小会議室
那覇市松尾1-6-1 駐車場有(セミナー参加者無料)
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僕の通うJAZZクラブ「Parker’s Mood Jazz Club」 に行ってみたい人はお気軽にお電話ください。最高にカッコいい、至福の時間をご案内します♪
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【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市まであたりまで聴けるかな。
カーラジオなら北は読谷村、沖縄市まで、南は豊見城市、与那原町まで聴けるはず。
全国的にはスマホのアプリでも聴けますよ。
AndroidのアプリはGoogle Playで「FMレキオ」をダウンロード。
iPhoneのアプリはApp Storeで「Tunein Radio」をダウンロード。
僕がラジオパーソナリティをしている理由はこちら。
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