【やっぱりジャズはいいと思う6選】ジャズにまつわる映画と漫画に出会いました。ジャズ好きなら早く気付けよ!
今日は僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続の準備」(FMレキオ80.6MHz)の収録でした。
放送は6日(水)の午後9時からですが、オープニングのデイブ・ブルーベック・カルテットの《テイク・ファイブ》に始まりマイルス・デイヴィスとソニー・ロリンズの演奏からご機嫌なジャズを選曲してます。
良かったら聴いてくださいね。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
ジャズにまつわる映画と漫画
映画「ターミナル」(2004年公開) 主演トム・ハンクス
昨晩、東京で女性向けのSサイズ専門の洋服とリユースショップを営む友人の江口武志さんのTwitterを見てトム・ハンクス主演の2004年公開の映画「ターミナル」を観てみました。
公開当時から見てみたいと思っていたので、14年越しにやっと観た事になります(笑)
https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1003294877063364608
詳しいストーリーは省きますが、なんと映画の大事なポイントはジャズでした。
それに、モダンジャズを彩ったサックス奏者ベニー・ゴルソン本人が出演しているではありませんか!
本当に面白かった。
そして、その映画に出ていた57名のジャズミュージシャンがニューヨーク市マンハッタンのハーレム地区126丁目に集合して撮った有名な写真がちらりと出ていました。
「A Great Day In Harlem」です。
1958年にフリーの写真家アート・ケインが雑誌「The Esquire Magazine」(1959年1月号)のために撮影した写真です。
カウント・ベイシー、コールマン・ホーキンス、ホレス・シルヴァー、アート・ブレイキー、アート・ファーマー、ジョー・ジョーンズ、チャールズ・ミンガス、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピーなどなど早々たるメンバーが57名、本当は写真の隅にもう一人(ウィリー・スミス)写っているので58名なのだそうです。
残念ながら再使用可能な写真が出てきませんでしたが、次のブログで紹介されてますので良かったらご覧ください。
いずれにせよかねてから見たかった映画「ターミナル」にジャズが重要な役割を果たしていたとはびっくりしました。
漫画「BLUE GIANT SUPREME」 石塚真一
もうひとつ、今日、手にとって見たのが漫画「BLUE GIANT SUPREME」です。
こちらのマンガは2013年の連載開始当初から話題になってましたが、これもいつか読もうと思ってすでに5年近くがたってます(笑)
https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1003634456282869760
ただ手に取った「BLUE GIANT SUPREME」は第二シリーズだったようで、主人公のテナーサックス奏者宮本大(みやもと・だい)がドイツに単身渡りプロのミュージシャンとして歩みだすところから始まってました。
僕の予備知識では、主人公の大は高校生でジャズに魅せられるところから始まるはずなので「?」マークが頭に浮かびながらも読み続けてました。
でも、第二シリーズから読んでも十分面白いです。
有名なジャズメンが出てくるわけではないのですが、主人公の大がその時々で出会う人たちに影響されて、夢に向かって突っ走る感動のストーリーです。
熱い気持ちを持っているといい出会いがあるんだな、と改めて感じました。
これも最後まで読んでみたいマンガです。
第二シリーズを読み終わったら第一シリーズを読んでみようかな。
第三シリーズも始まっているようですし、ジャズ好きの僕としては楽しみが増えました。
やっぱりジャズっていいですね。
映画「ターミナル」と漫画「BLUE GIANT SUPREME」はお勧めです。
ジャズ好きといってるなら早く気付けよ!と怒られそうですね。
精進します。
すいません。
やっぱりジャズはいいと思う6選
ということで、過去6日間の間に僕のブログで紹介したジャズを振り返って見ましょう。
今回もいいジャズばかり選曲してます。
やっぱりジャズはいいですね。
ちなみに《》内は曲名で、『』内はアルバム・レコード名です。
ソニー・ロリンズ《Airegin》
サックス奏者のソニー・ロリンズは作曲者としても数々の曲を残していますが、僕が聴いた中で面白いなと思ったのが《Airegin》(エアジン)です。
曲自体も面白いのですが、この曲名はアフリカの「Nigeria」(ナイジェリア)を逆から綴ったものです。
当時はこんな感じの言葉遊びもよくされていたようですね。
今日はマイルス・デイヴィス・クインテットの《Airegin》を紹介してます。
軽快で楽しくなる演奏です。
ソニー・クラーク『Cool Struttin’』
ジャズの本場アメリカではあまり人気はなかったけど、日本では凄い人気を誇ったジャズマンもいます。
お国柄でジャズの好みも分かれるのかもしれませんね。
その一人がピアニストのソニー・クラークです。
日本では人気の高かったクラークでしたが、アメリカではほぼ無名の存在だったそうです。
日本での人気を不動にしたクラークの一枚が『Cool Struttin’』(クール・ストラッティン)です。
ニューヨークの街を闊歩する女性の足元をトリミングしたジャケットでも有名なアルバムです。
クラークの作曲者としての才能を信じていたブルーノートの創業者アルフレッド・ライオンは無名のクラークのオリジナル曲を積極的に録音していたそうです。
しかし、クラークは最後までアメリカでは無名であったといいます。
若くして亡くなり、活動期間が10年ほどだったということも一つの原因のようです。
31歳で亡くなったクラークの死因は薬物の過剰摂取でした。
やっぱ人は長生きしして活躍したほうがいいですよ。
マイルス・デイヴィス『Walkin’』
マイルスが麻薬常習のため一時休養して、立ち直り1954年にから音楽活動を再開します。
プレステッジに所属していたころですが、活動再開後に発表した評価が高い作品の一つに『Walkin’』があります。
ソロを大事にしながらも演奏するミュージシャンの調和することに重点をおいたハード・バップの名盤です。
僕の好きなストレート・アヘッド・ジャズのとても心地よい演奏です。
マイルス・デイヴィス『Steamin’』
マイルス・デイヴィスがプレステッジからコロンビアへ移籍する際に、プレステッジとの契約を完了するために1956年の5月と10月に所謂マラソンセッションで収録した全26曲の中から24曲を分けて制作した4部作『Cookin’』、『Relaxin’』、『Workin’』と『Steamin’』がありますが、マイルスは出し惜しみせずに最初に発売した『Cookin’』に自分のお気に入りの演奏を入れたそうです。
『Cookin’』に収録された曲の全てががマラソンセッション2回目の収録だった1956年10月の演奏だったそうです。
5か月の間にマイルスのクインテットは演奏を重ねることでいい演奏ができるようになっていたようです。
では、一番最後に1961年5月に発売された『Steamin’』は良くないのか?
そんなことはありません、一曲目の《Surrey with the Fringe on Top》(飾りのついた四輪馬車)からメンバーの調和のとれたハードバップの演奏が続きます。
ほぼワンテイクで収録したマラソンセッション4部作はマイルスの作品の中でも評価の高い演奏が楽しめますが、4部作のうち最後に発売された『Steamin’』の紹介とさせてください。
アーマッド・ジャマル《But Not for Me》
マイルス・デイヴィスは最初のレギュラーバンドを持つときにピアニストとして真っ先に声をかけたのがアーマッド・ジャマルだったそうです。
しかし、ジャマルは本拠地のシカゴを出たくないことで、あっさりその誘いを断ったそうです
マイルスはジャマルの演奏にとても影響を受けていたそうですから、もしここでジャマルが加わっていたらマイルスのクインテットもまた違うものになってたかもしれないですね。
その後、マイルスはジャマルに断られたので、演奏方法が似ているレッド・ガーランドを加えたそうです。
今日はマイルスが演奏のアイデアを数多く得ていたアーマッド・ジャマルのアルバム『Live at the Pershing: But Not For Me』からタイトル曲の《But Not for Me》を紹介します。
シカゴのパーシング・ホテルでのライブを収録した演奏です。
西仲美咲《てぃんさぐぬ花~Jazz ver.~》
次男坊の音楽発表会へ参加してみて沖縄の歌はいいもんだなと改めて思いました。
そこで沖縄民謡のジャズアレンジをYoutubeで探してみたら、ありましたよ。
ウチナーンチュなら誰もが知っているのではないかと思います。
《てぃんさぐぬ花~Jazz ver.~》。
沖縄県うるま市出身のフルーティエスト西仲美咲さんとピアニスト竹内大輔さんのデュオです。
静かに始まった演奏が徐々に熱を帯びてくきて、ホットな演奏になってます。
沖縄出身のジャズマンのご活躍も嬉しいですね。
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【開催概要】
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◇電 話098-861-3953
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