知ってますか?故人の凍結された金融機関の口座を解約する方法。

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9月にとある居酒屋でふるまって頂いた泡盛クース(古酒)

昨日は「泡盛の日」だったようですが、僕は自宅にあったいつもは飲まない日本酒を飲んでました(笑)
今日は泡盛を口に含みたいと思います。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

凍結された金融機関口座の解約方法

銀行やゆうちょ銀行などの金融機関は、預貯金者が死亡されたことを知った時、預貯金口座を凍結することがあります。
沖縄なんかだと、新聞の死亡広告欄の情報をもとに金融機関は口座を凍結するようですね。
これは、相続財産の保全やのちのち相続人と金融機関がトラブルにならないようにするための措置のようです。

僕の琉球銀行の通帳。

でも、もし亡くなった方の銀行口座が、家計を支えるものだったとするなら、お金が引き出せなくなると大変困ったことになるでしょう。

たとえば、ご夫婦が一緒に住んでいて、独立して遠方に住んでいるお子様がお二人いるケース。
そんな家族の旦那様が亡くなってしまいました。

金融機関は、その事実を知ったら、相続財産の保全などのために口座を凍結することがあります。
旦那様の銀行口座にしかお金を預けていなくて、その口座が凍結されたら?
葬儀費用、奥様の当面の生活費や公共料金の支払いなどなど、案外お金が必要なのにお金がない!!のは大変です。

では、そんな時に、凍結された口座からお金を引き出す方法はないのでしょうか?
凍結された口座からお金を引き出すには、金融機関によって違いがあるようですが、概ね以下の書類が必要となるようです。

☑ 除籍謄本又は戸籍謄本で被相続人の出生から死亡までが確認できるもの
☑ 戸籍謄本(相続人・必要に応じて)
※上記の戸籍謄本などは法定相続情報一覧図を作成しているのであれば、法定相続情報一覧図の提出により手続きできる金融機関がほとんどのようです
☑ 預金通帳等(被相続人)
☑ 遺言書(公正証書遺言・自筆証書遺言・秘密証書遺言)
※公正証書以外は家庭裁判所の「検認」を受けているもの
☑ 遺言書が無い場合には、遺産分割協議書もしくは銀行所定の相続届など
☑ 相続人全員の印鑑証明書

このように、凍結された口座からお金を引き出すにはたくさんの書類が必要になります。
法定相続人が多数いる場合には、単独では引き出せないようになってますので、注意してくださいね。

まずは、有事の際にために夫婦のそれぞれの口座にある程度のお金を分散しておいておくことも考えておいた方がいいかもしれません。

それと、凍結された口座からのお金の引き出しに必要な書類の中に、「遺言書」も入っています。
やはり、遺言書は書いてた方がいいかもしれませんね。
こんな時にも活躍してます。

ちなみに、僕の父親と祖母が亡くなった時は、新聞に死亡広告を出さなかったので、口座が凍結されることはなかったですね。

参考までに沖縄の金融機関の口座解約のまとめサイトを紹介しますので、参考にされてください。

今日のJAZZ

イライラした時には落ち着きましょう。
落ち着くために何か必要であれば、ジャズを聴けばいい、と思っている僕です。
落ち着くジャズは何だろうか?と考えると真っ先に思い浮かぶのがピアニストのビル・エヴァンスの演奏です。
今日はエヴァンスの代表曲でもある《Waltz For Debby》を紹介してます。
エヴァンス、チェック・イスラエル(ベース)とラリー・バンカー(ドラムス)のトリオによる演奏です。
Youtubeなどを見ると映像も残っていたりするから嬉しいですね。

【相続セミナー・説明会情報】

「いまさら聞けない終活と相続と遺言のはなし ~幸せな相続の準備~ 説明会」

【開催概要】
◇開催年月日:平成30年11月27日(火)
◇時間:10:00~11:45
◇定員:先着12名
◇参加費:2,000円(税込)/名
※当日、会場にてお支払いください

【申込方法】
◇電 話098-861-3953
◇メールお問合せフォーム
題名に「11/27セミナー参加申込」と入力お願いします

【会 場】
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」3階小会議室
那覇市松尾1-6-1
駐車場有(説明会参加者無料)

【ラジオ番組パーソナリティ】

「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」FMレキオ(FM80.6MHz)
毎月第1および第3水曜日21:00~21:50放送中。
ご家庭のラジオなら那覇市と浦添市、カーラジオなら北は読谷村、沖縄市、南は豊見城市、与那原町まで聴けます。
スマホのアプリならFMレキオのサイトでアプリをダウンロードすると聴けますよ。
JAZZのリクエストや遺言・相続に関する相談はこちらへどうぞ!

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城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

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