【お勧めのジャズ6選】ジャズはその時の気分で聴けばいいと思うからまとまりはなくなります。
先週はジャズにまつわる大きなニュースがありました。
その時に書いたのが、このブログ。
サックスの巨人ジョン・コルトレーンの未発表音源がみつかり、6月29日に『ザ・ロスト・アルバム』として発売されるとのことです。
早速、Amazonで予約しましたが、届くのが楽しみです。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
毎日がせわしない。そんな時には・・・
ここのところ公私ともに毎日せわしないですね。
僕は何事も先読みしてしまうところがあって、いい時には準備が怠りなくできて、先手先手で動くのでいいのですが、悪い方になると先に起きることを考えすぎて、勝手に焦ってしまうところがあります。
そして、面倒くさくなって行動が停止する・・・
悪い癖なのですが、そんな時には目の前のことを少しずつ片づけるようにしています。
そして、そんな時に欠かせないのがかすかに聞こえるくらいの音で流れてくるジャズ。
心地よいジャズの演奏は、焦る気持ちを落ち着かせてくれるように思います。
また、なんだか頭が疲れてきたときには近くにあるジャズの本を取出して、1、2ページ読んでみます。
そんなリラックス方法で対処しています。
ジャズもその時の気分で、聴いていて心地のいい演奏を選曲して聴いています。
毎日、何曲聴いているのでしょうか?
事務所にいる時や車の移動中にはとにかくジャズですから結構な数を聴いてるでしょうね。
なんせジャズは僕の元気ののもとで、癒されますから。
皆さんも疲れた時に聴く音楽ややることはありますか?
ジャズは気分で聴けばいいと思う6選
この一週間も自分の好きなジャズを行き当たりばったりに紹介してきました。
レディ・デイことビリー・ホリデイの曲の紹介が多くなってますね。
まとまりのないように見えますが、その通りです(笑)
その時々の気分で聴いているジャズを紹介してますので、そうなってしまいますがご容赦ください。
今後はテーマに沿ったようなご紹介もできるようになればいいな、と思っています。
さ、早速ご紹介しましょう。
ちなみに曲名の紹介で『』内はアルバム・レコード名、《》内は曲名を表示してます。
カーティス・フラー《Five Spot After Dark》
先日、Amazonビデオで観たスピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」(2004年)はジャズがとても大事な物語のポイントになっています。
ネタばれになるので、ストーリーは詳しくは話しませんが伝説のジャズマンが登場します。
モダンジャズを彩ったサックス奏者のベニー・ゴルソンです。
映画の中ではニューヨーク市街のラマダ・インのラウンジでベニー・ゴルソンは《Killer Joe》(キラー・ジョー)を演奏しており、そこにトム・ハンクス演じる主人公ビクターが訪れる設定になっています。
ベニー・ゴルソンと言えばトロンボーン奏者のカーティス・フラーとニューヨークのジャズクラブ「ファイブ・スポット」に出演中に磨いた「ゴルソン・ハーモニー」が有名で、そのハーモニーを余すところなく取り入れて制作したカーティス・フラーの『Blues-Ette』(ブルース・エット)はとてもモダン・ジャズの名盤として名高く、一曲目に収録されている《Five Spot After Dark》(ファイブ・スポット・アフターダーク)はベニー・ゴルソンの作曲によるものです。
ビル・エヴァンス《Waltz For Debby》
なんだか追い立てられるように仕事をしています。
誰にも追い立てられていないのですが、自分で焦っています(笑)
こんな時にはジャズを聴いて落ち着くのが一番です。
そんな時にまっだきに思い浮かぶのがピアニストのビル・エヴァンスの《Waltz For Debby》(ワルツ・フォーデビィ)です。
エヴァンスの繊細なピアノ、スコット・ラファロのベースとポール・モチアンのドラムスが綺麗なハーモニーを奏でています。
聴いていると胸のあたりがスーっとしますね。
疲れた時に聴くと癒されます。
ルイ・アームストロング&ビリー・ホリデイ《New Orleans》
ルイ・アームストロングとビリー・ホリデイが出演している1947年の映画「ニューオリンズ」にちなんだジャズがないかYoutubeで検索してみたら出てきました。
おそらく映画の一コマを切り取ったものでしょう。
コルネットを吹くルイ・アームストロングと歌うビリー・ホリデイの姿が見られます。
曲名は《New Orleans》(ニュー・オリンズ)。
古き良き時代のジャズのセッションが聴けます。
味のある酒場(クラブかな)での即興演奏はすごく素敵ですね。
みんな楽しそうにジャズをやってます。
ビリー・ホリデイ《Strange Fruit》
ジャズ女性ヴォーカリスト御三家の一人に数えられるのがビリー・ホリデイ。
ホリデイは不遇な幼少期を過ごします。
いや生涯を通じてかもしれません。
まだ子供だった両親(父15歳、母13歳)は子育てをまともにできずに、父親も認知しようともしなかった。
父親はジャズ・ギタリストのクレイトン・ホリデイ。
親戚のところや更生施設を転々として生活していたそうです。
ホリデイは13歳のころからニューヨークの非合法のナイトクラブに出入りするようになり歌い始めたようです。
それからも紆余曲折を経てジャズの世界で活躍し女性ヴォーカリスト御三家と呼ばれるようになりました。
ただ、ホリデイは活躍した期間をほとんど薬物やアルコールで苦しみ44歳の若さで亡くなったそうです。
有名なジャズメンが皆そうだったように・・・
今日はビリー・ホリデイの代表する曲《Strange Fruit》(奇妙な果実)を紹介します。
あの時代の多くのジャズメンは薬物やアルコールに溺れていましたが、ジャズだけに集中できなかったのかな?と思いますね。
僕らにはわからない人種差別、貧困、取り巻く環境、アーティストとしてのプレッシャーが大きかったのでしょうね。
ジョン・コルトレーン『Ballads』
サックス奏者ジョン・コルトレーンと言えば思い出すのがアルバム『Ballads』(バラード)。
その名の通りバラードが集められたアルバムです。
シーツ・オブ・サウンズと呼ばれた音の多いトレーンのいつもの演奏とは違ったゆったりした演奏が楽しめます。
サックスの音色は人の声に一番似ているとされています。
このアルバムでのトレーンの演奏は歌っているように聴こえますね。
となる本屋さんで『Ballads』のCDについていた販促用のPOPにこう書いてあったそうです。
「このアルバムを一緒に聴いて落とせない女は諦めろ。」
本当にその通りだと思います。
レスター・ヤング&ビリー・ホリデイ《All of Me》
モダンジャズの父、天才と言われたサックス奏者のチャーリー・パーカーらが目標としていたジャズマンがいました。
サックス奏者のレスター・ヤングです。
子供の頃から、ヴァイオリン、ピアノ、ドラムやサックスを演奏し、カウント・ベイシー楽団やフレッチャー・ヘンダーソン楽団で活躍し、自分の演奏スタイルを確立していきます。
女性ヴォーカリストのビリー・ホリデイのニックネーム「レディ・デイ」はレスター・ヤングが付けたそうです。
また、レスター・ヤングは「プレズ」と呼ばれていましたが、これはサックス奏者の代表(プレジデントPresident)であるとして、ビリー・ホリデイが付けたニックネームです。
今日はプレズとレディ・デイの共演《All of Me》を紹介します。
レディ・デイの澄んだ声とプレズの骨太な音色が美しい演奏を繰り広げます。
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