自筆証書遺言を作成したら封筒に入れて封印し、メモを添えると親切です。


昨晩のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の放送でした。
沢山の方にお聴き頂けたようで、嬉しい限りです。
ラジオネームゆかりさんからのメッセージが早速届いていました。
今日はリクエストした曲を、2曲も流してくださってありがとうございました♪一曲目はとくにムード満点で素敵な曲でした♡JAZZってこんな感じで歌が入ってる曲もとてもいいですね♪二曲目も力強い歌声がとてもいい感じだな〜って思いました。
人生をマラソンに例えた話も聞き入ってしまいました。『幸せになるために生まれてきてる…』という言葉には涙ぐみました。今日もラジオが聴けて良かったです♪ほんとにいつもありがとうございます(^^)
涙ぐむほど伝わったようで、本当に良かった。
ゆかりさん、いつもありがとうございます。
「人は幸せになるために生まれてきたのだから、亡くなる最後の瞬間まで幸せであってほしい。僕もそうありたいと思っていますし、幸せに生きています。」
僕に関わってくださった皆さんが幸せな人生を歩んでくださるように、そのためのサポート続けていきたいともいます。
昨晩のラジオ番組でお話しした「人生をマラソンに例える」は、次のブログで読めますよ。


沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

ラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)収録風景。おもろまちアップルタウン2階のFMレキオのスタジオにて。

遺言書は封筒に封入しメモを書くと親切

封印された遺言書は、家庭裁判所で開封しないと5万円以下の過料に処されます。
そのことを封筒にメモして知らせてあげましょう!

自筆証書遺言の場合、遺言書を書いたら、封印(封を閉じて、遺言書と同じ印鑑を捺印)して保管したほうがいいと思います。
そのまま、ぴらっと一枚、遺言書だけで保管してると破損したり、他の書類と紛れたりするかもしれないですからね。
その時に、その封筒の裏面にメモしてあげると親切な一文があります。

その一文とは・・・

「本遺言書は家庭裁判所にて開封する手続きを取ること」

なぜ、こんなことを書いたほうがいいかと言うと、民法で遺言書の開封は家庭裁判所で行うことが義務づけられているからです。

民法の第1004条に「遺言書の検認」の条文があります。
その第3項に記載があります。

(遺言書の検認)
第千四条  遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。遺言書の保管者がない場合において、相続人が遺言書を発見した後も、同様とする。
2  前項の規定は、公正証書による遺言については、適用しない。
3  封印のある遺言書は、家庭裁判所において相続人又はその代理人の立会いがなければ、開封することができない。

こういったことを知ってる人はなかなかいないと思います。
遺族や相続人もそうでしょう。
ですから、知らせてあげるのです。

もし、遺族や相続人が封印のある遺言書を家庭裁判所外で開封してしまうと、「5万円以下の過料」に処されます。

ちなみに、家庭裁判所で、開封する必要があるのは、「封印」のある遺言書です。
また、封印のある遺言書を家庭裁判所外で開封したとしても、その遺言書が無効になるわけではありません。

また、「自筆証書遺言」(自書した遺言書)は封印されていようとなかろうと家庭裁判所での検認が必要なのは、上に書いた民法第1004条の第1項に規定されてますので、ご注意ください。

せっかく家族を思って書いた遺言書です。
そのことで家族が「過料」を払わなくて済むように、ちょっとしたメモを書いておきましょう。

これも貴方の家族を想う優しさだと思うのです。

今日のJAZZ

昨晩のラジオ番組でも選曲したザ・ブランフォード・マルサリス・カルテットとシンダ・ウィリアムスの《Harlem Blues》が好評でした。
ブランフォード・マルサリスは現在も活躍するサックス奏者です。
僕も好きで何度も聞いてますし、このコーナーでも何度かご紹介しました。
シンダ・ウィリアムスの甘美な歌声が、ぞくぞくします。
巨匠スパイク・リー監督がメガホンをとった映画「モ’・ベター・ブルース」(1990年公開)の挿入歌です。
デンゼル・ワシントン、ウェズリー・スナイプス、サミュエル・L・ジャクソンや監督のスパイク・リーなどそうそうたるメンバーが出演しています。
ニューヨーク、マンハッタンのハーレムで繰り広げられる物語は主演でトランぺッターの役を務めるデンゼル・ワシントンの人生を描いているらしいです。
らしいですというのは、まだ観たことがないから・・・
DVDやAmazonプライムを探してみます。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年12月23日(月)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「12/23セミナー参加申込」と入力お願いします。
本文にはご参加者人数、お名前と連絡先(電話番号)のご記載をお願いします。

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はこちら

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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