【沖縄特有の土地事情】知ってますか?軍用地を贈与する際の注意点。
今日は那覇市→浦添市→沖縄市→金武町を移動する予定です。
少しハードですが、ドライブを楽しみながら仕事をしたいと思います。
昨日からランチを楽しみにしてるのですが、前に食べた金武町のパーラー・リトル・キッチンのタコライスが第一候補です。
でも他のメニューも美味しそうなのが沢山あったので、目的地に着くまで楽しみにしておきたいと思います(笑)
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
軍用地の贈与手順について
金武町での仕事は軍用地の贈与です。
軍用地とはアメリカ軍の基地内の土地のことです。
その他、那覇空港用地や自衛隊基地を公用地といい、総称して沖縄の人は軍用地と呼んだりしてますね。
個人的には自衛隊基地を軍用地と呼ぶことにはどうなのだろうか?と思いますが、沖縄のてーげーさがそこにも出てます(笑)
軍用地の贈与で気を付けてもらいたいのが、登記簿上の地目です。
軍用地として収用されている土地の中には地目が「田」や「畑」の農地になっていることがあります。
軍用地だから、農業なんてできないだろう!と思われる方もいるかもしれませんが、軍用地の中でも黙認耕作地となっているところ、つまり軍用地なのだけど農業を営んでいる人はいるのです。
また、地目は雑種地だけど、現況として黙認耕作地としてされているところもあるかもしれないですね。
農地を贈与したり売買するには、贈与を受ける人や買い受ける人が農業従事者でなくては、基本的に農業員会は許可を出さないこととなっています。
一部例外もありますが、もし自分の土地が農地で贈与や売買を考えているときには、お近くの行政書士や役所の農業委員会にご相談してくださいね。
ですから、軍用地だとしても地目が農地の場合には少し気を付けたほうがいいようです。
沖縄の軍用地の地目は黙認耕作地でなければ、「雑種地」に変えましょう!というのが基本姿勢のようなのですが、これはあくまでも所有者から申請があった場合でだけで、国や登記所が勝手に変えるわけではありません。
もしも、軍用地の登記簿上の地目を「田畑」から「雑種地」に換えたいのであれば、必要書類(軍用地料算定明細書、所有者の住民票など)を揃えて登記所へ申請することとなります。
「黙認耕作地」でなければ、農業委員会の許可も不要のようです。
登記所が申請があった時点で、軍用地の所在地のある農業員会に照会することはあるようですけどね。
ちなみに、この登記簿上の地目変更の手続きは土地家屋調査士の業務の範疇ですが、僕の提携する土地家屋調査士を紹介することも可能です。
まとめると、軍用地を贈与する場合で地目が田畑となっている場合には、まずは「雑種地」に地目変更して、贈与契約を締結し、所有権移転登記を行う流れとなります。
☑登記簿上の地目変更(土地家屋調査士)
☑贈与契約書作成(行政書士)
☑所有権移転登記(司法書士)
☑贈与税申告・相続時精算課税制度選択(税理士)
地目が農地でなければ、地目変更の手続きは必要ありません。
結構、大変な手続きですが、僕の事務所では土地家屋調査士、司法書士や税理士と連携し、対応しますので、軍用地の贈与をお考えの方はご相談ください。
沖縄特有の土地事情
沖縄はアメリカ基地の軍用地、那覇空港や自衛隊基地の公用地など賃貸している土地がかなりあり、沖縄県民の収入源となっています。
軍用地収入に頼る経済体質については賛否両論ありますが、それが現状です。
軍用地も公用地もご先祖様から代々引き継いだ土地であり、大事な場所であることは変わりありません。
売れば大金になる可能性があるのに、手放さない方もたくさんいます。
それはご先祖様から代々引き継いだ土地で、かつて自分も親や祖父母がそこに住んでいた思い出があるからだと思います。
お金がすべてではないということもあるでしょう。
今日のJAZZ
芸能界は会社との契約は絶対的なようで、所属を抜けようとするとかなりもめるイメージがありますね。
昔のジャズ界もそうだったようで、その契約関係の問題で裏技を使って他のレーベルの演奏に参加するといったこともあるようです。
バードことチャーリー・パーカーも「チャーリー・チャン」という名前でマイルス・デイヴィスのアルバム収録に参加したことがあります。
また、そのマイルス・デイヴィスもプレステッジの所属の際に、サックス奏者のキャノンボール・アダレイを建前上はリーダーに据えて、ブルー・ノートから発表したのが『Somethin’ Else』(サムシン・エルス)です。
キャノンボール・アダレイの代表作としてその一曲目に収録されている《Autumn Leaves》(枯葉)はジャズのスタンダードとなっていますが、実際はこのアルバムはマイルスが指揮を執って収録されたんのです。
マイルスは薬に溺れて自分がどうしようもない時に助けてくれたブルー・ノートの創設者アルフレッド・ライオンの恩に報いるためにこのアルバムの収録に参加したそうです。
マイルスは、案外、人情に厚いんですね。
マイルス・デイヴィス(トランペット)、キャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)、ハンク・ジョーンズ(ピアノ)、サム・ジョーンズ(ベース)、アート・ブレイキー(ドラムス)のクインテット。
このアルバムを聴いて「ジャズっていいな」と感じない人はジャズに縁がなかったと思ったほうがいい、と評されるくらいのストレート・アヘッド・ジャズです。
ところで、一曲目の《Autumn Leaves》(枯葉)の最初のところで、マイルスがミストーンを出しているそうですが、僕には全くわかりません。
気づいた方いますか?教えてください(笑)
僕はまだまだですね。
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