【ジャンルを超えたジャズ6選】ジャズはジャンルを超えてカヴァーされていて面白い。ジャズらしさを感じられる演奏の紹介です。
JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えを書いています。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。
自分らしさ
誰しも忘れられない言葉を胸に抱えて生きているのではないかと思います。
感銘を受けた言葉。
共感した言葉。
勇気をもらった言葉。
慰められた言葉。
立ち直るきっかけとなった言葉。
などなど。
そして、その言葉をかけいてくれたのは、両親、祖父母、家族、恋人、元カレ、元カノ、友人、恩師、仲間、同僚、上司などなど大事な人だったことでしょう。
えてして、そんなことを伝えた人は覚えていなくても、受け取った側は忘れないものです。
僕もいくつか忘れらない言葉があり、大事にしています。
ジャズの帝王と呼ばれたトランペッターのマイルス・デイヴィスも父親から言われたことで忘れられないことがあったそうです。
マイルスはニューヨークで演奏活動をするため名目上ジュリアード音楽院に進学します。
名目上というのは、ジュリアードで学ぶよりもチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーなどの一流のミュージシャンと交流しセッションすることの方が重要だと思っていたからです。
ただ、父親を説得するのにジュリアードで学ぶことをニューヨークにでる口実にしていました。
案の定、マイルスはジュリアードを卒業することなく中退します。
マイルスが忘れられない言葉とは、1945年にジュリアードを辞めることを故郷のセントルイスで歯科医をしている父親に告げた時に、父親がマイルスに語った言葉です。
「マイルス、窓の外の鳥の鳴き声が聞こえるか?自分の鳴き声のないモッキンバードさ。他の鳥の鳴き声はなんでも真似るが、自分の鳴き声がないんだ。あんなふうになるなよ。自分だけのサウンドを身につけることが一番大事なんだぞ。自分自身に正直にな。やるべきことはわかってるんだろうし、お前の決心を信じるよ。金は独り立ちするまで送ってやる。心配するな」
(「マイルス・デイビス自叙伝Ⅰ」(マイルス・デイヴィス/クインシー・トループ著 中山康樹訳 宝島社)P.111)
「自分らしさを磨けよ」といったメッセージだったのだと思います。
マイルスは、父親の言葉を生涯大事にしていたようです。
僕も学ぶことの多い言葉だなと思います。
参考になる演奏方法や尊敬するミュージシャンの演奏する姿は理想となるでしょうが、全く同じようにするだけではダメなんだということでしょう。
何事も最初は基本を学び、その通りにすることは大事ですが、自分らしさを発揮することは、なお大切なことなのだと思います。
ジャズではスタンダード曲と言うものがあって、同じ曲を沢山のジャズマンがカヴァーしています。
また、ジャンルを超えてPOPS、ブルース、カントリー、世界的なヒット曲、民謡や童謡などをジャズにアレンジした演奏が多々あります。
これは「モノマネ」ではないのでしょうか?
僕は違うと思います。
ジャズのアレンジのされた演奏やスタンダード曲の演奏は聴いていただくとわかりますが、どれも独創的で、個性があります。
同じ曲なのに、ここまで違う曲になるんだな、と不思議に思います。
ジャズメンは皆、自分のサウンドを持っていて、その時に感じた表現をしているのだと思います。
自分の歌声を持っているのだと思います。
TV番組などで、モノマネ番組があり、それはそれで面白いですよね。
しかし、本家本元のその独自の歌声や演奏は唯一無二なのだと思います。
僕も多くの行政書士がいる中、自分らしさをまとった人間になりたいと思っています。
ということで、月曜日恒例の過去6日間にブログで紹介したジャズのまとめ記事です。
様々なカヴァー演奏を紹介していますが、どれも独自の個性があって面白いですね。
振り返ってみてもいいジャズを聴いてました。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。
ソニー・ロリンズ《Isn’t She Lovely》
サックス奏者ソニー・ロリンズの《Isn’t She Lovely》(可愛いアイシャ)をB.G.M.にブログを書いています。
この曲はスティービー・ワンダーの作曲で、世界的な大ヒットをしましたね。
スティービーの娘さんの誕生祝に作ったみたいです。
多くのミュージシャンがカヴァーしてますが、ジャズでも演奏されています。
ジャズの巨人に数えられるソニー・ロリンズも演奏してます。
ジャズ・アレンジもいいですね。
ビル・エヴァンス《Someday My Prince Will Come》
ピアニスト、ビル・エヴァンスの《Someday My Prince Will Come》をB.G.M.にブログを書いています。
僕らの年代(50歳前後)だと誰もが耳にしたことのある曲ではないかと思います。
1937年のディズニー映画「白雪姫」の挿入歌《いつか王子様が》ですね。
ジャズのスタンダードともなっていて、多くのジャズメンが演奏しています。
エヴァンスのファースト・トリオによる演奏も良く聴かれている一つではないでしょうか。
エヴァンスの演奏は軽やかで明るい。
可愛い表現もありますね。
プラチナ・ジャズ《Hajimete No Chuu》
ラスマス・フェイヴァ―率いるプラチナ・ジャズの《Hajimete No Chuu》(はじめてのチュウ)をB.G.M.にブログを書いています。
ご存じの方も多いのではないかと思いますが、藤子・F・不二雄さんのアニメ「キテレツ大百科」のオープニング曲またはエンディング曲として流れていた曲です。
始めてキスをする少年の心情を歌った曲として、人気の曲でしたね。
そのアニメ・ソングをプラチナ・ジャズがかっこ良くジャズ・アレンジしています。
オリジナルもいいし、ジャズ・アレンジも最高です。
ちなみにオリジナルの《はじめてのチュウ》はこちらです。
聴き比べてみるのもいいのではないでしょうか。
スタン・ゲッツ《Dear Old Stockholm》
サックス奏者スタン・ゲッツの《Dear Old Stockholm》をB.G.M.にブログを書いています。
《Dear Old Stockholm》はジャズのスタンダードとなっていますが、ゲッツがスウェーデンで演奏した時に、現地のミュージシャンから教えてもらった曲のようです。
元々はスウェーデンの民謡《麗しのワームランド》(邦題)をジャズ・アレンジした曲です。
ノスタルジーを感じられる演奏で、心地がいいですね。
マイルス・デイヴィス《Human Nature》
トランぺッター、マイルス・デイヴィスの《Human Nature》をB.G.M.にブログを書いています。
《Human Nature》はマイケル・ジャクソンの曲ですよね。
マイルスが、《Human Nature》をカヴァーした時には賛否あったようですが、僕は格好いいと思う。
確かに真っ直ぐなジャズじゃないし、マイルスもジャズを演奏してたつもりはないのかもしれないけど、とにかくカッコいい。
プラチナ・ジャズ《The Galaxy Express 999》
ラスマス・フェイバー率いるプラチナ・ジャズの《The Galaxy Express 999》をB.G.M.にブログを書いています。
アニメの巨匠松本零士さんの代表作「銀河鉄道999」の映画のエンディング曲です。
僕も大好きな曲で、カラオケでも良く歌っています。
オリジナルもカッコいいのですが、プラチナ・ジャズのジャズ・アレンジもかなりクールです。
こんな風に歌えたらいいですね。
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