不動産を安易に共有にすると相続が大変なことになるかもしれません。

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JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。 僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は100件以上、相続相談は300件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを肌で感じ「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて実感しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外のことを書いています。

【新型コロナウイルス関係】

新型コロナウイルスに関する情報が多く出回っていますが、情報を集める際に参考にしていただきたいサイトをまとめましたので、参考にされてください。
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新型コロナウイルス関連サイト

相続案件の不動産の売買

以前に、ご相談があった話です。
亡くなった父親の不動産があり、相続手続きが完了しておらず、未だに父親名義の不動産を買いたいという人がいるが、売買できるか?とのお話がありました。

基本的には亡くなったお父様の名義のままでは、売買はできません。
一度、相続人の名義に変えなくてはいけません。

遺言書があれば、その通りに執行すればいいのですが、そうでなければ相続人全員での遺産分割協議が必要です。
遺産分割協議については、次のブログを参考にされてください。

亡くなった方の名義になっている不動産を売買したいのであれば、原則として、次の手順で進める必要があります。
遺言書のないケースです。

1.遺産分割協議(相続人全員)
2.遺産分割協議書作成(行政書士)
3.所有権移転登記(司法書士)
4.売買契約(買主・売主〈相続人〉)
5.売買契約書作成(行政書士または宅地建物取引士)
6.所有権移転登記(司法書士)

土地と建物

土地と建物

ちなみに、相続する不動産を買い取る人が決まっていて、売ることを前提に遺産分割協議をするのであれば、換価分割することを遺産分割協議の際に取り決めをして、遺産分割協議書にも記載するといいでしょう。
換価分割とは、遺産をお金に換えて、相続人はお金で分け合うことです。
共有財産とすると厄介なことが起きる不動産の相続では使われることがあります。
その場合の遺産分割協議書の文面のサンプルです。

(換価分割の遺産分割協議書サンプル)
1.次の不動産は換価分割のため沖縄太郎が取得する。
(1)不動産の表示
所 在:那覇市松尾八丁目  地 番:888番
地 目:宅地        地 積:535㎡
(2)沖縄太郎は「(1)」の不動産を令和2年6月30日までに60,000,000円以上の価格で売却し、その売却代金から売却に要する一切の費用(仲介手数料、登記手数料など)を控除した残額を次の割合で各相続人が取得する。
なお、残額に円未満の端数がある場合には、沖縄太郎が取得する。
①沖縄 太郎 4分の2
②那覇 花子 4分の1
③沖縄 二郎 4分の1

 

もちろん、上記のケースでは代表者を決めずに相続人全員が遺産分割協議で決めた割合で、所有権移転登記することも可能ですが、売買契約の際に所有者が沢山いると手続きが面倒かもしれませんね。
また、手続きの途中に万が一、相続人の誰かに不幸があったりすると、その相続人の遺産を誰が取得するのか決めなくてはならず、時間がかかるかもしれません。

さらに、もしもその不動産が売れなかったら、どうなるか・・・
一つの不動産に複数の所有者がいると大変厄介な問題が起きる事は相続に難くないでしょう。

今日、解説した方法は、不動産の名義が亡くなっているままで、かつ、その不動産の買いたいと言っている方がいる場合や確実に売れる物件であれば、有効だと思います。

くれぐれも安易に不動産を共有としないようにしてください。
後が大変です。

不動産の共有は他に方法がなくこれしか解決策がない、というときにしか使わない方がいいように思います。

また、遺産に不動産があるなら早めに名義変更の手続きをすることをお勧めします。
共有となっている不動産ほど厄介な財産はないのです。

特に沖縄の相続財産は、不動産の割合が高く、分割するのが結構大変だったりします。
平成30年度の相続税の申告における全国の遺産に占める不動産(土地・家屋)は約40%であるのに対して、沖縄は約70%となっています。
沖縄の遺産に占める不動産の割合が高いことは遺産分割の難しさにもつながっています。

最後になりますが、これまでは、遺言書のある相続では、不動産は所有権の移転登記がされていなくても第三者に対抗できていましたが、民法改正があり、遺言があっても登記していないと第三者へ対抗できないケースもありますので、遺言の執行は早めに進めるのがよろしいでしょう。

今日のJAZZ

今週はトランぺッター、マイルス・デイヴィスの特集です。
マイルスが1955年にプレステッジからコロムビアに移籍しますが、移籍第一作目のアルバムタイトルともなった《‘Round Midnight》を紹介します。
当時、マイルスの移籍はすったもんだ末に実現したのですが、コロムビアがマイルスを誘うきっかけとなったのが’55年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでの《’Round Midnight》だったそうです。
ミュートの聴いたマイルスの音色は、それは見事だったようですよ。
その年のニューポート・ジャズ・フェスティバルは、亡くなったサックス奏者チャーリー・パーカーの追悼コンサートでもあったそうです。
マイルスはパーカーのに多くのことを学びましたからね。
その時の演奏も見えない力が働いたのではないでしょうか、と思うのは僕だけでしょうか。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和2年11月26日(木) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)

※新型コロナウイルス感染の状況により、中止とすることもありますので、ご了承ください。

詳細はこちらをクリック。

ラジオ番組パーソナリティ

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。1971年9月生。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、平成27年10月より現職。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 平成28年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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