知ってますか?遺産に軍用地・公用地が含まれる場合の遺産分割のむつかしさ。
今日は寒かったですね。
ダウンベストを着こんで仕事をしてました。
でも、暑いのよりは寒いのが好きなので、ウェルカムです。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
通常の土地と軍用地の遺産分割の難しさ
相続において、遺産に不動産が含まれるケースはかなり多いと思います。
土地や建物です。
不動産の遺産分割は難しいですね。
沖縄では不動産が遺産に占める割合が約70%で、全国平均の約44%を大きく上回っています。
特に居住用不動産が主な遺産だとすると分割しにくいですね。
住んでいる人がいるのに、相続人全員で分け合うことも難しいですからね。
また、沖縄特有の事情として通常の土地以外に軍用地・公用地が入ってくるとこれも分割するのに難しくなります。
何故かと言えば、通常の土地と軍用地・公用地の価値が大きく違うからです。
相続税の評価では、土地は路線価または倍率方式で評価されます。
遺産分割の際に通常の土地と軍用地・公用地を公平に分けようとすると路線価や倍率方式を使うと大きな不公平感が出てきます。
例えば、同じ100坪の土地でも路線価または倍率方式による評価では軍用地などが低いケースでも、軍用地は年間賃料があることや現在では年間賃料の55倍前後で売買されていることから、通常の土地よりも軍用地・公用地のほうが価値が高くなったりするのです。
このようなケースで、例えば本家の土地は長男、軍用地・公用地は二男が相続すると遺産分割協議をしようとしてもまとまらない可能性が高いと思います。
軍用地・公用地の価値が財産評価としては、高くなっているんですね。
沖縄の相続における一つの特徴かもしれません。
沖縄の基地問題は相続にも影響を及ぼしていると考えると複雑です。
今、1年以上をかけて通常の土地と軍用地・公用地の遺産分割協議を相続人12名で行っている案件を受託していますが、もうすぐ解決できそうです。
沖縄の相続の難しさを実感できる案件でした。
今日のJAZZ
事務所でジャズを聴きながらブログを書いてます。
事務所にいる時には大抵ジャズを聴いてますけどね。
夜になると落ち着いたジャズを聴きたくなるのですが、そうなると真っ先に出てくるのがビル・エヴァンス。
今日はエヴァンスのリヴァーサイド4部作の一つ『Portrait in Jazz』を聴いてます。
エヴァンスの盟友ベーシストのスコット・ラファロとドラマーのポール・モチアンとのトリオで制作した数少ないアルバムの一つ。
エヴァンスはラファロと出会い、自分の求めるジャズを作り上げつつあった、または作り上げることができたのかもしれない。
だから、ラファロとモチアンとのトリオによるリヴァーサイド4部作は絶大な人気を誇っている。
ベーシストやドラムスがリズムを刻むだけではなく、エヴァンスに絡んでくるインタープレイは、三人のオリジナルプレイだろう。
ラファロが交通事故で亡くなり、深い悲しみにくれたエヴァンスの心情たるや計り知れない。
大事な人を失うのは言葉に言い尽くせぬほど辛いのは分かる。
【相続セミナー・説明会情報】
「誰でも取り組める終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」
【開催概要】
◇開催年月日:平成31年1月30日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
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【申込方法】
◇電 話098-861-3953
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【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
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【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
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