JAZZの日によせて綴る、忘れられないあの日と珠玉のジャズセレクション。
JAZZの日
1月22日になると思い出すことがあります。
2021年の今日、前の相棒ヴィッツをスピードの出し過ぎで対向車線を越えて突っ込んできた軽トラックにぶつけられて大破(全損)しました。
運転していた僕と後部座席の次男坊は軽いけがですみましたが、一歩間違えたらどちらかが危なかったかもしれない事故でした。
皆さん、安全運転でお願いします。
僕も運転は十分気を付けたいと思います。
その後、購入したのが今の相棒タフトです。
ナンバーは迷わず「1-22」としました。
なぜ、その数字にしたかと言うと事故にあった日と好きなジャズにちなむ数字だったからかです。

「1-22」はジャズにちなんだ数字なのですが、実は、1月22日は「JAZZの日」です。
東京のジャズ・クラブのオーナーらで組織する「JAZZ DAY 実行委員会」が2001年に制定したそうです。
由来は1月の英語「JANUARY」の頭2文字と22を「ZZ」に見立てて「JAZZ」としたのです。
せっかくですから、皆さんもジャズを聴いてみませんか?
僕も事務所でジャズを流していますし、夜はライブ・ハウスに出かけてみようと思います。

お勧めのジャズアルバム
ジャズといっても沢山のプレイヤーやアルバムがあります。
僕のお勧めのジャズ・アルバムは次の6枚です。
ジャズの初心者の方にはいいのではないかと思います。
タイトルをクリックするとYouTubeで聴けます。
ビル・エヴァンス『Waltz for Debby』(1961年)
エレガントで美しい旋律の演奏が続きます。
エヴァンスのファースト・トリオ(ベーシストのスコット・ラファロとドラマーのポール・モチアン)の伝説的なアルバムにして、ジャズを代表する作品でもあると思います。
何かしらジャズのアルバムを手にしたいと思ったら、お勧めの一枚の一つです。
まずは聴いてみてください。
説明不要の美しさです。
ジョン・コルトレーン『Ballads』(1962年)
ジャズのバラードを聴きたいなら、この一枚ですね。
身も心もとろける雰囲気バツグンのバラードが一枚に濃縮されています。
家で過ごす時間も多いことだろうから、淡い光の下でお酒でも飲みながら大事な人と聴くのもいいのではないかな。
マイルス・デイヴィス『Kind of Blue』(1959年)
1959年にリリースされてから60年以上にわたり売れ続けているアルバムです。
1,000万枚以上売れているそうですが、これほどのロング・セラー作品は類を見ないのではないでしょうか。
僕もジャズを聴き始めの方にはお勧めするアルバムです。
調和が取れて落ち着きの演奏が続きます。
マイルスの強い希望で、ピアニスト、ビル・エヴァンスも参加しています。
エヴァンスがいなければ、これほどの作品にならなかったのかもしれません。
リー・モーガン『The Sidewinder』(1964年)
タイトル曲はジャズ・ロックとも呼ばれるような、ホットでノリのいい演奏です。
初めて聴いた時はこれもジャズなのだろうか?と思いましたが、しっかりジャズなんですね。
ジャズの懐の深さを感じます。
ちなみに、僕の名刺はこのアルバムのジャケットをオマージュしています。
ソニー・クラーク『Cool Struttin’』(1958年)
アルバム・ジャケットを「世界一有名な美脚」と紹介したのは、師匠藤村正宏先生でした。
それくらい印象的なジャケットで、インパクトがありました。
そして、収録されている演奏もクールなものばかり。
はっきり言って、カッコいい。
チェット・ベイカー『Chet』(1959年)
哀愁を帯びた演奏をするとチェットの右に出る者はいないのではないかと思います。
余すことなく、寂しさが感じられる演奏の数々です。

城間 恒浩

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