【ジャズ漬けになりたい人にお勧め6選】ラジオ、ライブ、幻のアルバム、書籍は全てジャズだった一週間。
台風8号の進路は沖縄本島からはそれたようですが先島諸島や台湾方面に向かっています。
那覇市は強風域や暴風域には入らないようですが、夕方から風が強くなってきました。
大きな台風のようなので、皆さん気を付けましょうね。
こんばんは!沖縄県那覇市の遺言・相続専門JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間恒浩です!
目次
ジャズにどっぷりつかる
この一週間はジャズに漬かってました。
僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)には初めてミュージシャンでジャズも演奏するトム・イナガワさんをお迎えして放送しました。
収録が7月2日(月)で放送が4日(水)。
トムさん音楽のお話とこれまで経験されたこと、共演者の方の話がとても面白くて、僕も久しぶりに放送を最後まで聞きましたよ。
放送の翌日5日(木)にはトムさんが那覇市久茂地のJAZZクラブ「Parker’s Mood Jazz Club」に出演されるとのことで、お客様と一緒にライブを聴いてきました。
素敵なライブでしたし、トムさんやヴォーカリストのChiakiさん、お客様と長い時間話ができて楽しかった。
そして、7日(土)には待ちに待ったジャズジャイアンツの一人サックス奏者のジョン・コルトレーンの幻のアルバム『Both Directions At Once : The Lost Album』が届きました。
6月の上旬に世界を駆け巡った世紀の大ニュースでした。
1963年3月に収録された記録は残っていたものの世に出ていなかったアルバムが55年前の歳月を経て日の目を見たのです。
発見されたのは10年ほど前のようだったのですが、様々な事情で世に出たのが今年の6月29日、全世界同時発売でした。
僕の手元に届いたのは発売から一週間ほど経ってからですが、早速封を切って何度も聴いてます。
未発表音源が2曲ありますが、僕は《Untitled Original 11386》が好き。
トレーンのソプラノサックスが語り掛けてくるように思います。
「21世紀のみんな聴いてるか、これが20世紀のジャズだぜ。」
そんな気がします。
しばらくはトレーンの幻のアルバムを聴こうと思います。
土日の夜は珍しく出歩かずにジャズを聴きながらジャズ関係の本を読んでました。
まさにジャズ漬けの一週間でした。
https://twitter.com/jazzyshiroma/status/1015922227768803328
ということで、先週火曜日からこの一週間の間にブログで照会したジャズをまとめてみました。
紹介しているジャズは『』内がアルバム・レコード名、《》内が曲名です。
The Three Sounds『Feelin’ Good』
昨日(7/2)のラジオの収録でピアニストのトム・イナガワが紹介してくださった曲が3曲ありまして、The Three Soundsの曲も紹介してもらいました。
ジーン・ハリス(ピアノ)、アンディ・シンプキンス(ベース)とビル・ダウディ(ドラムス)のトリオです。
失礼ながら知らないトリオでした。
しかし、紹介してもらった曲はとても軽快で楽しくなる演奏でした。
ラジオで流した演奏はThe Three Soundsの《Broadway》でしたが、音源が見つからなかったので、Youyubeで見つけた『Feelin’ Good』を紹介します。
その名の通りいい感じの演奏が続きます。
ジャズは奥深いですね。
素晴らしいジャズメンが沢山います。
知ることの喜びを刺激してくれます。
The Three Sounds《Broadway》
今夜は僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)の放送ですが、素敵なゲストをお迎えしています。
ミュージシャン・ピアニストのトム・イナガワさんです。
演奏するジャンルはクラシック、ポップスやジャズまで幅広く県内外でご活躍されている方です。
ユーミン、松山千春やテレサ・テンなど多数の有名なミュージシャンとも共演している凄い方です。
そのトムさんにご紹介頂いたうちの一曲がピアノトリオThe Three Soundsの《Broadway》です。
とても軽快な演奏で心弾みます。
ピアニストのジーン・ハリスの演奏がはじけてます。
今夜のラジオ番組でも聴けますが、ここでも紹介しておきますね。
ズート・シムズ《Softly As In A Morning Sunrise》
昨日(7/4)の僕のラジオ番組「ジャジーのJAZZタイム×幸せな相続相談」(FMレキオ80.6Mhz)にはミュージシャン・ピアニストのトム・イナガワさんにゲスト出演していただきましたが、トムさんには3曲のジャズのご紹介を頂きました。
どの曲も良かったですね。
リスナーさんからも好評でした。
今日はエンディングに流したサックス奏者ズート・シムズの《Softly As In A Morning Sunrise》(朝日のようにさわやかに)を紹介します。
ルイ・アームストロングが歌ってたこともあって有名な曲ですが、シムズの力のある伸びやかなサックスの音色が素晴らしいです。
なんだか腹の底から力が出てくる感じですね。
僕の好きなジャズマンの一人です。
ジュリー・ロンドン《You And The Night And The Music》
昨晩(7/5)のジャズライブで聴いた曲をYoutubeで探してみました。
これまでも何度か聴いたことのある曲ですが、やっと曲名がはっきりわかりました。
ジュリー・ロンドンの《You And The Night And The Music》(あなたと夜と音楽と)。
ジュリー・ロンドンが色っぽく歌い上げてます。
大人の女性の歌ですね。
調べてみみたらミュージカル「リヴェンジ・ウィズ・ミュージック」で使われた曲のようです。
歌詞は完全に大人の世界のはなし。
女性が男性に向ける欲望が歌われてます。
ジョン・コルトレーン『A Love Supreme』
ジョン・コルトレーンはマイルス・デイヴィスのバンドでも演奏していましたが、当時は粗削りで技術が不足していると批判を浴びることもしばしばだったようです。
しかし、ジャズに対して真摯に向き合うトレーンは次第に自分の音楽スタイルを確立し、そして発展させていきます。
今回発見された幻の音源が録音された1963年頃には独自の音楽観と演奏スタイル、そしてバンドメンバーと作り出すジャズは唯一無二の存在として不動の地位を築いています。
そんなトレーンの黄金のカルテットが作り出した数々の名盤の中から今日は『A Love Supreme』(至上の愛)を紹介します。
カルテットが織りなす縦横無尽の迫力ある演奏が楽しめる一枚です。
ジョン・コルトレーン『Both Directions At Once : The Lost Album』
20世紀のジャズジャイアンツの一人サックス奏者トレーンことジョン・コルトレーンの幻のアルバム『Both Directions At Once : The Lost Album』を昨日から聞き続けていますが、未発表曲の2曲《Untitled Original 11383》と《Untitled Original 11386》を含めてとてもいいですね。
トレーンとマッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)とエルヴィン・ジョーンズ(ドラムス)の黄金のカルテットの演奏は夫々の音が複雑に絡み合いながらもホットな演奏が繰り広げられています。
なんだか大音量で聴きたくなるアルバムです。
特に3曲目に収録された《Untitled Original 11386》のフレーズがとても好きです。
巧く言葉では表現できませんが、トレーンのテナーが語り掛けているように思うのです。
まずは聴いてみてください。
ジョン・コルトレーンの幻のアルバム『Both Directions At Once : The Lost Album』
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