【暑い夏を乗り切るジャズ6選】ヴォーカルが入るとジャズ初心者にはわかりやすくなるかも。

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沖縄の夏空。6月末の豊見城市豊崎。

久しぶりに晴れて、蒸し暑い沖縄です。
暑いのが苦手なので、嫌になります。
しかし、夏は始まったばかりです。
体調管理には気を付けます。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

ジャズ初心者にはヴォーカルが入るほうが分かりやすい

トム・イナガワ(ピアノ)&Chiaki(ヴォーカル)のデュオ。僕のお気に入りのJAZZクラブ「Parker’s Mood Jazz Club」にて。

僕がジャズを聴き始めたころには、ビル・エヴァンス、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィスやバド・パウエルなどを聴いてまして、歌声の入る演奏はあまり聴いていませんでした。

とはいってもヴォーカリストをあまり知らなかったから、聴いてなかったのかな。
でも、しばらくジャズを聴いていると帝王と呼ばれたサッチモことルイ・アームストロングのアルバムを聴くことがありました。
すると、サッチモはトランペットだけでなく、あのだみ声で歌も歌うんですよね、
まさしく、エンターテナーでした。
歌声が入ると、ジャズはとても楽しくなり、聴きやすくもなるし、わかりやすくなります。

インストゥルメンタルというのもいいけど、歌声が入るといい。
女性ヴォーカリストのエラ・フィッツジェラルドを知ったのもサッチモと共演しているアルバムを聴いたからだったと記憶しています。
また、トランぺッター、チェット・ベイカーは中世的な歌声もセクシーで女性にとても人気があった。

ナット・キング・コール、フランク・シナトラ、ジョニー・ハートマンなどの男性ヴォーカリストも聴くとジャズの違った楽しさがわかるのではないかなと思います。

先週火曜日から昨日の日曜日まで、毎日ブログでジャズを紹介してきましたが、後半は女性ヴォーカリストの御三家を中心に聴いてましたね。
ですから、後半はエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンとビリー・ホリデイの名前が並んでいます。
自分で言うのもなんですが、いい曲を聴いてましたし、紹介してますね。

蒸し暑い沖縄の夏をジャズで彩りながら、乗り切ろうと思います。

ということで、今日は月曜日恒例の過去6日間に紹介したジャズのまとめ記事です。
ちなみにミュージシャンの名前の後の《》内は曲名、『』内はアルバム名です。

コールマン・ホーキンス『At Ease With Coleman Hawkins』

ジャズを聴き始めた時にサックスの音色がとても心地よくて良く聴いた。
サックス奏者は沢山いるし、いい音楽も山ほどある。
そんな中でもサックスの音色は身も心も溶けそうです。
今日(7/2)はコールマン・ホーキンスの『At Ease With Coleman Hawkins』を聴いてみた。
僕のホーキンスへのイメージが変わった1枚かも。
イメージとしては野太い音色だったけど、この1枚はマイルドな感じがする。
サックスを聴きたいならおすすめの一枚。

ビル・エヴァンス『New Jazz Conceptions』

今日(7/3)はピアニスト、ビル・エヴァンスの初リーダー作を紹介します。
New Jazz Conceptions』(リヴァーサイド1956年)です。
エヴァンスの柔らかな美しい演奏のイメージとは異なる曲もいくつか収録されていて、別人かと思うようなハツラツとした演奏が聴けます。
エヴァンスは美しい演奏だけでなく、アグレッシブな部分もあると評されることもありますが、このアルバムでは、その両方が聴けるのかもしれません。
ただ、まだそんなに有名なピアニストとは言えなかったのか、セールス面では500枚しか売れずに、決してヒット作とは言えなかったそうです。

セロニアス・モンク『Monk’s Dream』

ジャズメンには個性的な人がとにかく多い。
これは今も昔もあまり変わらないようです。
いい音楽を作り演奏するには個性的、独創的でなければいけないのでしょうね。
そんな中でもミュージシャンや評論家などの間で個性的であるとされているのがピアニスト、セロニアス・モンクです。
その風貌や言動だけでなく、演奏方法もとても個性的。
僕も初めてモンクのピアノを聞いた時には、なんとスッキリしない演奏なんだと、と失礼ながら思ってしまいました。
しかし、そこにはモンクらしさがあり、誰も真似できない個性があります。
今日(7/4)はモンクの代表作『Monk’s Dream』を紹介します。
モンクを知り尽くした、気心の知れた仲間が参加して制作されたアルバムで、モンクらしさ全開の作品です。

エラ・フィッツジェラルド《Mack The Knife》

Twitterを見ていたらたまたま流れてきたのが、女性ヴォーカリスト、エラ・フィッツジェラルドの1967年のコンサート映像でした。
ビッグバンドをバックに、エラがのびやかな歌声で、ジャズのスタンダード《Mack The Knife》弾けるように歌っています。
カッコイイと思いました。
迫力満点で、唯一無二の歌声です。
女性三大ヴォーカリストに数えられて、多くの歌声を残しています。
亡くなったのが1996年で、その3年前までは歌っていたようですから、僕が若いうちにジャズに興味を持ってたら、生歌を聴けたかもしれないですね。
残念です。

サラ・ヴォーン《Lullaby of Birdland》

昨日(7/5)に引き続き女性ヴォーカリストを紹介したいと思います。
なんだか、歌声が聴きたくなったから。
今日(7/6)は女性ヴォーカリスト御三家の一人サラ・ヴォーンを紹介します。
声域がひろくその歌唱力は群を抜いています。
スキャットも取り入れて、情緒豊かに表現するサラの歌声は今、聴いても色あせないですね。
今日はトランペッター、クリフォード・ブラウンのバンドとの共演《Lullaby of Birdland》を紹介します。
最高のバンドの中で、しっとりと歌うサラの歌声が、際立ちます。

ビリー・ホリデイ《Fine and mellow》

一昨日(7/5)、昨日(7/6)と女性ヴォーカリスト御三家のうちのお二人、エラ・フィッツジェラルドとサラ・ヴォーンを紹介しました。
今日(7/7)は御三家の最後のお一人ビリー・ホリデイを紹介します。
レディ・デイと呼ばれたホリデイの人生は壮絶と言っていいでしょう。
詳細は省きますが、トラウマとなるような出来事が子供の頃からあったようです。
そのせいだとは思いますが、薬物依存やアルコール依存で体も精神もぼろぼろだったようです。
そんな人生をおくったホリデイの歌声は切なく情緒的です。
人生そのものかもしれません。
今日(7/5)はホリデイが、ベン・ウェブスター(サックス)、レスター・ヤング(サックス)やコールマン・ホーキンスと共演している《Fine and mellow》を紹介します。
大物ミュージシャンをバックに甘い歌声を聴かせるホリデイの表情にも注目です。

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「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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