終活に取り組む方に整理整頓から取り組んでもらいたい理由。

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台風19号が気になりますが、本土の皆さんは本当に気をつけてください。
被害が最小限で、人的被害がないことを祈るばかりです。
ふと事務所を眺めていたら、モノが多くなったように思います。
少し片づけをしないといけないですね。
いらないものは捨てて、必要なものが直ぐに出せるようにしないといけませんね。
沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

事務所は自宅の一室なのでこじんまり。事務所は事務仕事だけなので、十分なスペースです。

身の回りが片付いていると気持ちも穏やかになる

僕は整理整頓が好きなほうではあると思います。
得意ではないけど。
でも、物持ちがよくてなんでも「後で使えるのではないか」「これは大事なものだから」と思うとなかなか捨てられない。
思い切って捨てようと思ったら、直後に必要となってしまったモノも多々あります。
だから、整理整頓は好きだけど、得意ではないのかも・・・

整理整頓するいくつかの効能があると思います。
以前に僕のラジオ番組にゲスト出演してくださった沖縄片づけLaboの整理収納アドバイザー新垣明香さんから教えていただいたことです。

1.無駄な時間が無くなる

日本人が人生の中で探し物をする時間は52日間もあるとの調査結果もあるそうです。
どこに何があるのかわからなくなると時間を無駄に費やしている。
家の中では、家族で共有しているものもあり、皆が整理整頓に気をつけなければ家族みなが右往左往することもあるかもしれません。
ましてや大事なものが見つからないと焦りますよね。
僕は妻に銀行印を捨てられたことがありました・・・

仕事でもそうですね。
綺麗に整理整頓している人は仕事が速く質も高いように思います。
仕事ではモノだけでなく、書類のファイリング、パソコンなどに保存しているデータも階層を作りわかりやすく保管していることで、アクセスしやすくなりますよね。
整理整頓はできるビジネスパーソンの必要要件かもしれません。

2.同じものを何度も買わなくなりお金の節約になる

物の管理や整理整頓がされていないと必要なものが見つからず買い足してしまう。
でも、後から出てきたりしますね。
例えばボールペン、ノート、ホッチキス、電卓、認印などの事務用品。
詰めきり、耳かきなどの生活用品など。
家族や職場の同僚と共有していたりすることもあると思うので、どこに言ったかわからないことも多い。
僕の知り合いは認印を必要なたびに購入して、10本以上所有していました。
いまでこそ100円で変えますが、昔は500円くらいしてましたからね。
認印に5,000円以上使うなんて、どうなんでしょうか・・・

3.精神的に落ち着く

ものが散らかっていたり、部屋が片付いていないとどうも落ち着かないということを感じる方は多いのではないでしょうか。
中には汚いほうが落ち着くと言う方もいますが、そんな人も片づけができないだけで、自分の周りが綺麗になると落ち着くと思うのですが、どうでしょうか。
精神的な落ち着きは心の余裕を生みます。
何事にも落ち着いて対処できるので時間的な余裕も生むでしょう。
心の落ち着きと時間的な余裕は人に優しさを分けてあげることに繋がるかもしれません。
豊かな人生の一助になると思います。

 

整理整頓による3つの効能は終活に取り組む方にはまずは最初にしてもらいたいことです。
なぜかといえば、人生の時間に限りを感じながら活動しているわけですから、時間とお金を有効に使い、精神的に落ち着いた状況で終活に取り組むことがいいと思うからです。

ラジオ番組のゲストとして出演していただいた沖縄片付けLaboの整理収納アドバイザーちねんゆうこさん(左)と新垣明香さん(右)

終活で取り組む生前整理

沖縄片付けLaboには5名の整理収納アドバイザーが在籍しており、それぞれの得意分野やバックグラウンドをもとに活動されているようですが、ゲストで来られていたちねんさんはご自身の体験をもとに講演などもされています。

ちねんさんはおばあさまがご病気などをして、一人では生活ができなくなってしまった晩年にモノのありかが分からないことで、大変困ったそうです。
元気なうちに、不要なものは処分し、必要なものだけを持って身軽になり、大事なものを保管する場所を決めて、家族で情報を共有することの大切さを痛感したそうです。

僕も本当にその通りだと思います。
一人暮らしのご高齢の方が、病気をされたり、入院したり、介護が必要になったりしたときに、保険証、通帳、キャッシュカード、お金がどこにあるかわからないと家族の負担が大きくなり、ご家族が経済的にも困ってしまうことがあるようです。

意思判断能力があるのであれば問題ないのでしょうが、記憶力、判断能力、認知機能の低下により大事なものがどこにあるかわからず、入院したご高齢者の費用を家族が捻出せねばならず、本人にはお金があるのに使うこともできずに、大変なご苦労をされたということもあります。

そんなときのために、後見人となる方を決めておくことも必要なことでもありますが、大事なものをどこに保管してあるのかを明確にするためにも整理整頓は重要でしょう。

必要なものだけを残して、不要なものは他に役立つところに差し上げたり、捨てることも大事なことです。
故人が遺したものを捨てることは遺族にはなかなか難しいことですから。
生前整理は終活の中でも重要なことです。

相続セミナーで「終活」について話す筆者

ご高齢者のケガする場所は自宅

ちねんさんにお伺いした話ですが、ご高齢者がケガをする場所のワースト1は「自宅」だそうです。
外出先ではないということ。
そして、自宅でのケガは重症化しやすいともいわれています。
モノが片付いていないことで起こる事故もあるようですから、自宅の整理整頓は必須ですね。

トラブルを未然に防ぐ遺言相続と生前お片付けセミナー

終活の一環としての生前整理と遺言相続のお話を聞ける機会があります。
10月15日(火)ですが、沖縄片付けLaboの整理収納アドバイザーちねんゆうこさんとコラボのセミナーを開催します。

良かったら、生前整理や遺言相続の何から始めたらいいのか?何をしたらいいのか?のヒントを探しに来てくださいね。

◇「沖縄片付けLabo」共催
タイトル:トラブルを未然に防ぐ遺言相続と生前お片付けセミナー
日時:令和元年10月15日(火) 午前10時30分から12時30分
会場:沖縄県男女共同参画センター てぃるる 研修室2(那覇市西3丁目11−1)
定員:15名(定員に達し次第受付終了)
参加費:お一人様3,000円
申込方法:お問合せフォームでお申込みください
詳細:沖縄片付けLabo HP

今日のJAZZ

僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談(FMレキオFM80.6MHz)」のオープニングで流している曲はトランペッター、リー・モーガンの《The Sidewinder》です。
ブルーノート・レコードで大ヒットした楽曲の一つです。
いわゆるジャズ・ロックといわれる軽快でフレーズがとても印象的。
モーガンは1972年に33歳の若さで亡くなります。
愛人にステージの合間に銃撃されて亡くなった・・・

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

円満かつ円滑な相続を実現する遺言書~幸せな相続の準備~説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年10月30日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「10/30セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック。

外部招へいセミナー

当事務所の行政書士城間恒浩が登壇予定の他機関が主催するセミナーです。

◇「沖縄片付けLabo」共催
タイトル:トラブルを未然に防ぐ遺言相続と生前お片付けセミナー
日時:令和元年10月15日(火) 午前10時30分から12時30分
会場:沖縄県男女共同参画センター てぃるる 研修室2(那覇市西3丁目11−1)
定員:15名(定員に達し次第受付終了)
参加費:お一人様3,000円
申込方法:お問合せフォームでお申込みください
詳細:沖縄片付けLabo HP

「北谷町生涯学習プラザ」主催 ※北谷町在住・在勤者限定
タイトル:知りたい終活!これからの人生を見直す「ちょっと、気にする終活」講座 1回目
2部構成 ①「上手く生きるための終活」 ②「円満な幸せ相続の準備」
日時:令和元年11月1日(金)午後3時から6時
会場:ちゃたんニライセンター(北谷町字桑江467-1)
定員:70名(定員に達し次第受付終了)
参加費:無料
申込方法:098-936-5287
詳細:北谷町生涯学習プラザHP

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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