【相談事例】「老いへの店じまいを如何になすべきか?」老紳士の家族への深い愛。

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JAZZ好きの行政書士城間恒浩(@jazzyshiroma)です。
僕は沖縄県那覇市松尾で遺言相続専門の行政書士として、遺言書や遺産分割協議書の作成、相続や終活のご相談を承っております。
これまで関係した遺言書・遺産分割協議書・贈与契約書等の作成は200件以上、相続相談は400件以上となっており、相続や遺言のことでお困りの方がいることを日々感じ、「相続は準備させすれば、ご本人もご家族も幸せになれる」ことを実務を通じて確信しています。
このブログでは、実務を通じて感じる相続や遺言の話を中心に書いています。
また、たまに相続や遺言以外の好きなジャズのこと、日常や僕の想い・考えを書いています。
本ブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。

行政書士ジャジー総合法務事務所 バナー広告 20210804

今夜(12/1水)21時からはラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の放送です。
今回はバラードを中心にご機嫌なジャズを選曲しております。
一時でもジャズで癒しの時間をお過ごしください。
また、専門の相続の話が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
お楽しみに!

ラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の収録 20211129

おもろまちアップルタウン2階のFMレキオのスタジオにて。

老紳士の家族への愛

「老いへの店じまいを如何になすべきか?」

この仕事を本格的に始めて、毎月、開催している相続セミナーへご参加いただいた、ある老紳士がアンケートに書いてくださっていた言葉です。
セミナーの後に、その方の個別相談を受けることになり、1時間ほどお話させていただきましたが、ご近所さんなので、それ以来、何度もお会いしています。

お話を聞いていて、ウルっとしました。

ご相談のあった老紳士は、何年か前までとある小売店を営んでいらっしゃった方です。

僕も子供のころ、そのお店にお遣いに行っていたことを思い出し、その方の若かりしころの姿も何となく思い出して、懐かしく思いました。

その方が、30数年営業していた自分のお店を閉めたときは、寂しかったそうです。
職種は違えども地域に根差したお仕事をされていた大先輩の経験談には、とても感銘を受けました。

長年、自営業をされていた方らしく、自分の人生が終盤に来ていることを自覚しており、冒頭の言葉で現状を表現されたんですね。

老人男性

老紳士は、当時87歳でした。
ご自身で「私の人生は、あと2~3年かな。だから、相続の準備をしたいんだよ。」と話されていたんです。
(実際には、あれから5年以上が経ちお元気にされていて、お電話でお話しすることがあります。)

「自分がしたいことが、何も動かなくて困っている。」というのがご相談の趣旨で、先立たれた奥様の相続手続きやご自身の遺言書をご準備されたいとのことでした。

自分が元気なうちに、家族に迷惑がかからないように、どうにかしたいとのお気持ちが伝わってきまして、思わずぐっとくるものがありましたね。

87歳のご老人が、家族のことを思い、気温30度を超える暑い中、僕のセミナーにご参加してくれたんです。
現状をどうにかしたいと、思いのたけを僕に話してくれたんですからね。

ご家族への強い愛を感じました。
「その愛は海よりも深く」感じられたんです。

相続セミナー「より良い人生を送るための終活と相続 ~幸せな相続の準備~ 説明会」 R021028

相続セミナーの様子。少人数で換気を徹底し、マスク着用で開催しています。

身近な頼れる相談相手が僕なんだ!

ご相談を受けて、僕ができることをお話させていただきました。
すぐに解決できる提案ではなかったかもしれないのですが、こちらが恐縮するくらい、とても感謝されてました。

どうしたらいいかわからない中で、近くに僕と言う相談相手がいたことに、安心されたのではないかと勝手に思ってます。

僕は、行政書士として自主開催のセミナーを今月までに69回開催してますが、そのうち67回は僕の住んでいる地域です。
それは、僕が育った地域の皆さんに少しでもお役にたてたらと言う思うからです。

ですからセミナーにご参加してくださった方もご近所さんが多い。
僕の経験や知識が少しでもお役に立てるなら本望だな、と思うのです。

相続セミナー 20211027

相続セミナーの一コマ。

今日のJAZZ

トランぺッター、マイルス・デイヴィスの《I Could Write A Book》をB.G.M.にブログを書いています。
タイトルに惹かれて聴いてますが、ジャズのスタンダードにもなっているリチャード・ロジャース作曲のミュージカル・ソングです。
なんでこんなタイトルになっているかといえば、歌詞を知るとわかりますが、恋がいかにして成就したかを本に書けるよ、といった内容のラブソングですね。
マイルスのトランペットがシャープに響きます。

相続セミナー・説明会情報

自主開催セミナー

わかりやすい終活、相続と遺言書のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会

開催日時:令和3年12月16日(木) 午前10時から11時20分
開催場所:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」(那覇市松尾1-6-1)
定員:8名
参加費:2,000円(税込)
お申込み・お問合せ:
行政書士ジャジー総合法務事務所
☎098-861-3953
✉お申込みフォーム
※件名に「12/16相続セミナー参加希望」とご記載ください。

・新型コロナウイルス感染拡大予防のため完全予約制となっております。
・会場は定員24名のところ8名(講師1名別)を開催定員としています。
・会場は換気し、ご参加者にはマスクの着用と手指消毒をお願いいたします。
・講師はマスク着用の上、講演いたしますことをご了承ください。
・感染拡大、医療現場の状況や緊急事態宣言など発令により中止とすることもあります。

詳細はこちらをクリックしてください

ラジオ番組

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオFM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
スマホのアプリでも聴けます。ダウンロードはこちらをクリックしてください。
「行政書士がラジオ番組?」と不思議に思ったらこちらをクリックすると理由が分かります。

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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