もしもご高齢者が自宅の建築を考えているならば万が一に備えて遺言書を書くことをお勧めします。

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てんぷらと三枚肉

今日は午前中が秘密証書遺言のお預かりに宜野湾市のお客様を訪問し、午後は遺産分割協議書作成の打ち合わせでした。
土曜日も1日中仕事をしていますが、ご依頼があるのは嬉しく、ありがたい限りですね。
頼ってくださる方がいる限り、土・日曜日も頑張りたいと思います。
午前中にお伺いしたお客様は二世帯住宅を新築中で、棟上げ式が予定されていてご馳走をおすそ分けして頂きました。
お客様の80歳になる奥様の作ったてんぷらと三枚肉が美味しかったです。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

建築途中の建物の相続を考える

家を建築途中に施主が亡くなれば相続により、その建築途中の自宅も相続財産となることがあります。
建築途中の建物は材料を提供している人の所有となりますが、自宅を建築する時には一般的には工事着工時の着手金、棟上げの際の支払いと完成引き渡し時の支払いの3回で行われるようですね。
支払った代金で購入した材料を基に建築しているとなれば、建築途中の建物も施主の所有となるわけです。

だとすると、建築途中に施主が亡くなったとすれば、建築途中の建物も相続財産となると考えられます。
もちろん、建築資金も金融機関に預けているのであればその預貯金も相続財産となるのです。

以前にお伺いした友人の建築途中の家です。今回のお客様の物件ではありません。

若い方が家を建築する時には、あまり考えないかもしれませんが、もし施主がご高齢であったとすると、相続のことにも配慮したほうがいいかもしれません。

相続が開始して、建築途中の物件が誰のものになるかをしっかり考えておかないと、工事がストップしたり、建築が進まないといったこともあるかもしれません。

以前に遺言書の作成のお手伝いをさせていただいた80代のお客様は、お客様の土地にお孫さんと二世帯住宅を資金を出し合って建築するということで、万が一建築途中に自分に何かあったら、そのお孫さんに建築する家と土地が渡るようにしたいとのことだったのです。

今、贈与すると相続時精算課税制度を使っても2,500万円の上限を超えることから贈与税(この場合一律20%)が課税される可能性があり、お孫さんもその負担は厳しかった。

そのため、遺言書を書いて、お客様の万が一に備えることにしたのです。

建築と途中の建物も遺言書で誰に相続させるかを指定することも可能です。
今回のケースは祖父から孫でしたので、遺贈ですが、遺言書に書き方を工夫して建物が建つ土地、建築中の建物と建築資金の預金をお孫さんにわたるようにしたのです。

これで、万が一何かあったとしても安心ですね。
もちろん何もないのが一番ですけどね。

お客様もお孫さんと一緒に住む二世帯住宅の完成を楽しみに心待ちにしてます。
僕も完成が待ち遠しいです。
祖父母、孫そしてひ孫が一緒に楽しく暮らす、明るい家が目に浮かびます。
今回もお手伝い出来て良かったと改めて感じています。

ということで、もしもご高齢者が家を建てるときには、万が一にも備えて下さいね。

今日のJAZZ

今週はピアニスト特集で終盤5人目の紹介です。
今日はビックバンドを率いてピアニストとしてもそうですが、バンドリーダーとしても異彩を放っていたカウント・ベイシーを紹介します。
スウィングジャズ時代の隆盛期にビックバンドを率いてその洗練された演奏は聴くものを圧倒するとともに、その統率のとれたスウィンギーな演奏に自然と体が揺れるのではないでしょうか。
今日はカウント・ベイシー楽団がロンドンで演奏した際のライブアルバム『Basie in London』から《Corner Pocket》を紹介します。
なんだかいいスピーカーで大音響で聴きたいですね。

【相続セミナー・説明会情報】

いまさら聞けない終活と相続と遺言のはなし~幸せな相続の準備~説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年12月21日(金)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「12/21セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

詳細はこちらをクリックしてください。

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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