親から子への贈与する資産は現金に限らず軍用・公用地もメリットがある。

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お昼はお客様からのご依頼でとある契約書の確認をし、気になる点があったので、契約相手方に確認。
大きな問題はなく、気になっていた点も解消されたようなので、お客様も安心されたようです。
行政書士の業務のひとつに契約書の作成もありますが、契約はとても重要なことなので、気になる点があれば確認したほうがいいですね。
ただ、行政書士は契約交渉はできないので、契約内容と文面の確認が主になってくると思います。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

お金をあげるだけが贈与ではない

僕は遺言相続専門の行政書士ですが、遺言や相続に限らず、生前贈与のご相談もあります。
資産の承継ということであれば、相続、遺言と贈与も同じ手段です。

資産の承継の方法として、相続を待ったほうがいいのか、生前贈与がいいのかというのはケースバイケースです。
自分の老後の生活資金がやっとであったり、住んでいる家が主な財産であるなら生前贈与は現実的ではなく、遺言書を書いて相続を待つのがいいかもしれません。

ただ、それなりに余裕のある資産状況であれば、生前に贈与することも選択肢の一つになると思います。

沖縄では、アメリカ軍基地、自衛隊や空港用地として土地を貸している、いわゆる軍用・公用地主が多く存在します。
沖縄の軍用・公用地は年間賃料が入る上に、投資物件や相続対策としても活用できるので、活発に取引がされているようです、
最近は軍用・公用地は高騰していて、年間賃料の55倍から60倍での取引事例があるようで、地主さんにとっては売り時であり、買い手側からしても相続税対策になる状況となっています。

もし、軍用・公用地をお持ちの方で経済的な余裕のある方が、子供たちに資産承継を考える中で、生前贈与も選択肢に入れるのであれば、お金を上げるだけではなく、軍用・公用地をそのまま贈与することもいいのではないかと思います。

たとえば、3,000万円の現金を贈与したいと考えたときに、相続時清算課税制度を使って贈与税を申告・納付すると2,500万円を超えた部分500万円に20%の税金が課税(100万円)されます。
しかし、軍用・公用地で3,000万円で売れる土地を贈与すると場合によっては、贈与時点では贈与税が課税されないこともあります。
前述したように、軍用・公用地は年間賃料の55倍から60倍で売買されています。
軍用・公用地の評価は固定資産税に倍率(国税庁HP参照)を掛けて算出した額が贈与・相続税の計算の際の基礎となりますが、この評価が時価よりもかなり低いのです。
極端な話をすれば、売れば3,000万円になるけど、贈与・相続税の算定基礎となる計算をすると1,500万円程度になることもあるわけです。

ですから、場合によっては現金を贈与するよりも軍用・公用地を贈与するほうが節税につながることもあるわけです。
また、贈与を受けた子供たちは軍用・公用地を売却するだけではなく、年間賃料を受け取ることで経済的な利益を継続的に受けることも可能になります。

子供たちの生活レベルを上げたり、住宅ローンを組むことで生活レベルが落ちないようにしたりと親御さんが心配されるのであれば、お金を贈与するだけではく、軍用・公用地の贈与もひとつの手段かもしれません。

ただし、土地の贈与の場合には所有権移転登記の際の登録免許税、不動産取得税などの費用が発生しますし、自分で手続きができないのであれば専門家の報酬が発生することもあるので、贈与の際の費用・税金は発生することを念頭において進めてください。

軍用・公用地の贈与に際して注意する点をまとめたブログを参考までに貼り付けておきます。

ただ、贈与する理由が宅地・家屋の取得・建築資金だとすれば、住宅等取得資金の贈与の非課税枠(最大3,000万円)もあるので、そちらを活用することもいいのではないでしょうか。

不動産は円滑な承継のための様々な制度が準備されておりますが、一般の方が判断して行うのはかえって不利益をこうむることもあるかもしれません。

専門家に相談することをお勧めします。
僕も税理士、司法書士、土地家屋調査士、ファイナンシャル・プランナーと協力しながらご相談に対応しております。

今日のJAZZ

一昨日から女性ヴォーカリストの≪Summertime≫を紹介してますが、しばらく続けてみようと思います。
今日は御三家の一人に数えられるエラ・フィッツジェラルドの≪Summertime≫を紹介します。
迫力あるエラの歌声には圧倒されるばかりですが、グラミー賞を13回受賞し、音楽に対する研究も怠らなかったエラの実績は商業的にも学術的にも評価されているようです。

【相続セミナー・説明会情報】

中学生でもわかるやさしい相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年7月30日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「7/30セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック。

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。1971年9月生。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、平成27年10月より現職。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 平成28年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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