天寿は突然に迫ってくる。早めに準備してほしい。
こんにちは。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
昨日は、僕がパーソナリティを務めるラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の今年最後の放送でした。
この時期なので、クリスマス・ソング特集でしたが、好評でした。
早速、リスナーさんから2件ほど感想が送られてきていました。
ラジオは聴取者の顔が見えないので、こうやって送ってきてもらえると嬉しいですね。
来年もご機嫌のJAZZと相続・遺言の役立つ情報を発信したいと思います。
(H29.12.20放送ラジオ番組リスナーさんからの感想)
今日の(ラジオ)は、ゆっくり聞いていました‼️
クリスマスバージョンで、最後の放送でしたね✨ クリスマスソングで良かったです✨楽しかったですよ
ちゃんと相続の話も具体的に分かりやすかったです。。
(匿名さん)ラジオ良かったです。元気いっぱいでしたね。クリスマスですね^^
(黄色い招き猫さん)
突然の宣告はショック
昨日、知り合いから相続のご相談を受けました。
その方のお父さんが末期のガンで全身に転移が進んでいて、もう長くないと宣告されたそうです。
僕も子供のころから知っている方で、JAZZが好きらしく僕のラジオ番組のリスナーさんでもあり、ショックでした。
僕のラジオ番組を聴いていて相続の難しさを感じていたようで、息子さんに僕に相談するようにお伝えになられたようです。
お父様自信とお母様は病気の事は知っていらしたようなんですが、ご家族は突然のお話で、動揺されているようでしたが、平静を保つように努力されているように思えました。
その方からのお話だと、病床のお父様が、自分の病状を知っていて相続のことをご心配されているとのこと。
意識のある今のうちに、財産を子供たちに生前贈与したいとお話しされていたそうなんです。
相続財産は不動産と預貯金があり、お父様の希望する財産分与方法にご家族の皆さんは意義はないとのことでしたが、僕はこう説明しました。
「○○さん、お父様の意識がはっきりされているのであれば、生前贈与の手続きも可能です。
しかし、不動産の移転登記などは少し手間がかかり時間も要する作業です。
病床にあるお父様には負担がかかるかもしれません。
相続の手続きは、皆さんがお父様の意向を汲んで了承されているなら問題はないと思います。
できれば、そういったことで時間をとるのではなく、最後はゆっくりとご家族で過ごされたほうがよろしいのではないでしょうか。
お父様との時間をもっと他の事に使われてください。
病床にあるお父様は、おそらく心細く寂しいかもしれません。そして怖いかもしれません。
今は相続のことは考えずにお父様に寄り添ってあげたほうがいいのではないかと思います。」
知り合いの方には、もしお父様にその時が来れば相続のお手続きはお手伝いするから、今はお父様との遺された時間を大事にしてくださいとお伝えしました。
もちろん、それでもお父様が生前贈与を強くご希望し、そのほうが安心するということであれば、急いで手続きをとることも必要かもしれません。
また、相続人が行方不明であるなど相続が明らかに問題が生じる可能性があることが分かっていたのであれば、手続きを急いだほうがいいかもしれませんが、今回はそういう状況にはないようです。
ただ、今回の相談はお父様が生前贈与したほうがいいのではないかとの思いに至っただけのようでしたので、家族と過ごす時間に使ってほしいと思ったのです。
いづれにしても、知り合いのお父様に天寿がやってきたときには、しっかりとお手伝いさせていただこうと思います。
僕の大事なラジオ番組のリスナーさんでもあったのですから。
今は奇跡的な回復を祈るのみです。
最近では財産のスムーズな移転のために様々な贈与における税の軽減措置制度があります。
例えば、生前贈与した財産を相続が発生した時に清算する「相続時精算課税制度」は、要件さえ満たせば2,500万円までは非課税になります。
生前贈与で速やかな財産の移転を考えるのであれば、こういった制度の活用も有効でしょう。
僕の父親の晩年
僕の父親の晩年は、入院と退院の繰り返しでした。
自分の死期が近いと感じた父はとても寂しそうでしたし、怖い気持ちを抱えていたようです。
ICUに入っていた時に僕に父親が「怖い」と漏らしたことがありました。
とてもまじめで、厳格で、強く、しっかりとしている父親だったので、僕ら子供に弱みを見せることはありませんでしたから、かなり辛いのだろうと思いました。
でも、僕はそれよりも毎日病院に通い睡眠時間を削って看護する母親の事が心配で、母親まで倒れたら大変だと思ってました。
あまり父親の気持ちに寄り添ってあげられなくて、残酷なことをしたなと思っています。
母親は僕らが看護を変わろうとしても、自分でそばにいないと気が済まないようで、休んでいるようにいっても聞いてくれませんでしたね。
また、母親はそんなに精神的にも肉体的にも強くないと感じていたので、疲れ果てている母親をみていると気が気ではなかった。
はたから見ると、母は父との最後の時間をかなり濃密に過ごしたと思います。
ただ、母はそうは思っていなかったようで、もっとできたことがあったのではないかと後悔を口にすることもありました。
恐らく、母はどんなに父の看護をしていてもそう感じただろうと思います。
ですから、もしも、ご家族が人生の締めくくりを宣言されるようなことがあれば、ご家族はその方とできるだけの時間を共有してもらいたいと思うのです。
相続を待ったほうがいい事もある
約8年前に亡くなった父親は自分で遺言書を書いてましたが、明らかに無効な遺言書でした。
僕らは、遺産分割協議書を作成して相続の手続きを進めたのです。
人は突然天寿を全うする時があるかもしれません。
今回の事例のように、そんなことが目前に迫った時に手続きをするのは、様々な負担がかかります。
ですから、ある程度の年齢(60歳から70歳の間位)になったら、もしくは若くともある程度の財産を築いた場合には、遺言書を書くことや生前贈与なども検討して欲しいと思います。
相続は準備することが、大切だったりしますから。
遺言書を書くタイミングもあります。
過去記事を参考にしてくださいね。
今日のJAZZ
今日もクリスマスジャズをご紹介します。
ブラジル出身のピアニスト・歌手であるイリアーヌ・イリアスの《 I’ll Be Home For Christmas / Sleigh Ride》。
ボサノバの歌い手でもありますが、この演奏は歌はなくピアノをしっとりと弾いてます。
昨日のラジオ番組でも流したのですが、聴いてくださった皆さんも癒されたんではないかなと思います。
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毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市まであたりまで聴けるかな。
カーラジオなら北は読谷村、沖縄市まで、南は豊見城市、与那原町まで聴けるはず。
全国的にはスマホのアプリでも聴けますよ。
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iPhoneのアプリはApp Storeで「Tunein Radio」をダウンロード。
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