相続手続き中に相続人が亡くなる数次相続は手続きが複雑になるから、早く手続きは進めたほうがいい。

今日は昼前まで遅寝して、昼ごはんを食べて、スマホで映画を観て、昼寝して、今、起き出してブログを書いてます。
久しぶりに沢山寝ました。
こんな日も大事かも。
こんにちは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!

相続手続きは直ぐに進めたほうがいいのか?

昨晩は那覇市首里でお父様とお母様の相続に関するご相談でした。
4年ほど前にお父様が亡くなり相続手続きが完了しないうちに今年になってお母様がお亡くなりになられたそうです。

相続手続きの途中に相続人が亡くなることで始まる相続を数次相続といいますが、よくあることかもしれませんが、手続きを複雑にするのは間違いありません。

ご相談者も手続きをどのように進めたらいいのかわからない中でほったらかしにしていたようです。

相続手続きのうち不動産の所有権移転登記も義務ではないため放置されがちです。
また、預貯金口座の解約もお金に困っていないような状況なら解約されずにおいているケースもあるかもしれません。

しかし、不動産の登記は第三者への対抗要件でもありますし、売買や賃貸にも影響が出てきますから早めに相続登記は進めたほうがいいでしょう。
相続人が次々に亡くなると一つの不動産に数多くの共同相続人が存在することになり、不動産の有効活用もできなくなります。

また、預貯金口座もせっかく多額の現金があるのに、相続手続きができないことで、解約ができないとなるとお金が必要で、お金はあるのに引き出せないという状況にもなります。

昨日のご相談者は事情があって直ぐに相続手続きをすることを躊躇されていたのですが、懸念されていることがクリアできるのであれば、直ぐにでも遺産分割協議と不動産の相続登記を進めることを説明させていただきました。

というのもご兄弟が多く、ご高齢の方もいるようで、いつ相続人に相続が開始するかわからないからです。

数次相続では、最初の相続では関係のなかった子供達の配偶者や孫が相続人になることもあり、より複雑になる可能性もあります。
相続人が増えれば増えるほど、話し合いは困難を極めますからね。

相続手続きは直ぐに進めたほうがいい、と思います。

今日のJAZZ

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