ジャズメンの偶然の出会いが有数の名演を生み出す。そしてこれは必然なのかもしれない。


今日は寒いですね。
暦上は立春ですが、沖縄は一年でもっとも寒い季節ですね。
完全防寒で早歩きでランチに出かけて、温かい沖縄そばを食べて、ホットコーヒーを飲んで、体が少し温まりました。
国際通りのカフェでコーヒーを飲みながらJAZZの本「おもしろジャズ事典」(小川隆夫著、yamaha music media発行)を読んでたのですが、JAZZの裏話が満載で面白いです。

イタリアントマトカフェJr.国際通り店でコーヒーブレイク

人との出会いが人生を変える

サックス奏者ベニー・ゴルソン

サックス奏者ベニー・ゴルソンが「あのときコルトレーンに迎えを頼むのではなかった」とぼやいたことがあったそうです。
ベニー・ゴルソンが弟分のサックス奏者ジョン・コルトレーンに迎えをお願いしたのは、ピアニストのマッコイ・タイナーでした。

マッコイ・タイナーは、ベニー・ゴルソンが新規結成するジャズテットに参加するためにフィラデルフィアからニューヨークに出てくる途中、車が故障して動けなくなったそうです。
タイナーはゴルソンに助けを頼んだのだけど、仕事の関係でどうしても迎えにいけずに、弟分のコルトレーンにタイナーの迎えを頼みます。
このときにコルトレーンとタイナーは意気投合し、その後も交流を続けます。

タイナーがゴルソンのジャズテットに参加して1年ほどしたころに、コルトレーンは自信のグループを立ち上げるために、どうしてもピアニストとしてタイナーを迎えたかった。
タイナーは恩のあるゴルソンに言い出せずにいたところをコルトレーンがゴルソンに頼み込み、弟分からの頼みに親分肌のゴルソンは応え、タイナーはジャズテットを脱退して、コルトレーンのグループに参加するのです。

そして、コルトレーンのカルテットは1960年代を代表するコンボとして活躍するのです。

その後にゴルソンがつぶやいたのが、冒頭の言葉でした。
ゴルソンからすれば、タイナーはグループにとって貴重な人材でしたが、可愛がっているコルトレーンの頼みとあらば断れなかったのです。

人との出会いは面白いものですね。
タイナーの車が故障していなければ、ジョン・コルトレーン・カルテットの多くの名演は生まれなかったかもしれません。

これを偶然と呼ぶのではなく、必然である、という向きもあると思います。
皆さんはどう思いますか?

サックス奏者ジョン・コルトレーン

誰と付き合うかが人生を豊かにする

ジョン・コルトレーンとマッコイ・タイナーとの出会いのように、こんな出会いが人生を豊かにするのか、といったようなことがあるかもしれません。

もしかしたら、予定になかった、アクシデントからの出会いからかもしれないですね。
コルトレーンとタイナーの出会いも期待して起きたことではなかったものです。

僕もこれまでも様々な出会いをしてきました。
学校で出会った人、仕事関係で出会った人、人から紹介された人、勉強会でであった人、飲み会で出会った人、飲み屋でたまたま出会った人、会いたくて会いに行った人、SNS上で出会った人。
この先も沢山の人と出会うことでしょう。
そして、その人たちが僕の人生にどんな影響を与えるかわかりませんが、これからの出会いも大切にしていきたいですね。

様々な出会いが僕の人生を豊かにしてくれそうです。
そして、一番大事なことは出会いを能動的、積極的に捉えることなんだろうと思います。

ピアニストのマッコイ・タイナー

今日のJAZZ

トレーンことジョン・コルトレーン・カルテットの代表作『Coltrane’s Sound』に収録された《The Night Has A Thousand Eyes》(夜は千の目をもつ)。
トレーンの初のレギュラーコンボはマッコイ・タイナー(ピアノ)、スティーヴ・デイヴィス(ベース)とエルヴィン・ジョーンズ(ドラムス)のカルテット。
1960年代を代表するグループとして活躍しました。
ジャズの巨人トレーンの演奏が注目された時代です。

【相続セミナー・説明会情報】

「円満かつ円滑な相続の準備 ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)

【開催概要】

◇開催年月日: 平成30年2月27日(火)
◇時間:午前10:00 ~ 11:45  ◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名  ※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話 098-861-3953
◇メール お問合せフォーム 題名に「2/27セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 3階 小会議室
那覇市松尾1-6-1 駐車場有(セミナー参加者無料)

【ジャジーのJAZZツアー開催中】

僕の通うJAZZクラブParker’s Mood Jazz Club」 でのジャジーのJAZZツアーの詳細はこちら

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00から21:50
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市まで、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

【連絡先】

〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目15番7号 2階
電 話 098-861-3953
F A X  098-862-8641
メール お問合せフォーム


The following two tabs change content below.
アバター画像

城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください