高額な財産である不動産の相続は難しいこともあるので、しっかり対処すべし。


収録風景 ブレブレで申し訳ない

10月に入りましたね。
日中はまだ暑いのですが、朝晩がとても涼しくて過ごしやすい。
僕は暑いのが苦手なので、いい季節です。
10月の仕事始めは明後日(10/3水曜日21時)から放送のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の収録から始まりました。
今回はゲストに豊見城市で不動産業を営む「がじゅまる不動産」の金城学志(さとし)さんと2回目のゲストの「アシスト行政書士事務所」の仲大盛充司さんのお二人をお招きしてたっぷり、あっという間の50分間の収録でした。
お二人とも僕と同じ個人事業主ですが、地域に根差した事業展開をされていて興味深い話を聞くことができました。
金城さんは「ウクレレ先生」とも呼ばれていて、趣味が高じてウクレレ教室なども不定期で開催しています。
番組内でもご披露してもらいましたが、趣味の域を超えてます。
素晴らしい音色と歌声でした。
お二人とも気軽に相談に乗ってくださる方なので、不動産のことは金城さんへ、建設業の許認可のことは仲大盛さんにご相談して久手下さいね!

金城学志さんのがじゅまる不動産のサイト

仲大盛さんのアシスト行政書士事務所のサイト

是非、明後日の放送をお楽しみに!
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

不動産の相続のこと

今日のラジオの収録でも話題になりましたが、沖縄は相続財産に占める不動産の割合が高く、平成28年度の国税庁などの統計によると全国平均43.5%に対し、沖縄は69.9%に上ります。
不動産は高額な財産である一方で、分割しにくい財産で、遺産分割もしにくい財産となっており、沖縄のみならず全国で問題となっています。

それが空き家・空き地問題にも鮒がっているようです。
不動産が分割しにくい財産であると同時に、少子高齢化が進み、不動産の相続が上手くいっていない現状も

過疎地に限らず、都市部でも空き家や空き地が目立つようになり、都市景観を悪くしたり、治安面で心配が出たり、野生生物の住みかとなって地域住民が困ったりしているケースが出てきているようです。

不動産と言えば、宅地、一戸建て、マンション、畑、山、田など様々だと思います。

しかし、この不動産が相続の時にネックになることも多いのです。
遺言書があり、どの不動産を、誰に、相続させる、と書いてあるのならいいのですが、遺言書のない相続はそれこそ山こそあります。

そうなると、不動産の所有者の名義を変えるには、遺産分割協議が必要です。

大抵の方が、その作業を嫌うようなのです。
書類の作成も面倒なのかもしれませんが、そもそも相続人全員で話合わないといけないことなので、皆さん面倒だと感じるようなんです。

確かにそれは、そうかもしれません。
家族といえども、相性が合わないとか、仲が悪いということもあります。

ましてや、お金の絡む相続の話し合いでは、いろいろな言い分があって話し合いは難航しますし、相続が原因で、関係が悪化することはよくあることですから。

そうなると、皆さん話し合いを先延ばしにしたり、かかわりあいたくないと考えるようです。

ですから、沖縄なんかでは誰が真の所有者かわからないような不動産がたくさん出てきているようです。

それは、空き家や空き地問題にもつながりますね。

僕が相談を受けたケースでは、相続人が60名以上いて、せっかくのいい土地があるのに、活用できていないケースを聞いたことがあります。
これは子や孫の代まで、引きずってしまっていて、皆が困っているケースでした。

結局裁判まで移行した案件です。
相続の準備をしてないことで、子や孫に裁判までさせたいですか?

相続の手続きを先延ばしにすることで、せっかくの財産を活かしきれなくなったり、経済的に助かるはずなのに役に立たなかったり、子や孫の代まで悪い影響を与えたり、ましてや空き家・空き地問題につながり地域住民に迷惑をかけたりするのです。

とにもかくにも問題が発生する前に、動きましょう。

遺言書がなければ、遺産分割協議をするしかありません!
また、遺言書があれば、相続手続きはとてもスムーズにいきます。

家族が、煩わしい思いをしたり、余計な争いに巻き込まれなくていいのですから。

ですから、家族が争わないように、「遺言書」を書きましょう。

「遺言書」を書くことは、あなたの最後の大仕事です。

今日のJAZZ

明後日のラジオ番組でも流す予定なのですが、一足先に紹介しときます。
ピアニストのハービー・ハンコックの《‘Round Midnight》。
ハンコック、トランペッターのウィントン・マルサリス、ベーシストのロン・カーターとドラマーのトニー・ウイリアムとのカルテットによる演奏ですが、ハンコックのアグレッシブな演奏にマルサリスのミュートの効いた音色のハーモニーが素晴らしい。

【相続セミナー・説明会情報】

「終活と相続と遺言のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年10月30日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「10/30セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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