知ってますか?遺言書を書く本当の理由。

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こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

遺言書を書く理由

僕は遺言書を書く理由として「皆が幸せになるために」ということをお伝えしています。

財産があって、その分け方を法的に有効な方法で決めるのが遺言書を書く意義ではありますが、遺言書を書く理由は外にあると思います。

自分の遺した財産で、家族が争うことを避けたい。

これが一番大きな理由ではないかと思います。

僕がこの仕事を始めて、初めて相続セミナーを開催したときにご参加いただいた70代の男性がいらっしゃいました。
妹さんと連れ立ってご参加されていましたが、その方がこうおっしゃったのです。

自分の死後、家族が相続で争わないかと考えると夜も眠れないのです。

この方は、ご家族があり、那覇市内に不動産を有し、アパート収入もあり、年金収入もある。
僕からすると悠々自適な幸せな生活を送っていると感じたんですが、起きてもいない相続争いを考えてしまい、悪いほう、悪いほうに思考がいってしまって落ち込んでしまい、夜も眠れなくなって、体調を崩してしまったようなんです。

僕はこの方は「幸せなんだろうか?」と思ってしまったんです。
失礼ながらもです。

これだけ恵まれた環境にいながら、起きてもいないことを想像して健康を害しているんですからね。
でも、理由は明らかでした。
相続の事を理解していなくて、家族が争わないようにするためには、どんな対策をとればいいのかを知らなかっただけなんです。

その方は、僕のセミナーで相続争いの原因とその予防策を知り、実践したのです。
お会いするたびに、顔色が良くなっていくことが僕の目にも明らかだったのです。

いつも一緒に来られていた妹さんがおっしゃっていました。
「兄は最近眠れているようです。」

僕は、この時に気づいたんです。
相続の事を知り、相続が争いになる理由を理解し、その予防策を実践すれば、何も心配することはないのだと。

それから、僕は相続セミナーのサブタイトルに「幸せな相続の準備」と銘打ってます。

相続は準備さえすれば、ご自身もご家族も皆が幸せになれると思っています。

そして、相続を争いにしないための予防策の一番の方法が「遺言書」を書くことだと思っているのです。

 

遺言書の大切さをお伝えする相続セミナーを毎月開催してます。
当事務所主催のセミナー・説明会案内サイト

今月は明日6月30日(金)の開催です。
「一番わかりやすい相続の基本と遺言書の書き方 ~幸せな相続の準備~ 説明会」

遺言書の法的要件

では、家族を相続争いから守るために遺言書を書こうと思いたったとしましょう。
いくつか種類がある中で、自分で書ける「自筆証書遺言」を選んだとします。

自筆証書遺言が法的に有効となる要件は、法律でガチガチに決まっています。

遺言書は法的拘束力をもつ個人が書き記せる書類だからです。
財産の移転などで法律上の権利義務関係を形成するのですから、当然と言えば当然です。

その法的要件は、以下の通り決まっています。

遺言書の法的4要件

この4要件の一つでも欠くとその自筆証書遺言は無効となります。
自分で書く時には、しっかり上の要件を押さえてください。
イヤ、絶対にです。

せっかく家族が争わないように遺言書を書くことを決めたんですからね。

そして、遺言書を書きあげたら専門家にチェックしてもらってくださいね。
確実に遺言書は書き上げてほしいのです。

「自分の死後、家族が争わないように、円満かつ円滑な相続を実現し、皆が幸せになってほしい」と願い遺言書を書くわけですから。

遺言書を書くことは、人生の最後の大仕事になると思います。
頑張って、仕上げてくださいね。

今日のJAZZ

ギタリストJim Hall(ジム・ホール)とベーシストRon Carter(ロン・カーター)のアルバム『Alone Together』。
ギターとベースのデュオって面白いですね。
アルバムタイトル通り二人きりの演奏です。
一曲目の《St. Thomas》を聴くととても軽やかで、楽しくなります。
JAZZは様々な楽器が絡み合って即興演奏を繰り出す素敵で楽しい音楽です。
このデュオも地味だけどとても落ち着いた演奏で楽しめます。
人生も二人きりで過ごすこともあり、それも楽しかったりしますね。

 

【セミナー・説明会情報】 告知チラシはこちらをクリック

「一番わかりやすい相続の基本と遺言書の書き方 ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)

相続って難しい・・・と思っていませんか?確かに法令は難解な言葉が並んでいて、理解するのは大変です。ただ誰もが、経験することなので、基本的なことは知っておいたほうがいいのですね。
また、遺言書を書きたいけど、どういうふうに書けばいいのだろうか?と考えている方に遺言書の外せない法的要件とポイントを具体例を上げて解説します。
遺言書は法的要件を一つでも欠くと無効になりますから。
遺言書の記載例もいくつか差し上げます。

=こんな方にお勧めの説明会です!=
☑家族に相続争いをさせたくない
☑円満かつ円滑な相続をしたい
☑相続争いの予防策を知りたい
☑遺言書の書き方を知りたい

《日時》 平成29年6月30日(金) 午前9:30~11:30
《会場》 沖縄県教職員会館「八汐荘」 3階 小会議室 (那覇市松尾1-6-1) 駐車場有《定員》 12名
《参加費》2,000円(税込)
※お二人目からは1,000円(税込)。ご夫婦で参加でしたら3,000円です。
《申込方法》
・携帯電話 080-1087-7965
・電  話 098-861-3953
・FAX   098-862-8641
・メール  お問合せフォーム ※題名に6/30のセミナー申込とお書きください

【ジャジーのJAZZツアー開催中】
僕の通うJAZZクラブParker’s Mood Jazz Club」 に行ってみたい人はお気軽にお電話ください。最高にカッコいい、至福の時間をご案内します♪
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「Parker’s Mood Jazz Club」
那覇市久茂地3-9-11アーバンビル5F

【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」
FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日 21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市まで、
インターネット経由のサイマルラジオなら全国で視聴可能!
僕がラジオパーソナリティをしている理由はこちら
大好きなJAZZや遺言・相続のことを中心におしゃべりしてます^^
聴きたいJAZZがあったらリクエストください!
遺言・相続に関する疑問がありましたらお気軽にご質問ください!

【コンタクト】
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目15番7号 2階
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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