相続とは故人の財産と想いを引き継ぐこと。

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昨日から寒い日が続いている沖縄県那覇市です。
今日はシャワーを浴びるときにお湯の温度は45℃まであげて、暖房をかけてました。
暖房をかけるほど寒い。とはいっても13℃ほどあります・・・
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

亡き人の想いを引き継ぐのも相続

僕は相続とは何かを説明する時に、法的なことに加えて故人の想いをも引き継ぐのが相続です、と伝えています。

例えば、遺言書で「あなたは城間家の長男なのだから、仏壇、お墓を引き継ぎ、しっかりと守っていってもらいたい。そのためにこの家の土地や建物、そして沖縄の年中行事はお金がかかるので、預貯金もあなたに相続してもらいたいと思う。この家は家族親戚があつまり縁をつなぐ大事な場所なので、しっかり守ってほしい。」といった故人の想いのもとに、土地、建物や預貯金が祭祀主宰者に指定された長男に相続され、祭祀に必要な仏具などが承継されるような内容となることもあるとおもいます。

民法上は、「相続は、被相続人に帰属していた法律関係を当然にかつ包括的に相続人が承継する」ことなのですが、そこには故人のなぜ、このような遺言にするのか、という「想い」があるはずなのです。

そういった想いは、遺言書であれば法的な拘束力はないけれども、遺言書の内容が相続人にしっかりと伝わるようにするための「付言事項」で書き記すことができます。

法的要件を備えた遺言書の本文は法的拘束力がありますが、付言事項には法的な拘束力はありません。
しかし、遺言書に血を通わせるためには付言事項が重要なのです。

祖父の想い

僕の父方の祖父はアメリカ・ロスアンゼルスで生まれました。
祖父の父(僕の曾祖父)はロスアンゼルスでホテルを経営していたからですが、曾祖父が銃撃戦に巻き込まれて亡くなったそうです。
曾祖父の葬儀の写真が今でも遺っています。

アメリカのロサンゼルス教会での曾祖父の葬儀

アメリカのロサンゼルス教会での曾祖父の葬儀。真ん中の女性が曾祖母。

その後、祖父は母親(僕の曾祖母)に連れられて沖縄に帰り、曾祖父の兄の養子となり育ったそうです。
曾祖母も沖縄に祖父を連れ帰った後、アメリカに戻り、そこで亡くなったそうです。

僕の母親から聞いた話ですが、61歳で心筋梗塞で亡くなった祖父は、晩年、英語の勉強をしていたそうです。
それは、アメリカで亡くなった両親のお墓があるはずで、そのお墓を探しに行きたいと考えていたからだそうです。

そんな話を聞くと誰かが祖父の想いを実現しないといけないな、と思うのですが、その役割は僕なのではないかと思っています。

祖父の想いを継ぎ、曾祖父母のお墓を探しに行く。
これも城間家の長男の役割であり、引き継いだ想いなのではないかと思っています。

僕が元気なうちに子供達と一緒に曾祖父母のお墓を探したいと思います。

僕の祖父も本家の跡取りがいなかったので、長男ではあったものの養子に出されたそうです。

デパートマンだった祖父の写真。僕はそっくりだと言われます。

 

祖父から父が引き継ぎ、今は僕の手にあるのがオメガの腕時計。
部品を交換して、今も動いています。
60年以上前のものではないか思いますが、大事にしたいと思います。
なによりも祖父や父の想いが詰まっているのでしょうから。

左が長男に譲る時計。右は祖父から父が受け継ぎ僕の手元にある時計。

左は一昨年二十歳に長男に譲った時計。右は祖父から父が受け継ぎ僕の手元にある時計。どちらもオメガ・シーマスター。

 

今日のJAZZ

故人の想いについてブログを書いていたら、急に思い出した映画がある。
ネタバレになりますので、気を付けて読んでください。
でも、ネタを知ったからこそ観たくなる映画もありますね。
2004年に上映されたスティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の「ターミナル」です。
トム・ハンクス演じるビクターはアメリカ・ニューヨークに向かう飛行機に乗っている間に、母国がクーデターで無政府状態となったことからパスポートが無効となり、空港から出ることができずに、ターミナルで滞在せざるを得ず、その間に出会った人たちとのドラマが繰り広げられます。面白いし、泣ける映画です。
そのビクターがアメリカ・ニューヨークを訪ねた目的は亡くなった父親の意思を継ぐためでした。
故人である父親の想いを実現しようとしたんですね。
ビクターのお父さんは「A Great Day In Harlem 1958」と呼ばれる写真に写っている57名のジャズメン全員にサインをもらいたいと思い、手紙を送ります。
そして、最後に残っていたのがサックス奏者ベニー・ゴルソンでした。
ビクターはゴルソンにサインをもらうためにアメリカ・ニューヨークに向かったのです。
ビクターはニューヨークのとあるホテルのラウンジで、ライブ中のゴルソンに会えます。
その時、ゴルソンは《Killer Joe》を演奏していました。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和2年2月27日(木)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「2/27セミナー参加申込」と入力お願いします。
本文にはご参加者人数、お名前と連絡先(電話番号)のご記載をお願いします。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリックしてください。

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。1971年9月生。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、平成27年10月より現職。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 平成28年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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