日本全国で深刻な問題となっている空き家・空き地問題は相続も大きな原因の一つ。


カフェのような「がじゅまる不動産」の事務所内。奥が金城さん。背中が仲大盛さん。

10月3日のラジオ番組にゲスト出演していただいた豊見城市の「がじゅまる不動産」の代表金城学志さんを同じくゲスト出演していただいた「アシスト行政書士事務所」の建設業専門行政書士仲大盛充司さんと一緒に訪問しました。
不動産屋とは思えないカフェのようなオシャレな店内。
居心地がよくて、相談や商談も楽しくなります。
色々お話ししていて金城さんの誠実な人柄が改めてわかりました。
豊見城近辺での不動産の売買のことなら「がじゅまる不動産」(豊見城市豊見城130)の金城さんに相談してみて下さい。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

空き家・空き地問題は相続も大きくかかわっている

少子高齢化が進む日本で、問題の一つとなっている空き家・空き地問題をご存知ですか?
過疎地に限らず、都市部でも空き家や空き地が目立つようになり、都市景観を悪くしたり、治安面で心配が出たり、野生生物の住みかとなって地域住民が困ったりしているケースが出てきているようです。

そして、この問題は、相続にも影響を与えているようです。
多くの方が相続財産として、不動産ををお持ちです。

不動産と言えば、宅地、一戸建て、マンション、畑、山、田など様々だと思います。
しかし、この不動産が相続の時にネックになることも多いのです。

遺言書があり、どの不動産を、誰に、相続させる、と書いてあるのならいいのですが、遺言書のない相続はそれこそ山ほどあります。そうなると、不動産の所有者の名義を変えるには、遺産分割協議が必要です。
大抵の方が、その作業を嫌うようなのです。

書類の作成も面倒なのかもしれませんが、そもそも相続人全員で話合わないといけないことなので、皆さん面倒だと感じるようなんです。

確かにそれは、そうかもしれません。
家族といえども、相性が合わないとか、仲が悪いということもあります。
ましてや、お金の絡む相続の話し合いでは、いろいろな言い分があって、話し合いは難航しますし、相続が原因で、関係が悪化することはよくあることですから。

そうなると、皆さん話し合いを先延ばしにしたり、かかわりあいたくないと考えるようです。

ですから、沖縄なんかでは誰が真の所有者かわからないような不動産がたくさん出てきているようです。

それは、空き家や空き地問題にもつながりますね。

僕が相談を受けたケースでは、相続人が60名以上いて、せっかくのいい土地があるのに、活用できていないケースを聞いたことがあります。
これは子や孫の代まで、引きずってしまっていて、皆が困っているケースでした。
結局裁判まで移行した案件です。

相続の準備をしてないことで、子や孫に裁判までさせたいですか?
相続の手続きを先延ばしにすることで、せっかくの財産を活かしきれなくなったり、経済的に助かるはずなのに役に立たなかったり、子や孫の代まで悪い影響を与えたり、ましてや空き家・空き地問題につながり地域住民に迷惑をかけたり、するのです。

とにもかくにも奥の問題が発生する前に、動きましょう。
遺言書がなければ、遺産分割協議をするしかありません!
また、遺言書があれば、相続手続きはとてもスムーズにいきます。
家族が、煩わしい思いをしたり、余計な争いに巻き込まれなくていいのですから。

主な財産が不動産であれば、なおさら遺言書を書いたほうがいい。
財産を承継した相続人は売ることもできるし、貸すこともできる。
有効活用できるのですからね。

ですから、家族が争わないように、「遺言書」を書きましょう。
「遺言書」を書くことは、あなたの最後の大仕事です。

今日のJAZZ

以前にジャズライブで聴いた曲がとても印象に残っていて、その後演奏していたミュージシャンの方に原曲を教えてもらったのがピアニストのアーロン・ゴールドバーグ率いるトリオの《Lambada de Serpente》。
徐々に盛り上がっていくラテンテイストの演奏はノリもいいけど、なんだか感情を直接触れてくるような演奏です。
たまに聴きたくなる。

【相続セミナー・説明会情報】

「終活と相続と遺言のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年10月30日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「10/30セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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