【クーラーの効いた部屋で聴きたいジャズ6選】ジャズを聴けば沖縄の暑さもしのげるかな?
九州北部や四国が梅雨に入ったようですね。
昨年よりも23日も早いそうですが、雨は降ってるのでしょうか?
一方で沖縄は、から梅雨を心配している沖縄県民は多い事と思います。
こんなに降らないのは何年ぶりでしょうか?
5月8日に梅雨入りした沖縄県ですが、僕の住む那覇市は2日間くらいしか雨が降ってないような気がします。
天気が良くてドライブもできるし、外出できるからいいのですが、気になるのは水事情です。
沖縄県内の水事情は梅雨の時期の降水量に左右されますからね。
沖縄県企業局のHPでダムの貯水率を調べてみました。
今日現在で、11ダムの平均貯水率は47.5%です。
過去10年の平年値が73.6%ですから26.1%も低いですね。
昨年は雨がよく降ったので7月には100%近くまで上がっていたようです。
沖縄は観光シーズンを迎え観光客も多くなり滞在人口がこれからますます増えます。
そうすると水の使用量も増えますからね。
夏場、困らないように雨がっ降ることを祈るのと、節水を心がけたいと思います。
でもこの天気だと植物には水をあげないといけないし、雨が降らないのは大変ですね。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
暑い日に涼しい部屋でゆっくり聴きたいジャズ
沖縄はから梅雨ですが、気温は高く蒸し暑い。
僕は暑いのが苦手で、汗をかいて体がべたつくのも苦手です。
だから暑い日はクーラーの効いた部屋でゆっくり過ごしたい。
クーラーがないと夜も眠れないし、仕事もまともにできません。
クーラーを開発した人は凄いと思います。
本当に感謝ですね。
そんな暑い日に涼しい部屋で、アイスコーヒーでも飲みながらジャズの本を読みながらジャズを楽しむと気分がいいですね。
ということで、クーラーの効いた涼しい部屋で聴いてもらいたいジャズをご紹介します!
とはいっても過去一週間の間にブログで紹介したジャズですけどね。
でも、紹介したジャズを振り返ってみるとなかなかいい選曲だな、と思う。
皆さんも体調管理には気を付けて、暑い日を乗り切ってくださいね。
紹介しているジャズの《》内は曲名、『』内はアルバム・レコード名となっています。
フィリー・ジョー・ジョーンズ『Showcase』
マイルス・デイヴィスが1955年に結成した初のレギュラーバンドを第一期クインテットと呼びます。
トランペットのマイルスを始めジョン・コルトレーン(サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)とそうそうたるメンバーです。
今日はマイルスがとても信頼し、その演奏方法が好きだったと語るドラマーのフィリー・ジョー・ジョーンズのアルバム『Showcase』を紹介します。
フィリー・ジョーはビ・バップの時代からハード・バップ時代に活躍し、モダンジャズのドラマーとして多くのジャズ・ドラマーに影響を与えています。
ジョー・ジョーンズという偉大な先輩ドラマーがいたことから出身地のフィラデルフィアを表す「フィリー」を付けて「フィリー・ジョー」呼ばれてました。
カーティス・フラー《Five Spot After Dark》
僕の師匠でエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の創始者の藤村正宏先生がブログで「ジャズタクシー」のことを書かれていました。
ジャズタクシーのことは藤村先生のブログを読んでくださいね。
僕がこの話を初めて聞いたのは、エクスマ沖縄塾中の懇親会の席でした。
仲間のきんこと宮城金陽さんと一緒に話を聞いて、二人してボロボロ泣いてたのを思い出します。
好きなことを突き詰めて仕事を楽しんでいるタクシー運転手の安西さんの姿に心打たれたのだと思います。
ジャズタクシーは東京の個人タクシーの乗務員である安西さんという方が、大好きなジャズをタクシーで聴いてもらいながら都内をドライブしてもらうというもので、大事な方の誕生日など記念日に予約する人が沢山いて大人気のタクシーだったそうです。
安西さんは、シチュエーションにあった曲を選曲するのはもちろんのこと、いい音でジャズを楽しんでもらおうと車やタイヤ選びにもこだわり、トランクには真空管アンプを積んで最高の時間を演出していたそうです。
ジャズタクシーのことは本場のニューヨークにも知れ渡ったそうです。
そして、日本に来たら安西さんのジャズタクシーに乗りたいという有名なミュージシャンもたくさんいたそうで、実際にジャズメンがジャズタクシーに乗車してくださったそうです。
その中にトロンボーン奏者のカーティス・フラーもいました。
今日はカーティス・フラーの《Five Spot After Dark》(ファイブ・スポット・アフター・ダーク)を紹介します。
凄く印象的なメロディが流れる演奏です。
フラーのトロンボーンとベニー・ゴルソンのサックスの俗に言われるゴルソン・ハーモニーが美しい。
この曲が納められているアルバム『BLUES-ette』(ブルース・エット)はモダンジャズの名盤として名高い作品です。
デューク・ジョーダン『Flight To Denmark』
異色のピアニストと言われたデューク・ジョーダン。
ビ・バップ時代のチャーリー・パーカーとも共演したこともあるピアニスト。
若かりしころは左の鍵盤の使い方がクラシック音楽に通じるところがあり、ソフトなタッチでの演奏で評価が高かったという。
1959年以降に力強さのある表現力豊かな幅広い演奏のできるピアニストだったという。
ただ、マイルス・デイヴィスの自叙伝の中では、ボロクソ書かれていました。
人によって、評価は違うのでしょうね。
僕はソフトな演奏が好きです。
デューク・ジョーダンは1978年に北欧デンマークのコペンハーゲンに移住し音楽活動を続けるが、そこで制作したアルバム『Flight To Denmark』を紹介する。
アルバムジャケットにある深い雪の中に佇む黒人男性はデューク・ジョーダンのようですが、北欧の雪深さが寂しさを感じます。
アルバムも全体的に静かな曲が多いですね。
マイルス・デイヴィス『Relaxin’』
マイルス・デイヴィスがプレステッジからコロンビアへ移籍する時に、プレステッジとの契約の関係上4枚のレコードを出すことになっていて、そのために2日間で24曲を収録し、4枚のレコードにして発売しています。
俗にいうマラソンセッションで収録された演奏はほぼワンテイクだったそうで、4枚共に評価が高くプレステッジING4部作とも言われています。
今日はその中から『Relaxin’』(リラクシン)を紹介します。
タイトルからして、リラックスできそうですね。
僕はジャズを聴いているととても癒されます。
このアルバムも軽快な演奏から落ち着いた演奏まで、聴いていると癒される、くつろげる一枚です。
セロニアス・モンク《‘Round Midnight》
ピアニストのセロニアス・モンクはプレイヤーとしても作曲家としても活躍していました。
その中でも一番有名な曲が《‘Round Midnight》(ラウンド・ミッドナイト)ではないでしょうか。
ジャズのスタンダードナンバーとして、多くのジャズメンが演奏し、収録してきた曲です。
この曲にまつわるエピソードは多く、サックス奏者デクスター・ゴードン主演の映画「ラウンド・ミッドナイト」のタイトル曲として使われ、映画の音楽はジャズピアニストのハービー・ハンコックが手がけました。
また、映画のモデルはフランスで生活していたピアニストのバド・パウエルがモデルになっていたそうです。
ちなみにこの曲が作られたのはモンクが当時ニューヨークのクラブで働くために必要だったキャバレーカードを没収されて失業していた時期なのですが、キャバレーカードを没収されるきっかけとなったのは、モンクが弟分のバド・パウエルをかばって麻薬所持で逮捕されたからです。
さらに、マイルス・デイヴィスがプレステッジからコロンビアへ移籍するきっかけとなったのは1955年のチャーリー・パーカーを追悼するコンサートとなったニューポート・ジャズ・フェスティバルでモンクと共演したことがきっかけとなり、後のマイルスの躍進に繋がっています。
多くのジャズメンに演奏され、逸話の多い《‘Round Midnight》(ラウンド・ミッドナイト)はジャズを聴く上で外せない曲です。
ビル・エヴァンス《Straight No Chaser》
ピアニストのビル・エヴァンスはピアノ、ベースとドラムスのトリオでの演奏を好んでいたようですが、様々な楽器との共演もあります。
フルート奏者のジェレミー・スタイグとの共演アルバム『What’s New』にも面白い組み合わせです。
エヴァンスのアグレッシブな演奏が聴けるのは『What’s New』に収録された《Straight No Chaser》です。
繊細で美しい演奏のイメージがあるエヴァンスの力強い勢いのある演奏が聴ける一枚です。
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