祝祭日の「祭日」とは?僕も知らなかったこと・・・怒られる(笑)

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6月に入りましたね。
今年も上半期最後の年です。
早いですね。
6月と言えば祝祭日のない月です。
サラリーマンの皆さんはきついかもしれないですね。
有給休暇を取得して乗り切ってください。
そういえば、NHKの人気番組で「祝祭日の祭日はどの日?」との質問がありました。
答えは・・・本文中で(笑)
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

祝祭日の祭日とは?

今朝のNHKのTV番組を観るまで祭日について、深く考えることはありませんでした。
祭日はどの日かは意識せずとも、あるんだろうと思っていたんです。

しかし、びっくりしたことに法律上は「祭日」はありませんでした!
「祝日」のみです。

祝祭日(正しくは祝日)を定める「国民の祝日に関する法律」(昭和二十三年法律第百七十八号)がありますが、その第一条の目的条文に次のように規定されています。

第一条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

「国民の祝日」とすると記載されていて、「祭日」の文字は全く見えません。

TV番組中である先生が解説していましたが、戦前は「祭日」があったそうです。
宗教儀礼上重要な祭祀を行う日を「祭日」にしていたようなんですね。

先の大戦前には祭日は8日あったようです。
しかし、日本は先の大戦に敗戦し、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の占領下において、法令が改正されていく中で「政教分離」も大きなテーマであったため、宗教色の強い「祭日」を廃止せざる得なくなり、全てのお休みを「国民の祝日」としたようなんです。

しかし、当時の日本の政府関係者は祭日に執り行っていた祭事を残したいとの思いから、祭日の名前を祝日の新たな名前に変えつつも、その意義だけは引き継ごうとしたようです。

例えば、祭日「春季皇霊祭」は祝日「春分の日」となり、秋の五穀豊穣に感謝する祭日「新嘗祭」は祝日「勤労感謝の日」となるなどしたようですね。

祭日と祝日の細かな解説についてはウィキペディアでご確認ください。

年齢計算に関する法律

次男坊の中学の入学式当日に自宅兼事務所前でパチリ

6月は祝日はありませんが、我が家では大きなお祝いがあります。
中学生になった次男坊の誕生日があります。
次男坊も最近は「6月は誕生日だ!プレゼントはアレにしよう!」などとつぶやき、楽しみにしているようです(笑)

次男坊も早いもので13歳になります。
健康に元気で育ってくれていることが何よりです。

さて、年齢の話が出ましたので、年齢計算について少し説明します。

実は、年齢計算に関しては法律があって、誕生日の前日に一つ年を取ることになっているのをご存知ですか?

年齢の計算に関する法律の名称は、「年齢計算に関する法律」(明治35年12月2日施行法律第50号)といいますが全3項の極めて短い法律です。

(年齢計算に関する法律)
1.年齢は出生の日より之を起算す
2.民法第143条の規定は年齢の計算に之を準用す
3.明治6年第36号布告は之を廃止す

細かな説明は省きますが、年齢のカウントには誕生日を初日とすることとなっており、一年後の誕生日の前日に一つ年をとることになっています。

年齢計算は、極めて重要なことです。
学校への入学がいつになるのか、選挙権はいつから得られるのか、成人はいつの日か、飲酒はいつからできるのか、結婚はいつから可能なのか、年金の支払いはいつか、年金はいつから受給できるのかなどなど、いろいろなことにかかわってきますからね。

同級生の誕生日の範囲

皆さんの同級生で、誕生日が4月1日の方はいませんでしたか?

4月1日が誕生日の人は、3月31日の午後12時に一つ年を取ることになるのです。

ですから、小学校や中学校の同級生は、4月2日生まれから一年遅れの4月1日生まれの人たちが同級生になるのです。

沖縄などでは、同窓会をする際には街中に横断幕を張って知らせることがあります。
見かけますよね。
沖縄あるあるかな(笑)

その横断幕に、「昭和46年4月から昭和47年3月生まれ」と書かれていると厳密には間違いなんですね。
正しくは、「昭和46年4月2日から昭和47年4月1日生まれ」となるのです。
些細なことですが、この辺をしっかり書いているとカッコイイと思われるかもしれません(笑)

今日のJAZZ

二人のジャズ・ジャイアントが共演したアルバムがあります。
サックス奏者ソニー・ロリンズの『TENOR MADNESS』に収録されたタイトル曲《TENOR MADNESS》にはジョン・コルトレーンが参加しています。
同じテナーを吹く二人なので、公式なレコードはこれだけのようですね。
それを考えても貴重な作品です。
リズムセクションは、マイルス・デイヴィス・クインテットのメンバーです。
豪華ですね。

【相続セミナー・説明会情報】

中学生でもわかるやさしい相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会

【開催概要】
◇開催年月日:令和元年6月29日(土)
◇時間:10:00~11:45
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【申込方法】
◇電 話098-861-3953
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【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

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【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると日本全国、世界中で聴けますよ。
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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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