相続とは故人の財産と意思を引き継ぐものだから、しっかりその想いを伝えてほしい。
今日は次男坊の中学の入学式があるので、午後は仕事は休みます。
昨日、次男坊が立っているのを見て「大きくなったな」と思っていたのですが、子供の成長は早いですね。
これから中学、高校、大学とまだまだ身体も心も成長してくれることだと思います。
楽しみですね。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
相続とは財産だけを承継するものではない
僕はセミナーなどで『「相続」とは、故人の財産と意思を遺族が引き継ぐこと』と話しています。
法律上は財産を引き継ぐことが相続ですが、そこには故人の意思もあると思います。
例えば、とある家庭で家族が集まり、高齢となった父親が妻、子や孫などを前に自分の亡き後のことを話します。
「この土地や屋敷は先祖代々伝わるもので、長男である太郎が承継することが望ましい。
我が家には仏壇もあるし、お墓もある。
また、この家は家族や親せきが集まる大事な場所である。
私たち一族が集い、ご先祖様に見守られている場所でもあるのだからしっかりと承継してもらいたい。
だから、この家と土地は長男の太郎に相続してもらいたいと思っている。」
家や土地を引き継ぐのは財産を相続することですが、なぜ長男が引き継ぐことが望ましいかを伝えているのはその方の意思です。
その想い、意思を引き継ぐのも相続なのだと思います。
この思いを書面にしたためるのが遺言書。
遺言書の本文には建物や土地を誰が相続するのかを記載し、法的拘束力はないけれどもとても大事な「付言事項」になぜこのような遺言内容にしたのかの想いを簡潔に書き示すといいでしょう。
相続に関する貴方の想いが伝わるのではないかと思います。
気を付けてもらいたいのは、法的拘束力のある遺言にするには、法的要件を備えた遺言書を作り書面にすること。
口頭での遺言は法的な拘束力はありません。
また、どんなに思いを込めて書いた遺言書も相続人の相続する最低限の権利である「遺留分」を侵害するとあとあと問題は起きる可能性はあります。
遺言書を書くだけでなく、生前に家族に自分の想いをしっかりと伝えておくことも大事なことでしょう。
今日のJAZZ
僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)のオープニングで流している曲を紹介します。
トランペッター、リー・モーガンの《The Sidewinder》。
ノリノリの曲で、聴いていると気持ちが盛り上がってきます。
ジャズロックと言われて当時は革新的な演奏だったようです。
10代後半にはブルーノートからメジャーデビューした才能あふれるトランペッターでしたが、33歳の時にステージとステージの合間に愛人に撃たれて亡くなります。
数奇な運命をたどったジャズメンの一人です。
《The Sidewinder》が収録されているアルバムのジャケットがカッコよくて僕の名刺のデザインは真似させてもらっています。
この名刺のデザインを勧めてくれたのがエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の師匠藤村正宏先生。
藤村先生はジャズにも詳しくてその知識やジャズの感じ方をいつも勉強させてもらってます。
今月の23日(火)には沖縄県浦添市のガールズバーで「エクスマトークライブ沖縄」が開催されます。
久しぶりの藤村先生の沖縄でのセミナーです。
僕も少しお話をさせていただきますので、良かったらお越しください。
エクスマの基本と好きなことで独自化することがテーマです。
【相続セミナー・説明会情報】
「誰でも取り組める終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」
【開催概要】
◇開催年月日:平成31年4月25日(木)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください
【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「4/25セミナー参加申込」と入力お願いします
【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)
詳細はここをクリック
【ラジオ番組パーソナリティ】
「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
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