不動産の相続は誰か一人に絞るべし!所有者の多い不動産は困ったことになるかも。


サンレー那覇北紫雲閣 行政書士(左)&年金相談コーナー(右)年金事務所もブースを出していました

今日は冠婚葬祭業のサンレー那覇北紫雲閣(那覇市安謝)のイベント館内見学会&隣人集まれフェスティバルで遺言・相続相談員として10時から17時まで7組のご相談を承りました。
相続の基本的なことからちょっと難しいご相談までありましたが、ご相談者にヒントは得てもらえたかなと思います。
その中のでも独身男性のご相談は、唯一の肉親で県外に暮らすお兄さん家族に迷惑をかけたくないとのことで、相続や自分の葬儀のことなども交えて、超高齢化、核家族化が進む日本における心配事の縮図に感じられました。
相続の手続きもそうですが、死後の様々な手続き、死亡届、火葬許可、葬儀の手配、納骨や供養まですべてに対応できるサービス死後事務契約も考えないといけないなと改めて思いましたよ。
今日もご相談を受けていて相続は感情の絡むことだとひしひしと感じました。
サンレーさんでの相談会は様々は気付きを与えてくれます。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

不動産の相続は一人に絞ったほうがいい

今日のサンレー那覇北紫雲閣でのご相談で、ご夫婦と子供4名(男1名、女3名)のご家族で旦那さんがなくなり、2年前に相続が開始した件でご相談がありました。

旦那様の遺された主な財産は居住用不動産で土地と長男と住んでいる二世帯住宅です。
奥様が相続したほうがいいのか、長男に相続させたほうがいいのか?といった質問です。

よくあるケースです。
両親と長男家族が二世帯住宅に住んでいる。

奥様は81歳。
長男は50歳。

このケースでは、父親所有の土地と二世帯住宅を共同相続人である他の姉妹も含めた5名の合意で誰が相続するかを決めなくてはなりません。

僕は、奥様が相続するのもいいですが、今後、年を重ね住宅の管理や契約行為が難しくなることや普通の流れだと奥様の相続が長男より先に来るであろうことを考えると長男が相続することがよろしいのではないでしょうか、とご提案させていただきました。

奥様が痴ほう症などで意思判断能力を失うとになると建物の管理行為、建て替えなどにも支障がありますし、奥様の相続でまた同じ手続きをして様々な費用も掛かるからです。

もちろんこれがベストとは思っていません。
長男が相続することに反対する他の相続人もいるかもしれませんからね。

 

さらにご相談者から質問があったのは、相続手続きを放置していたらどうなるか、ということでした。今は何ら支障ないからそのままにしておいたらどうかと言う考えです。

不動産の相続があると相続した人に名義を変える登記が必要ですが、登記は義務化されていません。
ですから、法律上も問題はないのです。

しかし、不動産の相続は放っておくと相続人がどんどん増えていきます。
共同相続人である子供たちもいずれかは亡くなりますから、その子供や配偶者が相続することになりますからね。

そうなると一つの不動産に何人もの共同所有者が存在することになり、将来的に困ったことになります。

実際に今回のご相談の件もお子さんたちには数名の子供がありこのまま放置すれば、従弟同士が話し合いをしないような面倒なことになることも想定されます。
ましてやそんなにたくさんの所有者がいる不動産の建て替えや売買などはスムーズにはいかないでしょう。

不動産の相続は、所有者を一人にし、早々に手続きをしたほうがいいと思います。

ノボテル沖縄那覇プレオープン

サンレー那覇北紫雲閣のイベントのあとは、那覇市松川に昨日11日にプレオープンしたノボテル沖縄那覇の一階グルメバーで夕食をとりながらブログを書いています。
ホテル内の飲食店営業許可取得のためのお手伝いをさせていただいたので、感慨深いですね。
宿泊客もいらっしゃるようで、人の出入りがあります。
プレオープンでは1階のグルメバーと2階の洋食バイキングが利用できるようですよ。
1階のグルメバーはWi-Fiも完備してますので、商談や打合せなんかにもいいかもしれません。
ハンモックの席もあるので面白いですね。
夕食で食べた「アグーベーコンバーガー」はボリューム満点で美味しかったです。
ホテルだけあっていい値段しますけどね(笑)
これからもラウンジをちょくちょく利用して、8万円のスィートルームにもいつか泊まりたいですね。

https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1028563808271228928

今日のJAZZ

ホテルのラウンジで聴くに相応しいジャズってなんだとうと考えてましたが、静かなジャズが合いそうですよね。
それで選曲したのがサックス奏者アイク・ケベックの≪Count Every Star≫。
カルテットの演奏ですが、ギタリストのグラント・グリーンがフューチャーされてますが、落ち着いたバラード。
しっくりきました。
ジャズを聴きながらホテルのラウンジで仕事をするのもいいもんですね。

【相続セミナー・説明会情報】

「終活と相続と遺言書のやさしいはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」(仮題)

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年8月29日(水)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「8/29セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならAndroidはGoogle Playで「FMレキオ」、iPhoneはApp Storeで「Tunein Radio」で聴けます。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!


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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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