知ってますか?家族に音信不通の者がいるなら遺言書を書くべき理由!


石川県白山市松任の梨

石川県の出身の後輩から梨が送られてきました。
後輩の故郷の梨です。
僕が梨を好きなことを知っているので、ここ数年は梨を送ってきてくれます。
早速、昨晩から食べまくってます(笑)
瑞々しくて甘い梨です。
母親が僕がお腹にいたころに梨ばかり食べていたといいます。
それで無類の梨好きになったのかもしれません。
美味しい果物が食べられる季節が続きますね。
朝食は基本的にフルーツなので、嬉しいです。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

行方不明の家族がいるなら遺言書を書くべき

今日はお子さんと共同で二世帯住宅を建築中の80代半ばのお客様の秘密証書遺言の作成で公証人役場を訪れました。

ちなみに、秘密証書遺言とは、内容を秘密にしたいときに作成する者ですが、第三者による代筆も可能で、ワープロでの作成も可能です。
ワープロでも作成可能なので、字を書くのが難しい方やワープロになれている方にはお勧めかもしれないですね。
ただし、一般の方が書いた遺言書は必ず専門家のチェックを受けるようにしてください。

今回は、僕がワープロで代筆した遺言書に遺言者が署名・捺印し、封書に封印した遺言書を公証人役場で、公証人と証人2名の前で、遺言者が自分が作成した(または筆者が誰であるかを伝達して)遺言書であることを明示し、公証人が準備した封筒に遺言書を入れて、遺言者、公証人、証人が署名・捺印して完成です。

お客様の土地に2階建ての二世帯住宅を建築し、1階をお客様、2階をお子さんが所有する予定です。
建築資金はお客様の自己資金とお子さんの借り入れにで、それぞれが負担しています。

ご高齢のお客様は建築途中に自分に万が一のことがあったら自宅の建築に支障が出るのと、お客様の配偶者とお子さん家族の生活に支障があると考え、ご相談があったのです。

お客様には、配偶者と子供が5名いらっしゃいます。

住宅の建築には7か月ほどかかる予定となっているため、お客様もご心配されていたのです。
建築途中に万が一、相続が発生すると土地と建築資金が他の相続人と話し合いをして遺産分割しなくくてはなりませんが、お客様の推定相続人となる家族のうち2名が20年以上音信不通なのだそうです。

そうなると相続発生した時に、遺産分割の話合いにも不都合が出てきます。
音信普通の人を探し出したり、見つからなければ不在者財産管理人を家庭裁判所で選任してもらわなければいけなかったり、場合によっては失踪人宣告の手続きをとらなくてはならず、建築中の二世帯住宅に暗雲が立ち込めます。

こういった場合には、遺言書を書くべきです。
財産の分与方法を指定し、遺言執行者を指名し、遺言がしっかり執行できる準備をしておくべきです。

今回のケースでは、二世帯住宅の建築途中にお客様が亡くなった場合には、お客様所有の土地、完成したのちに所有する予定の建物の1階部分と建築自己資金について、共同で建築に当たっているお子様に相続されるように遺言書を書きあげました。

今回のポイントは、建築途中の住宅でも相続が発生した時に、相続人を指定できるということです。
生前に贈与する手もありますが、贈与だと税金が多額になる可能性もあるので、遺言書で相続人をしていすることで対応しています。

公証人役場で秘密証書遺言を完成させたお客様はとても安心された様子でした。
お会いしたころには、僕のことをとても警戒されていました。
こいつは信用できるのか?といった感じです(笑)

でも、今日は別れ際に「先生、ありがとうね。また、家に遊びに来てよ。野菜もたくさんあるからもらいに来て。」とおっしゃってくださいました。
農家をされているお客様の作る田芋、冬瓜やヘチマはとても美味しいかった。

「もちろん、またお伺いします。野菜もらいますね。」と答えた僕は嬉しくてしょうがなかった。

この仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間ですね。
今回もいい出会いがありました。
ありがとうございました。

https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1034001855372619781

今日のJAZZ

どんな世界にも天才的な人はいるもので、ジャズの世界も天才と呼ばれる人はいます。
トランペッターのリー・モーガンもその一人かもしれません。
神童と呼ばれたモーガンは18歳のころにブルーノートからデビューするなど、その閃きに満ちた創造性のある演奏は誰もが認めるとことでした。
33歳の若さで亡くなっていますが、素晴らしい演奏の数々を遺しています。
今日はアルバム『Midtown Blues』を紹介します。
僕のモーガンのイメージは長く、ジャズロックでしたが、このアルバムでもわかるとおりに情緒的な演奏も素晴らしい。
モーガンのブルージーな演奏をたっぷり楽しめます。

【相続セミナー・説明会情報】

「終活と相続と遺言のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年8月29日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「8/29セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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