【お役立ち情報】沖縄で相続相談といえば行政書士?それとも税理士?


どなたかが亡くなり、相続の手続きについて、誰に相談したらいいのか、迷っていませんか?
または、相続の準備をしたいけど、誰に相談したらいいかわからないということはありませんか?
それもそのはず、相続に関わる専門職は、行政書士、税理士、司法書士、弁護士、社会保険労務士など多くの士業にわたります。

一般の方が、士業の役割を理解して、適切な士業へ相談するというのも案外大変なことかもしれません。
このサイトでは各士業の相続における役割と取り扱う業務を解説します。

相続における士業の役割

行政書士

行政書士は官公庁などへの許認可の届け出を中心に、民事においては、契約書作成、内容証明作成、遺言書作成や遺産分割協議書作成などを行います。

相続では、行政書士は相続の開始前と開始後で役割が違ってきます。

相続の開始前:遺言書の作成、推定相続人の調査、相続財産の調査
相続の開始後:遺産分割協議書の作成、相続人の調査、相続財産の調査や金融機関の口座解約

沖縄県行政書士会HP 〒901-2132
沖縄県浦添市伊祖4-6-2
098-870-1488

税理士

税理士は税務の専門家であり、法人の税務を取り扱ったり、個人の確定申告、税務申告関係書類の作成、相続税試算や相続税の申告などを行います。

相続においては、税理士も相続の開始前と開始後で役割が違います。

相続の開始前:相続財産の評価、相続税試算、相続税対策提案
相続の開始後:相続財産の評価、相続税計算・申告

沖縄県税理士会HP 〒901-0152
沖縄県那覇市小禄1831番地の1
沖縄産業支援センター7階
098-859-6225

司法書士

司法書士は不動産の権利関係に関わる登記業務、法人関係登記業務、過払い金の返還請求、後見人選任の申し出などの裁判所における各種手続きも行っています。

相続においては、司法書士は主に相続開始後にお世話になる事が多いでしょう。

相続の開始後:不動産の相続登記(所有権移転登記)

沖縄県司法書士会HP 〒900-0006
沖縄県那覇市おもろまち4-16-33
098-867-3526

弁護士

弁護士は法律関係の手続きっでは、人の権利を守るためまたは権利を主張するためなど、あらゆる場面で活躍しています。

相続においては、弁護士も相続開始前と相続開始後にご活躍されますが、相続が争うとなった時の調停や裁判での代理人のイメージが強いかもしれません。

相続の開始前:遺言書の作成
相続の開始後:遺産分割協議書の作成、相続が争いとなった場合の代理人

沖縄弁護士会HP 〒900-0014
沖縄県那覇市松尾2ー2ー26-6
098-865-3737

社会保険労務士

社会保険労務士は社会保険、労働保険の手続き、労務相談、就業規則・各種協定の作成など、会社の人事にまつわる業務、個人の障害年金や遺族年金の手続きなどを担います。

相続においては、社会保険労務士も相続開始後においては依頼できることも出てくるかもしれません。

相続の開始後:遺族年金の裁定請求

沖縄県社会保険労務士会HP 〒900-0032
沖縄県那覇市松山2-1-12
合人社那覇松山ビル6F
098-863-3180

その他の相談先

ファイナンシャル・プランナー

遺言書を書く上で、場合によってはライフプランニングが必要なケースもあるかもしれません。
ライフプランニングとは人生の節目で必要な資金も含めて計画することです。
終活の一環としてのライフプランニングも注目されていますが、老後資金をの目途をたて、残余財産となる部分を子や孫に生前贈与したり、相続財産として遺すことも可能でしょう。
そのためには、ファイナンシャル・プランナーにライフプランニングの相談をするといいでしょう。

特定非営利活動法人
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 沖縄支部HP
〒900-0013
沖縄県那覇市牧志3丁目5番9号
098-918-0622
保険会社・保険代理店

相続分与または相続税対策としての生命保険の活用。
沖縄は主たる遺産が不動産ということも多いため、財産分与が難しいとされています。
経済的に余裕があるのであれば、生命保険等を活用して、財産分与したい人へ出来る限りの範囲での財産を遺すことも可能です。
生命保険も様々な商品がありますので、保険会社・保険代理店に相談してみるのもいいかと思います。

一般社団法人生命保険協会HP

どこに相談したらいいかわからないのなら!

相続は多くの士業などに横断的に手続きをお願いしなくてはならないこともあります。
そうなると何を誰にどの士業にお願いしたらいいのか判断がつきかねることもあると思います。
そんな時には、相談窓口として最適なのが、行政書士ではないかと思います。
行政書士の仕事の幅は広く、相続業務も扱っていますし、行政書士の業務外のことであれば、どの士業の業務の範疇なのか、ということも相談可能です。
相続のご準備や手続きで困った時には、まずはお近くの行政書士に相談してみてはいかがでしょうか。

当事務所でも、税理士や司法書士と連携し、各相続案件に対応しております。

行政書士ジャジー総合法務事務所

沖縄県那覇市の遺言・相続専門の行政書士の事務所。
相続手続きや遺言書作成を各分野の専門士業と連携して対応しています。

営業時間 9:00~18:00 (土日祝:要相談)
住所 〒900-0014  沖縄県那覇市松尾1-15-7
電話番号 098-861-3953
メール お問合せフォーム
ホームページURL https://jazzyshiroma.com/

The following two tabs change content below.
アバター画像

城間 恒浩

代表者行政書士ジャジー総合法務事務所
沖縄県那覇市松尾の遺言・相続関係専門のJAZZ好きの行政書士。 2010年に父親と祖母を同じ年に亡くし2度の相続を経験。 その時に感じたのが「気軽に相続や遺言に関する相談先があったらいいのになぁ」ということ。 そんなことから、身近な街の法律家、遺言・相続専門の行政書士として、自分の経験や学んだ知識で相続でお困りの方のご相談にのっています。 行政書士は遺産分割協議書や遺言書作成などの相続関係のお手伝いもできるのです。 1971年9月生。国際協力関係の仕事に約11年間、社会保険労務士の事務所で約10年勤務後、2015年10月より現職。 エクスマ塾67期。エクスマ・エヴァンジェリスト15期。エクスマ学院1期。 JAZZが大好き。好きな場所は、沖縄とニューヨーク。 2016年9月よりラジオ番組パーソナリティーとしても活躍中。お気軽に「ジャジー」と声をかけてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください