相続争いの主役は子供達!相続においては子供たちが仲がいいは幻想だと思って準備してください。


セミナー開始前の様子

今日の午前中は僕の主催する第30回目の相続セミナー「終活と相続と遺言のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」を那覇市松尾の八汐荘で開催しました。
遠くは北谷町からのご参加頂いた方もいて、リピーターさんもあり、遺言書の作成依頼もありました。
まずは会場に足を運んでくださる方がいるのはありがたいことです。
また、何度も参加してくださる方がいるのも嬉しいですね。
僕のセミナーがお役に立っているということでもあると思います。
那覇市松尾から相続問題や争いをなくしたいと思い、毎月セミナーを開催していますが、これからも少しでも多くの方に相続は準備すれば安心で、遺言書を書くことで幸せな相続が実現できるということを伝えてゆきたいと思います。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

相続で兄弟が争う理由とは

相続において争っているのは子供達が多いようです。
子供の時は、または親が元気な時までは、みんな仲が良くて楽しかったけど、相続が始まったとたん、子供たちがケンカしだして、話が収まらない。
といったケースは僕のところにも相談があります。

子供達が相続のことで争いになると、それまでは活発だった年中行事でもなかなか顔を合わせる機会も少なくなり、その家は寂しくなっていったという話を聞いたこともあります。

子供たち、いわゆる兄弟姉妹が相続で争ってしまう理由は、僕の経験から行くと・・・

☑ 家庭をもち独立して価値観が変わる
☑ 外野(配偶者など)が入れ知恵する
☑ 自分のほうが親の面倒を見たと主張する
☑ お金が必要な世代になっている
☑ もともと仲が良くない
☑ 生前の親への対応で納得いかないことがある

などなどがあげられます。

理由は一つではなく、複数のことが重なって、泥沼の争いに発展することもあるのです。

肉親ほど、争うとここまで、冷徹になれるのか・・・といったような話も聞いたりすることはあるのではないでしょうか?

僕も相続においては「子供たちが仲がいいというのは幻想だと思って、しっかり相続の準備をしてください」と伝えています。
寂しい事ですが、現実問題として子供たちが遺産を巡って争うことになるのです。

 

話は少しそれますが、以前に独り身の方から相談を受けてた時に、ご相談者はこんなことをおっしゃってました。
「兄貴には絶対に自分の財産を相続させたくない。どうしたら兄貴に相続させずに済むか?教えてほしい。」

かなりお兄様に敵意を持った感情で、ご相談を受けたことがありました。
聞くと最近亡くなったお母様のことで、許せないことがあったそうなんですね。

相続のことで争った上に、それまで、普通だった兄弟の付き合いも完全に切れてしまったようです。
世の中で、たった二人の兄弟なのに、こんなことになってしまうのです。

ちなみに、ご相談の事例では、兄弟姉妹には相続における「遺留分」がないので、遺言書を書いてお兄さんに財産が渡らないようにする方法をアドバイスさせていただきました。

子供たちは争う確率が高いです。
子供たちが争うのを避けるためには、遺言書を書いてください。

できるだけ公平に、付言事項で自分の気持ちを遺すようにして欲しいのです。
そうすれば、お子さんたちが笑顔で、仲良くいられる姿をいつまでも見られるかもしれません。
自分の遺した財産で子供たちが争うことになることを望む親はいないはずですから。

弟(左)と僕 2年ほど前の写真

僕には二つ下の弟がいまして、神奈川で所帯を持ってます。
昔から仲が良くて、ここ2年くらいあってないけど、会えば酒を酌み交わします。

これからも仲良くいられると思います。
たぶん・・・(笑)

今日のJAZZ

せっかちで、先読みしてしまう癖のある僕は仕事が立て込むとせわしなくなって、慌ただしくなることもしばしば。
そんな時に落ち着きたいと思ったらピアニストのビル・エヴァンスの演奏を聴きたくなる。
エヴァンスの繊細で美しい演奏が慌ただしい気持ちを落ち着けてくれるのです。
今日も色々やることを考えていたら手が止まってしまったので、エヴァンスのアルバム『I will Say Good Bye』を聴いてみた。
静かな中にも力強さが感じられるエヴァンスの音色。
次の仕事に手を付ける気力を取り戻させてくれる。
エヴァンス、エディ・ゴメス(ベース)とエリオット・ジグモンド(ドラムス)のトリオ。
1977年に録音されグラミー賞も受賞した作品。

【相続セミナー・説明会情報】

「終活と相続と遺言のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年10月30日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「10/30セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はここをクリック

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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