「私が亡くなったらこ全ての財産を貴方にあげるからね。」と故人が家族全員に言ってたとしたらどうなる?


こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

今日もJAZZを聴きながらブログを書いてます。
【本日のジャジーのJAZZタイム】は、ピアニストのデイビット・マシューズが率いるマンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)の「Take The A Train」(A列車で行こう)。
最近、バンド名に惹かれて手に取ったアルバムがMJQのデビュー作でした。
僕はニューヨークが好きなので「マンハッタン」の文字に惹かれたんです。
結成当時からメンバーも大幅に入れ替わっていますが、紹介している最近の曲も軽快な演奏が聴けます。
スイング感のあるJAZZが楽しめます。
「MJQ」と言ったらモダン・ジャズ・カルテットが有名ですが、マンハッタン・ジャズ・クインテットもいいですよ。

今日は僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の収録でしたが、MJQ(マンハッタン・ジャズ・クインテット)の曲も2曲流してます。
放送は明日午後9時からです。お楽しみに!

ラジオ番組収録風景。

家族があれこれ心配するよりも本人の意見が大事

以前に相続のご相談があって、おじいちゃんが自分の相続の事を考え始めているんだけど、どのように準備したらいいか、とのご相談がありました。

お話を聞いていくと、おじいちゃんには一応の相続の考え方があるのらしいけど、ご家族みんなでお話をしたことがないらしい。

ご相談に来られたご家族には、おじいちゃんは「自分の財産は、あんたにあげるからね」と話をしているらしいです。

でも、これって危険なにおいが。
といいますのは、ご年配の方は、そういった話を他のご家族にもしている可能性があるからです。
決して悪気はないのでしょうが、ご年配の方は、自分が優しくされると何かしらお礼がしたくて「自分が亡くなった後に残った財産を貴方にあげるよ」と言い残す方が案外いらっしゃるんです。
そんな状況で、相続が開始すると、相続人は、口々に「おじいちゃんは私に財産をあげると一っていた」と言い出して、遺産分割協議が整わないのです。

ご存知の通り「遺言」は、口頭や動画では遺すことができず、書面で遺さなくてはなりません。
厳格な法的な要件が定められていますので、いくら家族(相続人全員)の前で、故人が口頭で遺言を残していても法的な拘束力はありません。
もちろん、相続人全員が話し合って、その通りに遺産分割協議をすることは一向にかまいません。

また、上の例では、おじいちゃんが元気なうちでも、ご家族は、その真意が気になって、仕方が無くなるのですね。
しかし、相続は家族があれこれ心配しても、本人の意向が一番大事なので、本人の考え方を知っておくことがなにより大事なのです。

 

ちなみに法律上は、亡くなった方が「亡くなったらこの財産をあげます。」、もらう方が「そうなった時はもらいます。」とする契約を「死因贈与契約」といって口約束でも有効ではありますが、こその内容を知っている方が当事者だけでしたら、相続が始まった時点で、他の相続人ともめる可能性は高いでしょうね。
もし、死因贈与契約をするのであれば、契約書を作成することをお勧めします。

気持ちの行き違いがないように形にしよう

相続はご本人の意思が何より大事です。
どのように財産を分与するかはご本人が考えることですし、自由に決めていいのです。

ですが、日ごろから一貫した考え方を持っていないとご家族が混乱したり、誤解したり、もめたりすることもあります。

相続が問題とならないように、ひいては争いにならないように、しっかりと準備する必要があると思います。
争いにならないように準備をするためには、遺言書を書くことです。
遺言書で、あなたの最終意思をしっかりと書き残すのです。
そして、支障がなければ、元気なうちに遺言書の内容を家族に周知するのもいいでしょう。
もし、遺言書の内容が明らかになると支障がありそうなら、相続の内容については触れないことですね。
口をつぐむことも必要なことがありますからね。

いずれにせよ、相続は行き違いのないように、しっかりと準備してくださいね。

 

今日10月31日はハロウィンのようですね。
ハッピー・ハロウィーン!
とくになしもしませんが、とりあえず言ってみました(笑)

 

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相続争いは誰にでも起こる可能性があります。
「自分には財産がないから大丈夫。」
「自分の家族は仲がいいから大丈夫。」
「考えるのが面倒。なんくるないさ~。」
と思っている人ほど相続争いを生む種を植え付けています。
そして、貴方が亡くなった後に見事に大輪の花を咲かせてしまうのです。

一方で相続争いは誰にでも起きえる可能性があるから、自分もしっかり準備して、家族の幸せを作り出そう、と思っている方もいらっしゃいます。

両者の考え方の違いは、ご家族が相続争いに巻き込まれる分岐点になるかもしれません。

相続争いの原因を知り、準備さえすれば、ご自身もご家族も安心し、人生の最後の瞬間まで幸せでいられると思います。
何も心配しなくていいのですよ。まずは、相続の事を知ってください。

【こんな方にお勧めです】
一つでも当てはまるようでしたら、是非、説明会へお越しください。
☑そもそも相続のことが、まったくわからなくて心配
☑どんなときに相続が争になるか知りたい
☑相続争いを避ける方法について知りたい
☑遺言書の書き方を知りたい

《日時》 平成29年11月28日(火) 午前10:00~11:45
《会場》 沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階小会議室(那覇市松尾1-6-1)駐車場有
《定員》 12名
《参加費》2,000円(税込)
《申込方法》
・電  話 098-861-3953
・FAX   098-862-8641
・メール  お問合せフォーム  ※題名に「11/28セミナー参加申込」と入力お願いします

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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