家族や親せきが集まる場所を失わないためにも早めに相談したほうがいい事。


今日は僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の収録でした。
今日も4曲ほど選曲して流してますが、オープニングのデイブ・ブルーベック・カルテットの《Take Five》に始まり、日本人ボーカリストminori shojiの《Lovin’ You》、マイルス・デイヴィスの《Dear Old Stockholm》、日本人サックス奏者の高橋知己の《Smile Please》をお贈りします。
今回は4枚のCDを入れ替えて機器操作してたので、大変でした(笑)。
放送は17日(水)午後9時からです。

JAZZアルバム 高橋知己『Smile Please』(左) minori shoji『just in time minori shoji』

仏壇やお墓を見てくれる人が誰になるかはとても大事なこと

沖縄特有の事情に祭祀主宰者の問題があります。
祭祀主宰者とは、お墓やお仏壇を守る人、と考えるとわかりやすいでしょうか。

祖先崇拝の風習が色濃く残る沖縄では、今もお盆や清明祭(シーミー)、葬儀はとても大切なもので、親戚総出で行われることも珍しくありません。

沖縄も核家族化が進み、家族や親せきの繋がりが薄くなった今日でもお盆や清明祭は集まるのが当たり前のように思います。
特にご年配の方々は、実家に集まって親戚がおしゃべり(ユンタク)しているのが楽しかったりするみたいですからね。

沖縄は人の集まり、助け合い(ゆいまーる)をとても大切にする地域だと思います。
ですから、お盆や清明祭で集まる場所があるというのは、とても大切なことです。

その集まる場所が危機に瀕してきているのが、沖縄の現状かもしれません。
僕も相続の相談を受けるにあたって、お墓やお仏壇の話題になることも多々あります。

これは相続財産とは切り離して考えないといけない部分もあるかもしれないですね。
気持ちの問題が大きいのではないかと思う。

例えば、相続が発生したけれども後継者である長男は内地(本土)にいて、沖縄には次男と長女しかいないなかで、誰が祭祀主宰者となったほうがいいのでしょうか?

本来であれば、長男でしょうけど、お仏壇やお墓を内地にもっていくわけにはいかないですね。
だからと言って、次男が祭祀主宰者となるのは沖縄のしきたりで許されなかったり、抵抗があったりすることもあるかもしれません。
ましてや嫁いでいった長女が祭祀主宰者となるのも様々な問題が出てくるでしょう。

沖縄ではそこかしこでそんな問題が、起きているのです。

僕も長男で、内地に住んでいましたが、13年ほど前に帰ってきました。
将来はニューヨークに住んでみたいとは思ってますが、一時的なことでしょうから恐らくこの先も主たる生活場所は沖縄だと思います。
ですから、城間家の仏壇やお墓は、長男である僕が祭祀主宰者として見ることになると思います。
もし、僕が沖縄に帰っていなかったらどうなっていたか?
弟も内地で結婚して所帯を持ってますし、沖縄の後継者がいない可能性があったのです。

そんな似た状況にあっる家族はたくさんいるでしょうね。

お仏壇やお墓は人が集まる場所

お仏壇やお墓がある所に家族や親せきが集まるのが、沖縄の特徴です。
それが、年に数度の楽しみだったりもします。

でも、そんな場所が失われつつあるのです。
もし、引き継げる人がいるのであれば、しっかりと皆が元気なうちに話し合いをしたほうがいいですね。

もしも、今の状況が維持できないのであれば、永代供養やお墓を持たない供養のしかたも考えておく必要があるかもしれません。

僕はお墓やお仏壇は人が集まる沖縄の人にとってはとても大事な場所だと思いますので、できれば今の風習が維持できればと思うのです。

もし、祭祀主宰者であるあなたが次の世代への承継を考えているのであれば、元気なうちに話し合うことが大切だと思います。

何事も継続することは難しく、大変です。
祭祀主宰者のことも承継は大変なのです。

ちなみに祭祀主宰者は遺言書で指定しますが、一方的に決めると相続人もこまるでしょうから、十分に話し合ってくださいね。

今日のJAZZ

JAZZはあらあゆる曲をアレンジして演奏しています。
もともとはJAZZでない音楽がJAZZのスタンダードになっていることもあります。
《Dear Old Stockholm》もその一つ。
サックス奏者のスタン・ゲッツが北欧スウェーデンを訪れた際に現地のミュージシャンに教えてもらった民謡を持ち帰ってジャズアレンジしたところ人気を博し、多くのプレイヤーに演奏されJAZZのスタンダード曲となったそうです。
今日はスタン・ゲッツとトランペッターのチェット・ベイカーの哀愁を帯びた演奏《Dear Old Stockholm》を紹介します。

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【開催概要】

開催年月日: 平成30年1月30日(火)
時間:午前10:00 ~ 11:45  定員:先着12名
参加費:2,000円(税込)/名  ※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話 098-861-3953
◇FAX  098-862-8641
◇メール お問合せフォーム
※題名に「1/30セミナー参加申込」と入力お願いします

お名前と参加人数をお伝えください。
座席を確保して、当日、お待ちしております。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階 小会議室
那覇市松尾1-6-1 駐車場有(セミナー参加者無料)

【ジャジーのJAZZツアー開催中】

僕の通うJAZZクラブParker’s Mood Jazz Club」 に行ってみたい人はお気軽にお電話ください。最高にカッコいい、至福の時間をご案内します。
ジャジーのJAZZツアーの詳細はこちら

「Parker’s Mood Jazz Club」
那覇市久茂地3-9-11アーバンビル5F

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市まであたりまで聴けるかな。
カーラジオなら北は読谷村、沖縄市まで、南は豊見城市、与那原町まで聴けるはず。
全国的にはスマホのアプリでも聴けますよ。
AndroidのアプリはGoogle Playで「FMレキオ」をダウンロード。
iPhoneのアプリはApp Storeで「Tunein Radio」をダウンロード。
僕がラジオパーソナリティをしている理由はこちら
大好きなJAZZや遺言・相続のことを中心におしゃべりしてます。
聴きたいJAZZがあったらリクエストください!
遺言・相続に関する疑問がありましたらお気軽にご質問ください!

ラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)収録風景。

【連絡先】

〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目15番7号 2階
携帯電話 080-1087-7965
電  話 098-861-3953
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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